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松倉愛のおもちゃ箱ラジオ#5【なぜあみぐるみ作家になったのか】

こんにちは、総合芸術作家松倉愛です。
それでは、スタンドFM松倉愛のおもちゃ箱ラジオを始めていきたいと思います。

第5回目になりました。

今回もですね、録音機材を変えて録音しております。
今日のマイクはZOOMさんのiQ7というステレオマイクですね。
使わせていただいているんですけれども、 録音アプリの方は今回もガレージバンドさん使わせていただいております。

前回よりも個人的には抜けがすごいいい感じな気がするんですけれども、いかがでしょうか。
ぜひコメントとかいただけると嬉しいです。

さてね、今回は前回の話でちょろっと触れた感じなんですけれども、 「なぜ編みぐるみ作家になったのか」についてちょっとお話ししたいなと思います。

私ですね、もともとシンガーソングライターをしていたんですね。
ギターの弾き語りなんですけれども。
それで音楽活動をしながらアクセサリーを作って販売したり、 イラストでお仕事いただいたりとかしてたんですけれども、 編み物には実は一切手を出してなかったんですね。

っていうのもびっくりするほど編み物が苦手だったんですよ、私。
左利きなんですけども、一応基本的な編み方は母に教えてもらってたんです。
でも母は右利きだったんで、教えるの多分めちゃくちゃ大変だったと思うんですね。
でも、一生懸命教えてもらったおかげで、 基本的な編み方は子供の頃からできてたんですけど、 何分作品を作り上げるのがすごく苦手で、 特にマフラーみたいな大きなものとかは途中で飽きちゃって、 どうしても編み上げられなくて、もう向いてないなーなんて思っては、 数年に一度必ず編み物をしたくなるタイミングがあるっていう、 なんかすごい非常にめんどくさいタイプの人間で。

もう手袋とかも編みたいなと思って、 でも手袋だとすごい難しいの分かってたんで、 ハンドウォーマーにしようと思って、 簡単な編み図とかも参考にしながらやってたんですけど、 片手だけ編んで飽きちゃうとかも本当にあって、 途中で飽きちゃって、もう編み上げられないっていうのがすごい多くて、 本当に編み物は向いてないなと思ってたんです。

そんなことをもう十何年か続けていて、 数年前にコロナっていう地獄の始まりがあって、 もう一人で寂しいし、もう友達にも家族にも会えないし、 買い出しもすごくスーパーだけ開いてる状態で、 でもみんなすごいピリピリした空気だし、 もう本当にしんどくて…… 多分皆さんもね、すごいしんどい時期送られたと思うんですよ。
一番ひどかったコロナ禍の時って。

私その時もずっと家で仕事してたんで、 外に出るタイミングがほとんどなくて、 それで前回の放送でもお話しさせてもらったんですけど、 そのタイミングでツイステのゲームにハマって、 推しを見つけてぬい活にぞっこんになってしまったんですね。
それでぬいかつを始めて、 ぬいぐるみに着せてあげるお洋服なら作れそうだなと思ったのが始まりで、 最初は布でぬい服作ったりとかしてたんですけど、 これレース糸で編んだらめちゃくちゃかわいいんじゃない?って思って、 このサイズ感、ツイステのぬいちゃんっていろんなサイズ感あるんですけど、 私がハマったのが10センチのぬいちゃんで、 このサイズ感だったら飽きる前に編み切れるんじゃないかと思って、 始めたら帽子とかお洋服とか靴とか、 すごいちっちゃくてかわいいのがいっぱいできてすごい楽しくて、 ガッツリ編み物にはまっちゃったんですね。

そしたらふとね、 あ、今なら編みぐるみ作れそうみたいな、 そういう感覚がほんとにふっとした感じであって。

それで当時流行ってた「アマビエチャレンジ」ってあったと思うんですけど、 それに乗っかってアマビエ様の編んだんですね。 出来上がったアマビエ様をSNSにアップしたら、 「その子が欲しい」って言ってくださる方がいて、 その子はそのまま欲しいって言ってくださった方のお家にお嫁に行ったんですけど、 それがすごく自信につながって、 かわいいのも作れるし、それを欲しいって言ってくれる人がいる。
その後も販売ないですかって聞いていただいたりとかしたのもあって、 もうこれは作るしかないんじゃないかっていうモチベーションになって、 そこから編みぐるみ作家になったっていう感じなんですけど、 クマとか編んでももちろんかわいいけど、 なんとなく物足りないなって感じる部分があって、 得意だったファンタジー世界の住人を選んで、 神話なんかからも色々アイデアを練って、 中に天然石入れたらお守りにもなりそうって思って始まったのが、 今の「お守りにもなる編みぐるみ、あみつくも」っていう、シリーズなんですけど、ほんとにありがたいことに「あみつくも」を始めてから色んな方に「その子が欲しいです」とか「再販ないですか」とか色んな方に声かけてもらえるようになって、本当に「もうこれは「あみぐるみ作家」って名乗るしかない」ってくらい気づいたらすごい量編んでて、もうほんとになんていうんですかね、びっくりするくらい坂で石が転がっていく感じというか、もうゴロゴロゴロって流れに身を任せるというか……

