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パクリとパロディ、その妻とオマージュ

最近はオリンピックのエンブレム問題から、あらぬ方向に話が飛び火し、何がパクリで何がパロディで何がオマージュか、という、「なんで今さら」と思う話題がSNSを中心に語られている。

今まで何か一つでも物を作ってみよう、と思ったことのある人なら早い段階でこの問題には行きつくのだけど、そうでない人とか、物を作ることとかにあまり想像を巡らせたことのない人にしてみれば、「あれは自分の知っているあの作品によく似てる! パクリだ! 悪! 許せぬ」と、正義感を燃え上がらせて、書き込まなくていいことを書き込んでしまうのだろう。

では、何がパクリで何がパロディで何がオマージュなのか。
そんなことはちょっと検索すれば、短い言葉で本質をズバリと書いている文章がすぐに出てくるので、わざわざここには書きませんよ。

では、何を書くのかというと、「今からここにあげる例は全てオマージュであります」ということ。
先人に最大限のリスペクトを送り、尚且つ、本人もあらゆるところでそれを公言している、正々堂々としたオマージュの天才を紹介したいと思うのです。

これを読んで皆さんも、オマージュの素晴らしさを声高に謳おう!

と、書くと、聡明な皆さんは、「ははあ、タランティーノのことを今さら紹介するつもりだなこの馬鹿は」と早合点するかもしれない。
確かにタランティーノはオマージュの天才で俺が馬鹿なのは間違いないが、今回は違います! この早合点野郎!
今回紹介するのは、
ローリー寺西です!

と、言うわけで、天才たちが集まって作ったバンド、『すかんち』の名曲群の中でもとりわけオマージュ度が高い物を紹介していきますので、皆さんは各個人でユーチューバやレンタルやアマザンなど駆使して手に入れて各々楽しむように。

今回これを書くためにすかんち全部聴き直してたけどやっぱり最高だ!

すかんちの曲名
元ネタのバンド名/曲名

魅惑のヤング・ラブ
angel/that magic touch

恋はB・O・M・B・E・R
cheap trick/baby loves to rock

ローリー・ホラー・ショウ
cheap trick/look out
sweet/action

栄光のロックンロール★キング
gary glitter/rock’n roll part2

謎なぞ♥︎Love Love
heavy metal kids/she’s no angel

仏壇返しにはかなわない
roy wood/oh,what a shame

スローソンの小屋
led zeppelin/Bron-Y-Aur stomp
led zeppelin/in my time of dying

時間の言葉
led zeppelin/when the leaves breaks
yes/time and a word

song for a week
mott the hoople/the golden age of rock’n’roll
paper lace/i did what i did for maria

秘密の24時
mott the hoople/honaloochie boogie

仮面の接吻
the partridge family/i think ilove you
the sensational alex harvey band/next

ボヘミアン・ラプソディ2
queen/son & daughter

恋するマリールー
the raspberries/play on

フローラ
the sensational alex harvey band/delilah

顔の無い眼
the sensational alex harvey band/gambling bar room blues

レターマン
sweet/sixties man

ペチカ
timebox/girl don’t make me wait

恋のショック療法
the who/substitute
the who/amazing journey

炎のロックマシーン
the who/the kids are alright

※個人の感想ですし、多分もっとある。
それにしても、ボヘミアン・ラプソディ2というタイトルの曲の元ネタを、クイーンの他の曲から持ってくるなんて最高だ!

#雑記  #音楽

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