見出し画像

弘法筆を選ばず、とはよく言ったもので。

 執筆環境にはこだわりたい。と、一丁前に考えたことがある。正直この時が一番何も出来てなかった節はある。偉そうによく言ったものだ。
今の時代、恵まれたことに低予算で大抵の装備は手に入る。
ちなみに私の今日の執筆装備はiPhoneにスマホスタンド、モバイルキーボードだ。
側から見るとわりかし珍妙である。この違和感がまた堪らん。変態である。
実は装備はそこまで重要ではない。スタートさせる奴はどんな装備でもスタートさせる。
勇者だって木の棒でスライムに挑む。

 じゃあ、エッセイを書く最低最小限の装備は一体何か考えてみる。
現代ならスマホ1台あれば充分書けるだろうし、ペンと紙だけでも充分だろう。結局大事なのはやる気と取り掛かる行動力ということがはっきりわかる。
投稿するのに便利だからという理由でやはり現代だと最低限スマホが欲しいところだろうか。モバイルキーボードでさえ贅沢品だ。ありがたや。

 でも憧れはどこかにはやはりもっておきたい。MacBookを持って喫茶店で珈琲を飲みながら(私は紅茶で)カタカタ打つなんて姿はなんとなく憧れるものだ。ドヤブックと言われてもしてみたい。
実際そうやって執筆されてる方は締め切りに追われて必死に仕事をしているだけなのだと思うが。

 スマホ一台あれば割とオシャレな写真だって撮れるし、編集もお手のもの。イラストも多少の描きにくさがあっても描けるし、ブログ記事も書けるし、曲だって作れる。実はコンパクトに色々できる時代になってる。スタートからフル装備でなくてもチャレンジができる時代になったと思う。

 無論スマホじゃなくてもいい。イラストも文章も紙とペンさえあればかけるし、写真なら今の時代コンパクトデジカメで充分素敵なものが撮れる。曲作りだって、中古のギターが一本あればできる。

 何も装備が全てじゃないということだ。大事なのは“とりあえずやってみる”この一点なのだ。
木の棒さえあれば冒険ができるように、最低限の道具があれば私たちも冒険ができる。

まぁそれでも50万のアコギは欲しいし、一眼レフカメラも新しいiPad Proも欲しい。
実際はそんなもんである。

 ただ、なくてもスタートは切れる、と言う話だ。

この記事が参加している募集

今日やったこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?