全てのいびつな経験というのは最終的にすべてつながっていくんだなぁと感じた。

学生時代、教科書の文字だらけの内容がとっても苦手で、

授業終わった後、全部図にしたり、名前をつけたりして、理解するようにしていた。というか、そうしないと理解できなかった笑

それは、人よりもとても時間がかかるし、文字だけで理解できる人よりも何倍も時間がかかったと思う。当時は文章そのまま理解して覚えられる人がとてもうらやましく。。。

でも、それは今デザインの仕事をやっていく上で、とても役立っているように思える。聞いた内容を構造化してみたり、グラフにしてみたり。いきなりできるようになるというよりは、過去の経験を少しずつ引き出せているのかもしれないけど。

そしてある意味、何か苦手なことがあるということは、苦手な人の立場を理解できているということでもあるなと。得意なことがあるというのは、逆に苦手な人の気持ちを理解することはなかなか難しい。

健康に生まれた人は、病気を抱えている人の気持ちを理解することは難しいし、精神障害を持っている人は、人より感覚が優れていることもあったりする。

良いことがあっても悪いことがあっても、一つそういう経験の点を集められたのだと考えていくと、すべてにおいて、今は途中経過地点に過ぎないのだと思える。

人それぞれ、スタート地点が違うのだから、それぞれの経験があるし、それぞれの視点がある。他の人と同じルートを辿ることなんてないし、もしあるとしたらそれはその人の生き方ではないのかもしれない。

だから、もっとたくさんの点を集められるように、たくさん行動し続けていきたいなぁ。きっとそれに尽きる。

と帰り道にぼんやり考えていたことを書いたのでした。