見出し画像

【アプリで英会話練習】HelloTalk・Tandemを実際に使ってみた

こんにちは。
勉強大好き主婦のナルミです。

「英語を試してみたいけど、手軽に実践できる場はある?」
「アプリで英会話のパートナーが見つかるって本当?」

英語などの外国語の単語や文法を学習できるアプリは、最近とても増えましたね。
その中に「言語交換アプリ」と呼ばれる種類のアプリがあります。
独身の方が恋人探しに使うマッチングアプリのように、言語の上達を目的に話相手を見つけられるんです。

手軽に出会えて、会話も楽しいので、私も使っています。
出会った人からは、反面教師も含めていろんな学びがありました。
この記事では、言語交換アプリで実際に出会った素敵な人・要注意な人、アプリを使うときの注意点を紹介します。
読み終わったあとに、「やってみようかな~」と思ってもらえたら嬉しいです♪


1.「Hello Talk」と「Tandem」を実際に使ってみた

以前に紹介した、純ジャパニーズの秋山耀平さんが使っていた「Hello Talk」、個人的なマルチリンガルの友だちに勧められた「Tandem」を使いました。

1.1 Hello Talk|ユーザー数・対応言語数が圧倒的!

・お互いの得意な言語と学びたい言語をマッチングして、メッセージやタイムラインを通して友だちと話すような感覚で言語学習ができます。
・対応言語は主要なものから、話者の多くない言語まで含めて150か国以上。ユーザー数は世界に3,000万人以上もいるとか。
・翻訳機能や添削機能、テキストチャット、ボイスメッセージ、通話など、機能が充実!!

パートナーを見つけて話しながら学ぶ方法だけでなく、クイズ形式での学習もでき、パートナーがいない間でも楽しめますよ。

1.2 Tandem|シンプル機能ながら方言や手話までカバー!

・言語交換ができる二人組=タンデムを作るアプリなので、その名も「Tandem」。
・タイムラインのようなSNS的な要素やクイズ学習などはない、シンプルな設計でわかりやすいです。
・アイヌ語やクルド語などの珍しい言語や、沖縄方言やナポリ語(イタリア語の方言)などの方言に加え、手話も取り扱われているのも大きな特徴です。

タンデム(一対一)でのやり取りに特化しているので、語学の上達により集中して取り組めます。

2.国際ロマンス詐欺に注意!実際出会った人たち

実際にテキストや通話でやり取りした人たちを紹介します。
良くも悪くもいろんな方がいました~(笑)。

2.1 たった4文字のトルコ語で感動してくれるトルコ人

日本語・英語・フランス語・トルコ語が堪能なトルコの方と音声通話をしていたときのこと。
私がカタコトの英語で「私、一つだけトルコ語知ってるよ!メルハバ!」と言うと、とても感動してくれました。(メルハバ=トルコ語の「こんにちは」)
「すッッばらしい!よく勉強していますね!あなたがトルコを旅行するとき、メルハバメルハバとだけ言っていたら、みんながあなたに親切にしてくれるでしょう!!」と、こちらが恐縮するほどでした。
「たった一言、相手の国の言葉を発しただけでこんなに喜ばれるの?!」と身をもって体感したことで、多言語を学び意欲がさらにアップしました♪

2.2 現地の写真をたくさん送ってくれるメキシコ人

日本からしてほぼ地球の反対側のメキシコの方とチャットをしていたときは、頻繁に写真を送ってくれてとても楽しいやり取りになりました。
通りの様子や飲んでいるコーヒー、カフェにある花の写真など、海外旅行経験が少ない私にとっては刺激的でした。
ただ、自分を守るため、言語の上達という本来の目的のために、私は全く写真を送らなかったので、短期間でチャットは終了しました。
写真はデリケートな問題なので、写真のやり取りに対する熱量や考えが同じ人とつながるのが無難かなと思います。

2.3 ボイスメッセージがメインの中国人

こちらが文字で送ったメッセージに対し、お返事が毎回ボイスメッセージの中国の方がいらっしゃいました。
「中国の方が英語を話すとこんな感じなんだ!」と面白い発見でしたし、楽しくリスニングの練習ができましたね。
何回かやり取りすると、自然にこちらも同じようにしたくなったので、ボイスメッセージへのハードルを下げてくれた感じです。
「旅の恥はかき捨て」という思い切った気持ちで(笑)やってみましたよ!

