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自衛隊入隊 第一章続き

新隊員編

無事静岡県にある
富士学校(富士駐屯地)到着しました。

駐屯地を分からない方も多いので
簡単に説明すると
私自身も正式なところはよくわかりませんが
基本的には独身の人はここに住んでおり
結婚したり、階級があがることで
外に住むことになる。

門の前には警備の為、自衛官が立っており
一般の人からすると入りづらい雰囲気だ。

ちなみに駐屯地の中には(場所によるが)
コンビニ、ATM、床屋、居酒屋など
駐屯地内で生活できるものが一応揃っている。

駐屯地内で生活していれば
スマホ代以外はお金をかけずに生活できる。

家賃、水道光熱費、
食費(少し払っていたかも)
ほとんどかからないのが最大のメリット。


ここまでの話だと駐屯地って
最高の場所って
思う方も多いと思いますが
ここからはデメリットについてお話しします。

門限がある事と外出に許可が必要なのです…

門限の時間は忘れてしまいましたが
まあまあ早かったと思います。
遅れると外出禁止とか
そんなこともあったと思います。

外出の許可もちゃんと
前もって出しておかないと
出掛けられないなんてオチもあります。

あとは駐屯地内に住む人は残留という
何かあった時のために3人残っていなければ
ならないというシステムがあります。

残留になった時の絶望感やばいんですよ。
せっかくの休日を柵の中で過ごさなければならない辛さといったら忘れられません。

ただ私の時は後輩で残留に積極的な子が居て
その子のおかげで多く外出することが出来ました。
貯金をしている人は残留に積極的な事が多い。

少し長くなりましたが
駐屯地の紹介は終わります。

本題の新隊員の話です。

一番最初は忘れもしません。

坊主にした記憶もありますが
それ以上に縫い物の時間が地獄でした。

定規で1ミリ単位で測られて
少しでも曲がっているとその場で
剥がされるのです…
気が狂いそうでした。
やばいところにきてしまったなと。

なんとか終わらせてここから
新隊員生活が始まります。

起床・点呼→朝食→訓練→昼食→訓練→夕食
→入浴→洗濯・アイロンがけ・靴磨き→点呼
→就寝

これが1日の大体の流れです。
ただこの一つ一つがきついのです。
*ちなみに場所によって訓練の
  キツさは変わったりします。

次回は起床・点呼編です。
読んでいただきありがとうございました。






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