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読むは怪異な季節が来たり。

暑い。暑いぞ。
基本、室内培養のもやしっ子こと、私あきるは、夏が苦手です。
例年は接客業で家にいることがなかったので、「汗をかく」という生理現象からはだいぶ距離を置いていました。

がしかし、今年は転職して、図らずも在宅勤務に。

嬉しような嬉しく無いような・・・。

じりじりと暑さが増してくるのと時を同じくして、わたしのホラーへの熱さもじりじりと増してきます。

外が暑いなら、背筋を凍らせればいい。

なんて短絡的な発想。
そしてなんなら、鳥肌は立つが、暑いことには変わら無い。
けど、それでも良いのです。

夏と秋になると何かしらホラーの本を購入して読んでいるのですが、今年は小野不由美先生の「屍鬼」がとてつもなく読みたくなっております。
一昨年の夏も怖い怖いとか言いながら読んでいた気がします。

が、今現在、巌窟王を読んでいる為、ちょっと長編は控えたい・・・。
(なんなら巌窟王が7巻までの大長編)

というわけで、以前から気になっていた、「営繕かるかや怪異譚」をようやっと手に入れました!

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営繕かるかやがメインではありませんが、それを軸とした、短編集となっています。
もちろん、タイトルに「怪異譚」と銘打たれている通り、短編は全て怪談話。
小野先生の「残穢」などの本格ホラーとは異なり、背筋は粟立つけど、折り合いをつけてうまく日々を営んでいく物語が基本です。
なので、ホラー苦手な方でも読みやすいのかなとは思いますが、いかんせん小野先生。結果論的には本格的なホラーでなくても、読んでいる過程は普通に怖い。
まだ半分しか読めてい無いので、読みきったら、感想を綴りたいな。

そして今年もやってきました。

カドフェス 2020

学生の頃はよく本を買っていたので、夏になるとなんとなく眺めていましたが、社会人になってからは、そういえば全然目を通していなかった昨今。
ハッケンくんの小さなキーホルダーが好きでした。

ちなみにわたしが購入した「営繕かるかや怪異譚」も載っていました。
だから書店で、見えるところに推し出されていたんだろうな。

その他もろもろ、眺めていると読んでみたい本がたくさんありました。
とりあえず、これまたずっと気になっていた鹿の王(今更)を読んでみたいです。今度アニメ映画化もするようなので。

しかし、小野先生の文体は、やはり心地いいですね。
怖いけど。

おしまい

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