今もね、ほんといっぱい受注いただいてて14体くらい九尾の狐を編まなくちゃいけないんですけれども、もうヒーヒー言いながらボディとヘッドのパーツを編み続けております。
これがいわゆるうれしい悲鳴ってやつですね。
ほんとにあの色んな方から「狐ちゃん再販ないですか」とか「注文できませんか」とか言っていただいて、こないだの火曜日にストップかけるまで結構な量がきちゃったので、ほんとに「再販はちょっと待ってね、今回は一個も買えなかった人向けに受注は取らせていただきます」って感じでやらせてもらってたんですけど、もうほんとにね、人生は何が起こるかわからないとはよく言ったもので。

ミュージシャンを目指してた頃の自分が今の私を見たらきっとびっくりしてると思うんですね。
「え、お前編み物下手くそだったじゃん。苦手だったじゃん」っていうのもあるし「音楽はどうした」ってのもありますし。
きっと過去の自分が見たらびっくりすることだらけだと思うんですけど。

なんだかんだあみぐるみ作家はじめて、1、2年になるのかな?ぐらいなんですけど、それでもなんだろ、勢いではじまってしまったことだけどすごい幸せで、神話もファンタジーもそういう世界がすごい好きだったのもあって、それに触れられるっていうのもすごい楽しいですし、あ、こんな神話あった、こんなキャラクターがいる…ま、神話でキャラクターって言うのもなんなんですけど…そういう新しく知れることもいっぱいあるし。

あと天然石って、綺麗なものばっかりじゃないんですね、やっぱり。
ちょっと地味だったりとか、あんまり可愛くなかったりとかっていう天然石ももちろんあるんですよ。
そういうのを効果的にはすごくいいけど、ちょっとアクセサリーにはしづらいみたいな石とかを中に入れることによって、見た目がめちゃくちゃ可愛いけど、その効果を持っていられるその心強さというか味方になってくれる力とかもあるので、まぁ、なんだろうな、いろんな天然石との出会いとかもやっぱりあって、で、だんだんね、天然石だけじゃなくてそのハーブだったりとか、他のいろんなものを練り合わせた核を入れたりとか…ちょっと変わり種をいっぱい出させてもらってるんですけど、ほんとにね、だんだんだんだんスピリチュアル系にはなってきちゃったなって気もするんですけど、でも、やっぱり面白いことがいっぱいあるので、やめられないなというか、もっと知りたいっていうのが今までよりも強くなった気がします。

ありがたいことに、あみぐるみ作家でご飯食べれるくらいになったので、もっともっと精進して、もう「可愛い」と「自分を守ってくれる」っていうのとこういった部分をですね、もっとより強く出していきたいと思っております。

もうね、ほんとまだまだ色んなものが編みたくて、今日も唐突に「ウミウシ編みたいな」とか「あ、これ編んだらめっちゃ可愛い」みたいなのとか…クトゥルフ神話のこういうキャラクターみたいなとかね、なんか色々いるんですけどね。
「あ、これ編みたいな〜」「まだこれ編めるじゃん!」とかそういうのが沸々湧き上がってるので、新作にも期待してて欲しいんですけれども。

もちろん、音楽を完全にやめてしまったわけではないですし、絵も全然描きますし、ハンドメイドもね、アクセサリーとかも今後もやっていきたいと思ってるので、これも待っててもらえたら嬉しいなと思っております。

なかなかそのちょっと忙しいのもあって、ようやっとラジオをやるくらいまでは復活したんですけど、まだまだちょっと忙しいのがあって音楽できてなかったりとか、イラストがまちまちだったりとか、アクセサリー作れなかったりだとか、色々あるんですけど、でも欲張りなので、やっぱり全部やっていきたいなと思ってるんで、是非今後の活動にも注目していただけると嬉しいです!

ということで、今日の放送はここまでとさせていただきます!
聞いてくださった方、ありがとうございました!

放送を聞いて気に入ってくださった方は、ぜひフォロー、いいねしていただけると今後の糧になります。
皆様の一日が素敵な日になりますように。松倉愛でした。

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