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InterBEEへ行った(音声編)


こんにちは。配信エンジニアのウメムラです。相変わらず大手はそこまで回っていませんが今回行って感じたことを書こうかと思います。大体3回くらいになるかと。

全体的に見て・・・

5年くらい行っていないうちに色々変わった

今までInterBEEはBtoBの世界でマニアなおじさんたちの同窓会みたいなところがあったり、新商品というよりコンセプト機材があったりした。もちろん機材の意見交換という点も・・・
しかし、今回というかこのコロナが起因になっているのかな・・・BtoC商品が多くなった気がする。まぁ今まで変えなかったものがAmazonなどで買える時代になったり、YouTubeの影響でいいカメラ・いいマイクを使う人も増えたり、リモートワーク用にマイクが・・・など
(最近思うのですが、ゲーミングデバイスの方がコンプがかなりかかっているけどいい音になっていたりするけど・・・今回はなかったのでパス)
いままでアナログマイクで攻めていたゼンハイザーもデジタル化していたり・・・


これでマイク付きのオーディオインターフェース。
ミキサーにつなぐというよりパソコン専用マイク

やっとここまで来たか・・・赤外線仕様ワイヤレス

昔はソニーのおもちゃの様な赤外線ワイヤレスマイクしかこのような赤外線仕様ってなかった。理由は簡単で受信機との間にちょっとでも遮蔽物があったら受信できないのだ。そこの弱点をちょっとは改善してホール仕様にしたAudio Tecnicaのマイク。いいのは周波数が被っても遮蔽物で途切れてしまうため、隣の部屋でも同じ帯域を使っても混線しないという。

フィールドでの使いようはまだないと思います。
中規模ホールなどがターゲットだろうと思います。

気になったのはこのマイク

ウェタックス社の全天候型防水マイク『UM230』。
完全防水マイク(多分海のなかで使ったら壊れると思いますが、そもそもハンドマイクを水中に持って入らない)でキャノン部分も特製。昔の台風レポートが大変だったけどこれはその準備が要らない。あとはプロ野球のビールかけマイクとして活躍してくれるだろうけど思いますが・・・お値段がかなり・・・でもちょっとほしいかも(使い道無いですが・・・)

濡らして実演

ミキサーは今後色々変わっていくのだろう。

ヤマハは新商品というより、部品調達のめどが立ったから色々ミキサー出している。せっかく使い方を覚えたQL1というやつはもうない。多分市場にはあるだろうけど展示としての役割を終えている。
よりコンパクトで多チャンネルのミキサーが増えた。ヤマハだとDM-3、MackieだとDLZなど初心者でも扱いやすいデジタルミキサーが出ているのは
本当にいい話だと思います。デジタルの恩恵ですね。


QLの仕様を継いでいる?DMシリーズ


Mackieは私的に一番好きなメーカー。今回はそこまで触っていないけど・・・どこかで触りたい

という風に音はデジタルになっても環境は変わらないと20年前は言われていたけど、変わらないのは有線の際のケーブルを引き回す行為であって・・・コロナはこのようなものを身近にさせたというのはなんかいいのか悪いのか?専門性が薄れてきたなという感じですが、でも音の真の専門家はもっとすごい域にいるので・・・


明日は映像に・・・