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転職マメ知識:中四国エリアのテレワーク普及率ついて

こんにちは。ストロングエージェントです。

弊社では地方で働きたい(中四国エリア:岡山県・広島県・愛媛県・香川県・高知県)と思っていらっしゃる方のための転職支援・また採用したいと思う企業様の採用支援を採用事業部として行っています。

コロナ禍で普及した”テレワーク(リモートワーク)”ですが、UIターン含め地方にかえって働きたいや地方で働くことに興味をもっていらっしゃる方に都市部との現状がどのくらいか?を理解してもらえればと思い、今回はこのテーマをお伝えします。

数字で見る地方(中四国エリア)のテレワーク普及率


コロナ禍で感染拡大を抑える以前から働き方改革の一環として推進されてきたテレワーク(リモートワーク)。このコロナウイルスの流行前はほとんど普及していませんでしたが、感染拡大後、密をさけるという意味で一気に企業の導入が進みました。

テレワークのメリット
◆社員の通勤時間が短縮できる
◆コスト削減になる
◆優秀な人材確保が可能など、
テレワークを前向きに捉える企業も増えてきているように感じます。

ただ、ここでみなさんにお伝えしたいのは、導入が進んでいるのは人口が多い東京・大阪などの都市部を中心になります。地方に目を向けて見ると、まだまだテレワークを実施している企業が少ないのが実状です。

中四国地域(岡山・広島・香川・愛媛・徳島・高知)のテレワーク普及率ですが若干古いデータになりますが、2020年6月に内閣府がテレワーク実施状況に関する調査をしたところ、「東京圏:48.9%」「地方圏:26.0%」と、東京圏に比べて地方でテレワークが普及していない現状が明らかになりました。

またパーソル総合研究所が2021年8月に発表したテレワーク普及率に関する調査結果によると、中四国地域のテレワーク普及率は下記になります。

・広島県:15.3%
・高知県: 14.9%
・香川県: 11.6%
・岡山県: 10.7% 
・愛媛県: 9.7% 
 

しかし普及率上位の関東圏:41.8%と比べると、数値から差は歴然。
導入は全く進んでおらず、都市部と地方の差が浮き彫りになっています。

引用元:パーソル総合研究所 「第五回・新型コロナウイルス対策によるテレワークへの影響に関する緊急調査」2021年8月
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/research/assets/telework-survey5.pdf

地方でテレワークが普及しない要因


テレワークが普及しない理由には大きく5つの課題があると言われています。

1.紙で保管する、ハンコ文化
2.インターネット環境・ITに関するリテラシー問題
3.社員の業務管理や仕事に対する評価が困難だと思い込んでいる
4.コミュニ―ションが取りづらくなるのではという不安
5.テレワークに適していない業務の存在/製造業などが多い

地方企業にとっては、特に1・2の課題が大きいのではないかと考えています。弊社でも現在デジタル化推進の支援をコンサルティング業務でもおこなっています。
現在、高知県の委託案件において「地域デジタル化人材育成講座」を開催しています。地方でのデジタル化推進を弊社としても支援したいと思い、様々なツールをご紹介したりしています。しかし、まだまだ上記1のような企業文化が根強くあります。

また2で書いている地方においてはITリテラシーが低いことも課題です。
高齢化も加速していることもあります。昔からの慣例からデジタル化や紙を使用しない方法に切り替えることに対して「大変なのでは?」という先入観もあり苦戦しているように感じます。

特に契約書については、弊社取引先企業様にも電子契約での締結をお願いしていますが、コロナ禍を経て現在は対応いただけるようになってきたと感じる部分もありますが未だ紙に印紙を貼って契約書を締結したいという企業様もあるのも現状です。

また、「在宅勤務の通信環境を整備できる人材がいない」
「複数人で1台のパソコンを利用している」という都市部では考えられないかもしれませんが、インターネット利用環境・セキュリティ面にも多くの
課題がある企業は依然として多いように思われます。

また、通勤環境として都市部と大きく違うのが「車通勤する社員が多い」という地方ならではの要因も考えられます。電車通勤であれば、長時間にわたり不特定多数の通勤者と接触しますが、車通勤であれば家から会社まで誰とも会わずに移動することができます。毎日の通勤に対するリスクが少ない点も、会社で仕事をする、つまりテレワークが普及しない理由になっているようにも思います。

地方企業がテレワークを推進していくためには、これらの課題を一つ一つ解決していく必要があります。今こそ、企業も働き方を改革し、リモートや副業を認めるなど働き方は多様化が一気にすすみました。地方においても、さらなる事業の拡大に向けて多様な人材を確保していく必要があると思います。フレキシブルな働き方を認めていくことはとても重要だと思われます。

テレワークの重要性は理解しており導入している企業は増えている

ここまでで中四国エリアの企業はテレワーク(リモートワーク)導入に否定的なのかと思ってしまった方もいますが、ご安心ください。
この流れをもちろん弊社の取引先企業も理解しており、ご紹介企業によっては営業職でも自宅を中心にリモートワークを推奨している企業様や、職種によって出社しなくても可能であることを理解して募集している企業様の案件も増えてきています。

多様な働き方への理解を深めていただくために、実際弊社では、地方ではなかなかない、テレワーク・リモートワークを推進しているのでその実例をもとに働き方の選択肢についてもご説明しています。

実際に弊社のテレワーク・リモートワークへの取り組み
・紙での契約書→電子契約書へ変更
・紙での請求書→請求書の電子化サービスを利用し、複数メンバーで情報をシェア
・社内の情報共有→ドライブを利用し一元管理
・社内会議・求職者面談→オンラインzoomやGoogle meetなどツールを駆使

こういった取り組みをしながらどこでもいつでも働ける環境を整え
メンバー全員で取り組んでいます。

実際に行っている上で改善工夫を繰り返し現状はこのような形で進めているので企業様へもテレワークのメリットやデメリット、またデジタル化についても情報を提供することができます。

転職者の皆様も多様で柔軟な働き方が地方でもできる!であったり、
このエリアでの働き方が変わっていくことはこれからの少子高齢化や人口減少を食い止めるひとつの魅力になっていくと思います。

このエリアの働き方・意識の変革についても弊社も一緒に伴走しながらお手伝いできるといいなと思っています。

以上今日は都市部で働く求職者の方や地方での働き方のイメージって実際どうなの?と感じられる疑問に回答してみました。

是非参考にしていただき、また柔軟な働き方が増えるよう弊社も全力で企業様に向けて求人案件をいただく際に提案してまいります!

【登録・転職希望の方はこちら】
https://strongpoint.co.jp/strong-agent

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