猫と暮らす その42 姉弟

撫でられるとき地蔵と化していたムッシュがどうやら、撫でられる気持ちよさに目覚めつつあるようだ。

ムッシュからすれば一度撫でさせてしまったがために、隙きを見せるとニンゲンがすぐに近寄ってきて撫でようとするor撫でてくるという構われてしまう日々が始まり数週間。
はじめの頃は我慢し面倒くさそうにニンゲンに付き合っていたがここのところ少し様子が違う。

撫でを誘っている節がある。
まどろっこしい表現なのでストレートに言い直すと、撫でられたがっている時があるように見受けられる。

人の近くに寄ってきては静かに座りコチラをチラ見。
キャットタワーの上では頭をニンゲンの方に向けてアピール。
ソファーの上ではやや腹を出し気味で横になり誘惑。

いずれのタイミングもかなりの確率で撫でることができるのだ。
しかもそこそこ長い時間。(ムッシュは以前10~30秒ぐらいしか触らせてくれなかったが最近は1〜3分!!)
日々触れ合いが増え距離が縮まっていると(一方的に)思っている。

上述の彼のこれらのサインに気づくことができたのは、マダムのおかげが大きい。
マダムの方が先に触れる様になったのだが、彼女もまた最初の頃は同じようなサインを出していたのだ。


我が家に来てトイレから出たのも、ケージから部屋に出たのも、撫でることも、抱っこも、スリスリも、ゴロゴロもすべてマダムが先だ。食べ物のこと以外はムッシュはマダムの後を追いかけているの様に思われる。

そう考えると、きっとマダムのほうがお姉さんで「姉弟」はこの字が当てはまるのだろう。

ムッシュの次のステップが楽しみだ。

2018.5生まれの2匹の猫ズとの生活の出来事、おもひで。 ハチワレのオス ムッシュ キジ白のメス マダム はじめての猫、はじめての多頭飼い。手探りの共同生活で気づいたことや思い出のログとして、駄文を書き留めています。