2.4 サッカー(プレミアリーグ)とイギリス英語を習得したい日本人

イングランドのプレミアリーグというサッカーリーグが好きで、イギリス英語をメインに学習している大学生でした。
プレミアリーグのコアな話をテキストや音声でやり取りし、「発音いいね!」と褒め上手だったこともあり、楽しくお話していました。
しかし、ある晩、学校帰りにバイクで事故に巻き込まれ、「しばらく英語どころではなくなりました…」と日本語で連絡がきて、それきりになりました…。
元気になっていることを祈るばかりです!
日本人と繋がるメリットは、おすすめの動画や書籍などを共有しやすいことですね♪

2.5 要注意!国際ロマンス詐欺?!やたら投資を勧めるアメリカと韓国のミックスの方

これは要注意人物です!!
筋肉ムキムキのイケメン、32歳独身、ITエンジニア兼個人投資家、というハイスペックな方と出会ったときの話です。
会話が程よく続いたタイミングでオドロキの写真が送られてきました。
「投資の成果(今日は◯万円儲けた)」という投資画面のスクショだったのです!

初回は「すごいね~結果出してるんだね~」とだけ返事をして流しましたが、それが数日続いた後、またもや戦慄のメッセージが…。
「君も絶対投資をやった方がいい!君は頭がいいし、僕が教えるから大丈夫だよ!来週土曜に〇〇(最寄り駅の飲食店)に行くから会おうよ!」

さすがにメッセージを読んで即ブロック&通報案件でした!!
「国際ロマンス詐欺ってやつか…」と、図らずも身をもって経験しかけたのです…。
私自身が出会いを求めていなかったのでオオゴトに至らなかったものの、もし独身のままだったら…とゾッとしました💦

誰かと繋がって会話するタイプの言語交換アプリには、LINEやInstagramなどのアカウントをすぐに交換したがる人がめちゃくちゃ多いです!!
個人情報を安易に教えるのも絶対ダメですよ〜!!
(最寄り駅教えるとかもってのほかですよ~/(^o^)\)

3.自分の身は自分で守ろう!使用する目的を忘れずに!

目的を忘れず、身の安全が確保されている状態だからこそ楽しいのが言語交換アプリです。
私が経験的に学んだ注意点を紹介しますので、安全に楽しんでほしいです♪

3.1 目的は「言語の上達」ということを忘れない!

言語交換アプリを使う目的は、あくまで「言語の上達」と設定することをおすすめします。
他の誘惑に負けにくくなりますからね。
出会いを求めることが絶対に悪いというわけではありません。
ただ、長期的に付き合える人間関係を求めるなら、アプリよりもリアルなオフラインイベントのほうがおすすめですよ。

3.2 個人情報やSNSアカウントは原則教えない!

目の前の相手と仲良くなるには、プライベートな話は多少必要ですよね。
だからといって、すぐにSNSアカウントを交換するよりは、アプリの機能で足りる範囲でやり取りするほうがおすすめです。
安全・防犯の観点はもちろん、アプリには翻訳機能が充実しており、会話が続けやすいからです。

3.3 個人情報が特定される写真は絶対に載せない・送らない!

プロフィールのアイコンやメッセージの中で、個人情報が特定されるような写真を載せたり送ったりするのは、おすすめできません。
今やどんな些細なヒントから個人情報にたどり着くかわかりませんよ?!
窓から見える景色や、カーテンの柄から特定されることもあるそうです…(怖すぎませんか)。

3.4 違和感を感じたら即ブロック&通報!

会話をしていて、少しでも変だなと感じたり、違和感を覚えたら即ブロックして通報しましょう!
自分の安全を守ることにも、アプリ全体の安全性を高めることにも繋がりますからね。
ポイントは、1人の人にこだわらず、まずは沢山の人と会話をすること。
慎重に広く多く人間関係を作り、言語を切磋琢磨し合うのにふさわしい相手かどうか見極めましょー!

3.5 プロフィール欄で出会い厨を寄せ付けない!

言語交換アプリでは、プロフィール欄を充実させるのは必須です。
使用目的や、どんな人とどんな話をしたいか、将来的にどうなりたいかなど、詳しく書けば書くほど、気が合って話が続く人と出会いやすくなります。
そこで、プロフィールには「not for romance」など「出会いを求めていない」ことを明記しておくと、出会い最優先の出会い厨の皆さんが寄り付かないでしょう。
「I'm not single.」と書いている方もいましたよ。

4.Duolingo|熱中しすぎに注意!

HelloTalk・Tandemに加え、もう一つおすすめのアプリが「Duolingo」(デュオリンゴ)です。
一対一のタンデム形式での言語交換ではなく、クイズ形式で学習を進めます。
マスコットキャラクターのデュオが、学習の進捗状況に合わせていろんな通知やメッセージをくれ、アプリそのものがパートナー、という感じです。
ウェブでもアプリでも使えるのも、私にとっては嬉しいポイントですね。

ただ、ゲーム感覚で熱中しすぎてしまうのが懸念点(笑)
時間があっという間に過ぎてしまったり、目の疲れに注意です笑。

5.安全に気軽にスピーキング力アップ

言語交換アプリは気軽に取り組めて、好きなときにスピーキング練習ができるのでとても便利です。
パートナーを見極めたり、適切に自分を守ることを忘れず、会話を楽しみましょうね♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?