側弯症と診断されて

自分の半生を振り返りつつ、日常等をつづっていければと、はじめて見ました。よろしくお願いいたします。

小さいころから、目立つことが好きだった私は、小学生の頃からテレビの中の世界になんとなくあこがれを抱いていました。中学生になるとだんだんと目標も明確化してきて、とりあえず何でもいいからテレビに出て仕事をしたいと思うようになりました。

そんな大きな夢を抱いてはいたものの、自分の健康上の問題が、中学になり発覚。病名は『突発性側弯症』中学一年の頃に、発覚し、成長とともに進行していきました。この病気は、背骨がだんだんと曲がっていくという病気で、背骨が曲がることで、肩の高さが変わり、背中も片側(曲がっている方の)の肩甲骨が盛り上がってきます。私の場合も洋服を着ていてもそれがわかるようになっていきました。病院にも通い、装具を作ってもらい、寝るときはつけるなど、進行を止める治療は行っていましたが、なかなかうまくは行きませんでした。思春期に、この見た目の変化は自分にとって、とても厳しいものでした。人前に出たいけど、、背中は見られたくない。。そんな心のもやもやを抱えながら日々をすごしていました。

そんな状況の中でも、夢に向かって突き進む気持ちに陰りはなく、高校になると、某劇団に所属し、エキストラの仕事でテレビに出たりと、自分なりに夢に向かって突き進んでいました。病気を抱えながらも果敢に挑戦出来たのは、側弯症は手術をすれば治ると思っていたからです。病院の先生も、基本的にはネガティブなことは言いません。「手術したら治りますから、成長がある程度止まったらやりましょう」と。その頃のあほな私は、手術をすれば側弯が跡形もなくなくなると思っていたのです。

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