見出し画像

アクションコマンドのJSONを実行する Keyboard Maestro 用アクション

Photoshopでは,昔からScriptingListenerというプラグインを利用して,動作をコードとして記録・実行できました。アクションよりはカスタマイズの自由度が高く,0からスクリプトを書くよりも簡単なので,ちょっとしたオリジナル機能を作るのに重宝します。

現在はUXPという自動化技術に取り込まれ,特に何かを追加インストールすることなく記録できるようになりました。次のような流れです。

 メニューの プラグイン > 開発 > アクションコマンドを記録… を選択する
 ダイアログでコードの保存先を指定する
 記録したい動作を実行する
 アクションの記録を停止 する

アクションコマンドを記録… のメニュー項目の場所
Photoshop > 環境設定 > プラグイン > 開発者モードを有効にする をONにすると開発サブメニューが出現する

できるコードもただのJSONで,読めばなんとなく何をしているかわかる内容になります。例えばこれは「Your Layer Name」という名前のレイヤーを作るコードです。

[
  {
    "_obj": "make",
    "_target": [{"_ref": "layer"}],
    "using": {
      "_obj": "layer",
      "name": "Your Layer Name"
    }
  }
]

自分でも扱えそうな気がしてきましたね? そこで今回は,アクションコマンドのJSONを実行するKeyboard Maestro用アクションを紹介します。

あらまし

Photoshopにて,テキストで指定したアクションコマンド用JSONを実行します。UXPのbatchPlayとActionDescriptorを利用するので,詳細を知りたいかたはリンク先をご参照ください。

このKeyboard Maestroアクションは,Photoshop 2023 (24.4) かそれ以降のバージョンが必要です。それ以前は動きません。

基本の動作環境インストール方法はそれぞれリンク先をご確認ください。macOSとKeyboard Maestroを使用中のかたのみご利用できます。

使いかた

Photoshopの書類を開いた状態でアクションを実行してください。JSONテキストで指定した動作を実行します。

買う

すべてのアクションをまとめてほしい場合は,マガジン[MaestroPack]または記事[前面にあるAdobeアプリを自動で動かす Keyboard Maestro 用追加アクション]をご購入ください。すでにそちらの記事を購入済みの場合は,その記事からダウンロードできます。

単品で買いたい場合はこの記事をご購入のうえ,下のリンクからダウンロードしてください。

ここから先は

11字
この記事のみ ¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?