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激動の夏が終わる

こんにちは。
前回の投稿から日にちが空いてしまいました。別に飽きたわけではなくて、ただ忙しくて。

僕は本日で夏休みが終わり、明日からは秋学期が始まります。
約2ヶ月もの休み、しかもこれまでにないほど「自由な」夏休みでした。思えば東京や韓国、広島、北海道2回と様々な場所に行きました。
本当に楽しく充実した夏休みでした!!

で終わればよかったのですが、9月に入ってからの3週間が僕を苦しめたわけです。正直今年の夏は楽しいというよりも「苦悩の夏」だったかもしれません。

9月から僕は大学のホッケー部に入りました。大学生活が思ったよりも暇だったこと、何か頑張れるものが欲しいという思いがあり、先輩や周りの人に勧められて結構軽い気持ちで入部を決意したのです。
ホッケーはマイナーで初心者も多く、同級生を中心に先輩ともすぐ仲良くなれました。練習も本気で上手い人も多く、はじめのうちは楽しかったです。

しかし練習試合や合宿に行って、本気で上手くなろうとしているこの環境この強いチームに僕は合わないなと感じ始めました。
僕はホッケーそのものというよりも、高校時代のように楽しみながらあのメンバーとやるホッケーが楽しかったのです(見るのはどんなんであれ好きです)。 その乖離を持ったままこの先続けていけるとは思いませんでした。

結果的に2週間ほどで逃げるようにして退部しました。部長に相談した際は非常に親身になって相談に乗って頂き、逆に申し訳なく思いました。部員には何も言われないようLINEで別れを告げて直ぐ退会。2週間ですしこれくらいでいいでしょう。大して打ち解けたわけでもないし。インスタ誰とも交換しなくて良かった〜。

帰り道、母からのLINEで、丁度聞いていたのが優里のベテルギウスだったのも相まって泣きそうになりました。

内容は、「(母が)短大を出て働いたけど自分には合わなくて仕事を辞めて、頑張って大学受験して院まで通い、その一連の決断をしたから今の教師人生があることを説き、気持ちは理解できるから好きなようにやりなさい」というものでした。

大学入ってからバイトも辞め部活も辞め、本当に良いことがないです。楽しんでいるようでどこか空っぽなものがある感じ。母にも「大学入ってから表情が曇ってる」と言われました。

自分としてはたどり着いたのは「特別になろうとしすぎている」ということです。自分で言うのもなんですが、人より少し勉強ができて運動もできる。だからって優等生になろう、運動部で頑張ろうと考えたのがダメだったのです。
自分は普通を求めていたのです。友達と遊び、自由に予定を決めて馬鹿みたいに楽しむ、そんな大学生としての普通闇雲に特別になろうとするのではなく、特別になりたかったら目標を定めた上で努力すべきなのです。この夏それに気がつけました。

正直言葉に表せないほどに苦しかったです。でももう大丈夫。ここから半年遅れで楽しい大学生活を送っていきます。多分。

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