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Kのおススメ洋画【短文紹介】

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定番からマニアックな作品まで、単なる映画好きの感想日記。
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記事一覧

Kの向くままにおススメ映画『ホーリー モーターズ』短文紹介

【美学を実践する映画】  人生て、本作みたく色々な場所で様々な役割を演じる事ではないでし…

K
2週間前
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Kの向くままにおススメ映画『日の名残り』短文紹介

【権謀術数の輩?そんなの関係ない映画】  原作はカズオ イシグロの同名小説です。 Kの前職…

K
1か月前
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Kの向くままにおススメ映画『天国でまた会おう』短文紹介

【仮面義賊の家路の映画】  第一次世界大戦後のフランス。戦没者に対しては追悼記念碑を建て…

K
1か月前
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Kの向くままにおススメ映画『メルシィ!人生』短文紹介

【ゴム製品工場の経理部で働く中年男の映画】  原題の日本語訳は『クローゼット』。意味が解…

K
1か月前
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Kの向くままにおススメ映画『ムッシュ カステラの恋』短文紹介

【お洒落な恋愛コメディ映画】  優しくて暖かいフランスの恋愛コメディ。こういうお洒落なコ…

K
2か月前
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Kの向くままにおススメ映画『マン オン ザ ムーン』短文紹介

【内閣支持率より低い映画】  コレ、解るーー。アンディのギャグ、28%の人しか理解してない…

K
4か月前
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Kの向くままにおススメ映画『ブラディ サンデー』短文紹介

【人間はきっと解り合えない映画】  《北アイルランド紛争》における《血の日曜日事件》を扱った史実に基づく映画です。 まず《北アイルランド紛争》て皆さん知ってます?Kは全く知らなかったので調べましたよ。 ↓ 簡単に言うと、、北アイルランドを巡る、イギリスとアイルランドの領有権の争いなんです。ただ、地図を見てみると北アイルランドは明らかにアイルランドのもの。島だから、繋がってるし。しかし複雑な背景があるのでしょう、そこまでは調べてませんけど。そして1960年代後半に始まったこの

Kの向くままにおススメ映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』短文…

【マーベルをやたらディスる落ちぶれヒーローの映画】  「ワンカットで進む」映画といえば先…

K
5か月前
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Kの向くままにおススメ映画『ノクターナル アニマルズ』短文紹介

【●●の復讐映画】  原作は、オースティン ライトの小説『ミステリ原稿』。 最後の最後の最…

K
5か月前
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Kの向くままにおススメ映画『キャロル』短文紹介

【L系恋愛映画】  原作はパトリシア ハイスミス。 『見知らぬ乗客』『太陽がいっぱい』の原…

K
5か月前
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Kの向くままにおススメ映画『瞳の奥の秘密』短文紹介

【意気地なしが25年遠回りした恋愛映画】  25年前に携わったある事件を基にした小説を執筆中…

K
6か月前
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Kの向くままにおススメ映画『エデンの東』短文紹介

【カインとアベルとアダムとイヴの贖罪映画】  ジョン スタインベックの小説が原作。 『エデ…

K
6か月前
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Kの向くままにおススメ映画『ライフ オブ パイ トラと漂流した227日』短文紹介

【ヴィシュヌ神に助けられたパイの漂流記の映画】  ヤン マーテル『パイの物語』が原作。 邦…

K
6か月前
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Kの向くままにおススメ映画『ラリー フリント』短文紹介

【ポルノ雑誌編集長の伝記映画】  突然ですけど、、ポルノって需要がハッキリしててそれに向けてストレートに供給する意外と健全な産業かも、ってコレ観て思いました。世の中もっと腐ったビジネスが山ほどありますからね。そういう視座から言えばKはフリント派ですね、間違いなく。モラリスト、宗教家、フェミニストなどからは激しい非難を浴びていたようですが、、Kにはそちらの商売の方がよっぽど疑わしいのです。 という訳で、実在のポルノ雑誌編集長『ラリー フリント』の伝記映画。 Kはポルノに興味あ