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俳優の仕事とは

-俳優は宗教家であり哲学者でなければならない-

初めまして、吉川大志郎と申します。

子どもの頃から俳優はかっこいいと思ってました。
何故なら本当にその役として、現実世界に存在していると思えたからです。
インディジョーンズ博士は本当に存在していると。

俳優になると決心してからは、本当に存在する為に、真実と自然な演技が必要だと考えてました。

しかし僕は、その途中で潰れました。
与えられた役に対して、何をやっても自分以外の何者でもない役になってしまう、つまり、何をやっても自分自身であると悩むようになりました。

そんな時、スタジオ共作所に出逢いました。
(通販番組みたいな流れです。違います。)

エチュードという演技訓練から始めました。

それまで僕はエチュードを、
何もない所から始まる即興劇であると、漠然とした概念をもっていました。
しかし、目標、目的、それを妨げる障害、最終的に起きる結果を作成することから始め、
流れをつくるための水路作りの様なことして、はじめて行動していくという概念を学びました。

1人エチュード(1年ぶりの帰省)

最初は1人でやるエチュード、そして、2人エチュード、小説の人物を通してのエチュードを実践してきました。

小説エチュード(吉川大志郎/中村英香)

訓練していくと、あることに気が付きました。

「役の行動をして、その時生まれた無意識の行動は、役そのものである」
と。

それと同時に、

「それは自分自身でもある」と。

この考えが生まれた時は、嬉しかったです。
難しい式が解けた感覚といいましょうか、とにかく前に進める勇気をもらいました。

歌手観察(美空ひばり)吉川大志郎

演技の方法は、いくらでもあると思います。
100通りあれば100通りとも間違ってもいないし、
正解でもない。
あるとするならば、役と自分が知っている。
それを追求し実践するのが俳優の仕事であると、
現段階では考えています。

スタジオ共作所は、とても論理的な団体ですが
形はあるようで無い特殊な団体の様な気がします。
何故なら日々進化しているからです。

崇拝や否定の無い、風通しの良い環境は
スタニフラフスキーシステムの実践を追求する
主催のチェさんが創り上げました。

私たちはこの度、
海外戯曲「ガラスの動物園」にチャレンジします。
役、作品、お客様、俳優が交流して完成するスタジオ共作所版「ガラスの動物園」。

是非ご観覧にいらしてください!
よろしくお願い致します。
そして、最後まで読んで頂きありがとうございました。

吉川大志郎

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