ジャズギターの巨匠 Wes Montgomery (1923-1968)はオクターブ奏法で有名だが、彼がギターを弾き始めたのは二十歳の頃チャーリー•クリスチャンの演奏を聴いてからだと言われている。
後に兄モンク(ベース)弟バディ(ヴィブラフォン•ピアノ)と結成したモンゴメリーブラザース名義でのアルバムも残されている。
1960年に発表されたアルバム『The Incredible Jazz Guitar』によりウエスの名がジャズギター界に知れ渡った。
1967年『A Day I
偉大なギタリスト達 4
『ジャズギターの開祖』と呼ばれる Charlie Christian を紹介する。
彼は1940年代初めにベニーグッドマン楽団に所属し、ジャズの革新的スタイルであるビバップを生み出した先駆者の一人である。
有名な音源としては『ミントン•ハウスのチャーリー•クリスチャン』が挙げられる。1941年ニューヨークのミントンズ•プレイハウスにおけるディジー•ガレスピー(トランペット)やセロニアス・モンク(ピアノ)とのセッションがレコード化されたものである。ここで聴ける強烈にスイングした
偉大なギタリスト達 3
私の中で絶対外せないギタリストが Jeff Beck である。ec と同じくヤードバーズに在籍していた彼はそこで『 Jeff's Boogie 』の名演を残している。アップテンポのリズムとハーモニックスを効果的に取り入れた初期の傑作である。
その後 第1期 Jeff Beck Group を結成したが、ボーカルにロッド•スチュアート、ベースにロン•ウッドという豪華メンバーであった。このグループはセールス的には振るわなかったが私が好きな曲はデビューアルバム『 Truth 』の冒
三大ロックギタリストの一人 Eric Clapton について少し述べてみます。(以下ec) ec のデビューはイギリスのブルースロックバンド ヤードバーズでした。代表曲としては『Got To Harry』『Hide Away』が挙げられます。
当時のecはフェンダーのテレキャスターを使用しており音色はやや線の細いものでしたが、彼の演奏を聴いた若者がロンドン市街地の壁に『Clapton is God !!』と落書きした事が瞬く間に広まり、若くして『ギターの神様』という称号