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現代アート…とは?



今年は母の日に何もできなかったので、お母さんの顔も描いてみました。
画面いっぱいに描くようにと指導しておりますが、この場合はお母さんの頭上にある空白はしっかりと格好良い構図として成り立っているので、アリです◎
お会いしたことありませんが、お父様の特徴が上手に出てますね
ご両親の似顔絵を抱えて良い笑顔です
いっぱい描きました


上手いよな
天才かもしれない
教え方も天才だけれど
やはり才能が集ってる


イラストっぽい作品も、絵画作品との違いを感じて楽しんでいただきたいです
イイネ👍

今週末は父の日ですね。
お父さんに会いたいです。
CHANELとDIORから父の日の贈り物の案内来ました。

私の…お父さんは…もう…(トオイメ)



うちのアトリエではイラスト寄りクロッキー風の似顔絵を描いて贈り物とさせてもらっております。
クロッキーとは、フランス語で。英語で言うQuick※クイック(早い)からきているのですが、デッサンと違って素早く特徴を掴んで描く技法です。
高学年にもなると「うまくかこう、うまくかこう」と技術に走りがちで鉛筆で似顔絵なんかやらすと本番の紙でさえ消しゴム使いまくって、紙をボロボロにするので難儀だなぁと対策を練っておりました。
途中消しゴム使いまくっている自分に陶酔しだして本末転倒なんですよ。
でも若かりし頃の自分にもそんなところあったから気持ちは、ワカル。
しかし良い作品を生み出すことが目標なのに、よくないものを描いても頑張って消してる俺、にフォーカスされて時間も体力もお金(紙代消しゴム代)も無駄にしがち。
そして消しゴムのカス掃除するの先生なんだからたまったもんじゃねぇわ。
なので最近定期的に時間決めて描くクロッキーの時間と
見る(30秒)描く(30秒)のデッサンの時間を分けております。
デッサンは見る時間も描く時間なのです。
目で見たものを脳に入れて腕を含めた手首指先に司令を送るトライアングルフローがデッサンです。

ゾーニングが必要な方は是非参考にしてください。
頭で腑に落ちると、勉強もスポーツも芸術も病気の療養もパフォーマンス上がりますよ。
一、教育者の端くれとして可能な限りしめやかに言語化に勤しみたい次第。

某が画家の道を志したきっかけはインタビューhttps://casie.jp/artists/21でも申し上げているのですが、父の日の似顔絵コンテストで何年も連続で優勝していたと言う勘違いから始まったものです。
何がきっかけで人の人生って決まるかわからないですね。ですから、いろんなことに挑戦して、あらゆる可能性を体感していただきたいと思っております。

ちな、今年の父の日は18日ですよ〜♫

6月の13日14日15日は連続して押しの誕生日なので良いきっかけで意識しているのですが、ちょうど1年が半分過ぎたタイミングです。

推し、といえば現代アートについていろいろ掘り下げてる時ですが、
私の好きな作品でマルセルデュシャン(1887年‐1968年)の
彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも
と言う作品がございます。

これは押しと言う文化が生まれるずーっと前の作品なのに、この作品で言うところの彼女が押し、という見方もでき、その場合
独身者が養分となるファンの構造を表していて
、そういった読み方をするとなかなか感慨深い作品です。
デュシャンはレディメイド(既製品)である男性用便器にサインだけした作品で、アート界に殴りこみを入れた先駆者といっても過言ではないのですが、この「泉」と呼ばれる作品よりも断然
彼女の独身者によって裸にされた花嫁、さえもが好きですね。
"さえも"が特に大好きすぎる。
英語の本題見るとちゃんとEvenと終わってる。
もうタイトルから言って素晴らしい。
なんなら、タイトルだけでだいすこ。
仮に作品がしょぼくても題名が自由律短歌のように心を掴んで離さないし、もはやそれだけでアートだと言う気がしてならないです。

