自己紹介的な

少し詳細な自己紹介的なことを書きつつ、束縛されない程度に今後の方針を書いてみます。プロフィールにも書いたとおり私は大学の哲学科で学位を取得しました。学位論文はフーコーの『監獄の誕生 監視と処罰』を扱ってか書きました。もう少し詳しく言うとフーコーの権力論のなかで、規律権力と規範(norme)の関係がどのようになっているのかを分析しました。書き終わったころには二度とフーコーの文章は読みたくないと思っていたのですが。それから20年が経ってちょっとだけ『狂気の歴史』に立ち戻ったりもしています。これからnoteで書いていこうと思っているものは読書ノートですが、そのとき常に「狂気」というテーマが見え隠れするはずです。

それは私が「狂気」に関わる病を長年患っているからでもありますが、読書ノートの目的はむしろ狂いを馴致することにあります。

最終目標はドゥルーズ&ガタリ『アンチ・オイディプス』を読解することです。未だに何が書かれているのか理解に苦しむ書物ですが、避けては通れません。その準備作業として小泉義之の『ドゥルーズと狂気』を読んでみるつもりです。noteの皆様と有益な意見交換が出来れば幸いです。宜しくお願い致します。

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