破局化という思考

辛い、やめたい、止まってしまいたい、、、みたいな思考のことを心理学では破局化と呼ぶらしいです。こういう思考になった人は、我慢できず、諦めてしまう可能性が高くなるらしいです。過去につらい経験をしたひとは、その経験と、今のつらい経験を比べることができ、それによって破局化が起きにくいので、レジリエンスが高まるらしいです。

辛いことを経験したことで弱い人間になってしまった。という考え方をする人と、逆境を経験したことで、強くなれたと考える人とでは、その後の行動が大きく異なってくる。そして、感情は一時的なものであると、苦しみは永遠には続かないと理解しておくというのが重要な考え方です。

このように書いていくと、逆境やトラウマ的な出来事それ自体に価値があるように感じられるのですが、そうではありません。それらの経験を自分がどう解釈するかなのです。それらの経験をどう意義あるものに変えられるかが鍵です。

逆境に良い点を見つけるように癖づけておくと、その状況でも、何かしら楽しんだり、解決策を見つけたりすることができるようになります。物事の良い面も悪い面も見ることができるということは、長期的にメリットであるらしいです。色々良い効果があるこの行動ですが、これは自主的にやってこその効果だそうです。

他人の成長ストーリーを見ると、自分のレジリエンスも高まるらしい。これを代理成長と呼ぶらしい。んで、ここでの一番のポイントは、心から共感することだと言われています。その人の悲劇にも、成功にも素直に共感することで、自分のレジリエンスも高めることができるということです。その人のことを哀れんだりすると、その成長が阻害されるらしいです。気をつけたいと思います。

ストレスは害もあるが、良い面もあるということを知り、考え方やモノの見方で実際に脳や体に変化が起きるということも知ることで、僕は今まで邪険にしていたマインドセットについて心を開くことができるようになりました。自分の想像力をそっと許し、ストレスから何を学ぼうか、、、、、

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