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ボディコピーが書けちゃった1つの方法

失敗なんて、したくなかった。
だって、失敗したら傷つく。笑われる。落ち込む。やってきたことが無駄になる。誰も喜ばない。心が痛い。
そうやっていつしか挑戦や試行錯誤もできなくなっていた。

でも、挑戦や試行錯誤に失敗ってある?
成功しなかった。でも「そのやり方で成功しない」と気付いた。気付けたらもう成功じゃないか。
そうやって成功する方法を探れる。失敗を繰り返すから成功にたどり着く。

さあ、何回でも失敗しよう。


というボディコピーができあがりました。
いわば「何回でも失敗したくなるキャッチコピー」ってところかな。
これ、何人かに響いたみたいで、それも嬉しかったけど、
作る過程の思考回路が自分にとって面白かったので、整理しました。
それがこんな感じ。

①「そうだ、何回でも失敗しよう」のフレーズが思い浮かぶ。
②かっちょよく言いたいので、ボディコピーを作ろう。
③導入はアンチの「失敗なんて、したくなかった」。
④例示で心情込みの共感をねらう。
⑤結論に繋げるために、抵抗感なく何回でも失敗できる要素がほしい。
⑥その要素は挑戦とか試行錯誤とかかな。
⑦転回させて失敗を失敗と言わせないように、説得力があるように、新たな気付きがあるように「失敗は成功の元」成分を混ぜ込む。
⑧全体眺めてリズミカルに整える。
⑨完成!

いまから見返せば「恥ずかしいを入れたかったな」とか「並べる要素を3にしたかったな」とかあるのですが。
このやり方で所要時間20分ほど。
自分にとっては大きな1歩でした。
何が大きな1歩かというと、まとめると4点。

1.導入部分に結論のアンチテーゼを持ってきて、うまく中段で繋げることができた
①と③が真逆ですよね。シナリオだと(少しだけかじっています)常套手段である、導入でアンチを設定。僕はまだうまく書けたことがありませんでした。なぜなら起承転結の承や転でうまく繋げられなかったから。でも今回はそれがうまくいった。説得力ある形でうまく繋げられたと思います。これは1つの成功体験。

2.1つの型ができた
1回成功体験をすることで、自分の中では1つの型ができました。めちゃくちゃしっくりきています。
シナリオにそのまま生かせそうだし、例えば「強い人こそ、弱さを見せる」とかそんなフレーズを結論に持ってきても「弱さを見せるのは、いつだって弱い人だ」とかで始めることで、中身が自然と出来上がる気がします。
いろんなことに応用が利きそうだし、つまるところ1つのフレーズがあれば、400字くらいのコピーはささっと作れそう。

3.自分のことじゃないことを書けた
ちょっと語弊があるけど、自分のことを書いたわけではないんです。
「そうだ、何回でも失敗しよう」は本心だけど、前半部分は自分のことを書いたわけではなく、こう思っている人が多いだろうなあ、って考えながら作りました。それがちょっと受けたのかな。
いつも自分のことばかり書いてたから、多くの人があてはまるようなことを書いたのは初めてなので、それも手ごたえあり。

4.実験感覚で書けた
これが1番大きいかもしれない。「ちょっとやってみよ」という気軽な気持ちで書いてみて、反響がどれくらいあったのか見る、という「実験」で書けました。だから完璧を追求せずにとりあえずぽいって投稿できたし、この感覚は今後行動するうえで大事にしていきたいなと思います。いままではどうしても完璧を求めてしまっていたから。これからは「そこそこいい出来だと思うんだけど、こんな感じでどう?」くらいで出して、フィードバックをもらうやり方にシフトできそう。こうすることでたくさん挑戦できるもんね。

こんな感じで、書くうえでの武器を手に入れた気がした、という話でした。
今年はnoteを書き続けるって決めたから、これからもたくさん書くぞ~!

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