良いシーンを観れました!10/31横浜DeNA×阪神戦
2020/10/31(土)
横浜DeNAベイスターズ×阪神タイガース戦をネットで見ていました。
そこで良いシーンをいくつか見ることができて、「野球っていいな」と思いましたので野球未経験、野球素人の僕が書きます。
横浜×阪神戦、試合早々に阪神が大量得点し、あきらめていた試合でしたが、PC作業しながら観戦していました。
【その1】大和選手、引退する元同僚の藤川からHR
試合がほぼ決まっていた9回裏2アウト、阪神は今年引退を発表している藤川投手がマウンドに上がりました。
横浜スタジアムでの登板は最後になるだろう、というところで大量リードしている9回の裏2アウトの時点で登場しました。
対する横浜は、先日初打席初2塁打の鮮烈デビューしたルーキー森選手。
のはずだったが、ここで気を利かせたラミレス監督。
藤川投手の元同僚大和選手を代打に出しました!
戦術として考えると、右投げの藤川投手に対して、左打ちの森選手でも良いケース。ルーキーに藤川投手を経験させておいてもよいところ。
その場面で元阪神(2018年にFAで横浜へ移籍)の大和選手を代打に出した、ラミレス監督の「粋」な演出。ラミレス監督も退任が決まって以降、少しのびのびした表情が見られるようになりました。
球場全体「おーっ!」という感動の声。
藤川投手×大和選手、もちろん真剣勝負なのでお互い手を抜くことはないでしょう。
藤川投手の大和選手への4球目、「レフトフライかなー」と見ていたら、「あれっホームラン、入っちゃうの!」となんとスタンドイン!
ホームランバッターでもない大和選手。お互い真っ向勝負する姿が素敵でした!
藤川投手の笑顔(苦笑い)もあり、阪神ファンからのあたたかい拍手もあり、とても良いシーンを見れました!
デイリーの記事より引用
「大和とはFAで横浜に行く時に『ストレートでどんどん勝負しような』と話をしていたので、最後にそれが実現できたので、うれしかったですね」
次のバッター中井選手が見逃し三振でゲーム終了となりましたが、中井選手が空気を読んで?見逃し三振で終えスッキリしたゲームでした。
【その2】ロペス選手、ホームランで決めたNPB通算1000安打
最終回の出来事の前に、ロペス選手がNPB通算1000安打を見事、ホームランで決めました!
つい先日、10月24日広島戦にて、日米通算2000本安打を記録したロペス選手。(MLB1005安打+NPB995安打)
次なる記録は、NPB1000本安打が迫っていましたが、この日ホームランで達成されました!
日米両国での1000安打を記録した選手は、イチローと松井秀喜の2人のみ。
そこにロペス選手が加わり、外国人選手としては初の記録となりました。
試合中はあまり感情を表さないほうですが、打った瞬間ホームランとわかったためか、その表情・動作は大きなものでした。
今シーズンは一時2軍で調整のときもありましたが、こうして復活してくれたのも元々の安定感があるからですね。
ロペス選手の魅力は何といっても「人柄」。
新たに入ってきた外国人選手にチームや日本に慣れてもらうため積極的に話しかけたり、試合外でカメラを向けられたときのオチャメさは、誰からも好かれるキャラクターでしょう。
試合後の記念セレモニーを見ていましたが、まるで引退セレモニーのような感じで感動的でした!
次なる記録は、NPB200本塁打まであと3本。今年中に見れそうな気もする。。。
総じて、大敗したけど良いゲームでした!
【その3】10/27巨人戦、ルーキー森の初安打に坂本選手が声をかける
日にちは違いますが、10月27日の巨人戦でもほっこりした出来事がありましたので書いておきます。
DeNAのドラフト1位ルーキー森敬斗内野手が8回に代打で登場。
プロ初打席であわやホームランかと思うぐらい大きな当たり、レフトフェンス直撃の二塁打を放ちプロ初安打をマークしました。
森選手が2塁に着いた際、ショートの巨人・坂本勇人選手からの祝福の言葉「おめでとう」と声をかけられたとのこと。
まだ優勝が決まっていないときに、こうして気を配って声をかける坂本選手もやるじゃんと思いました。
そんなゆっくりじっくり観戦できるプロ野球は、あらためていいなと思いました!
今年は、コロナ禍でバタバタした開幕でしたが、来年はフルシーズンで見たいものです。
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