いや作品もかっけーなんてズル過ぎますよ、マルセルパイセン


このタイトルの付け方に影響されている私の作品は少なくないので興味があったら探してみてください。
父は私を画家ではなく作家にしたかったらしく、絵よりも文章の才能を評価しておりました。
私世代で言うと、長ったらしいタイトルは90年代全盛期のビーイングが走りと思われがちでしょうか。
B'zの「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」
大黒摩季の「別れましょう私から消えましょうあなたから」
より前にデュシャンはこれをやってのけていたんですね。
しかも「押し」文化先取り。
時代も鋭い洞察力で読んでたんかな。
後に、
2007年には自動音声ソフトボーカロイドの発明で初音ミクが誕生し
一部の男性は生身の女性よりも仮想現実の2次元のミクちゃんを愛し始め、女の子は黒ギャルどころか汚ギャルが流行り、男性からのモテや無難な好感度ではなく己の居心地良さを求める傾向も始まり、ジェネレーション研究者は「若者が恋愛を諦めた元年」とうまいことおっしゃています。

流行歌の様な恋愛や感情論が決してプライオリティーで下でないのですが、哲学面が前面に出た作品が好きです。
と、ビーイングではなくデシャンをオマージュしていると言うことを「長いタイトルが好きな理由」を問われたら答えるようにしております。

現実的なロマンチストなので、あまり感情に支配されているものって心が動かないんですよね。
感情よりは真意であったり真髄であったり、人の意見であるよりは真実が欲しいのかもしれません。
真実は1つだけではないと言う考え方もありますが、突き詰めたら
One God different storiesのように1つのものにたどり着く、それがどんな地域や宗教関係なくと言う現象を好んでおります。
世の中って無駄なことなど何もないと言う綺麗事もありますが、実際は割と無駄なことや
妥協、打算、惰性の3Dで構成されていますし、その無駄は決してネガティブな事ではなくどれだけ日々工夫して楽しめるかというのが、人間の真のインテリジェンスだと捉えているのです。

神の下に平等だと言う思想も大嫌いです。えてして平等では無いんです。
不平等だからこそ成り立っているんです、この世の中は。
だからこそ自分の置かれた状況でどれだけ輝けるかと言うのを考えるのが、人生と言うロールプレイングゲームの楽しみ方だと認識しております。

もし少しでも現代アートに興味がおありで、かつデュシャンは泉で毛嫌いしてしまった方に、あの時のAKBあっちゃんのように叫びたい

「代表作のことは嫌いでもすべての作品を喰わず嫌いしないでください!」と


例えばムンクだ。
彼は病弱にもかかわらず長生きしてしまったところや、恋人に拳銃で殺されかけてるところが人間として泥臭くてもう可愛いんだが「叫び」が有名な画家です。言うまでもなく。
しかし、義務教育の美術の本に載っていた叫びだけで彼を判断しないでほしい。
前述した鬱屈とした報われない日々を送ってきた象徴主義の作者だからこそ描けた「太陽」という作品を是非知ってほしい。

消えてしまいたいと泣いた夜がいくつあったの?と問いたい


影や闇を極めた男だからこそ描けた救いの象徴である太陽はどんなに明るく健康的で綺麗な他作家の作品より眩しい光を感じる。
人魚を描いたとされる「夏の夜の人魚」もおすすめ。

何このシュールな構図たまらん



逆張りと永遠の厨二病で生きてきた私なんかは「マドンナ」

これが女の本質、これを男性で描けるムンクすごひ…

が一番好きだったりするのですが、「叫び」と同じテイストなんでムンクを浅瀬でパチャパチャやってるだけのご自身に飽きた方は「太陽」あたりから掘り下げて楽しんでみてください。
この「代表作よりこっちも見てみて」シリーズは絵画の造詣も深まると思うので次回以降まとめてみようと思います。

さて、今回は現代アートってなんなん?って思っていらっしゃる方に噛み砕いてお話ししたいと思います。

大まかに言えば現代アートとはトートロジーではないですが
現代のアートすべてを表すので、先ほど述べたムンクでさえ象徴主義時代であったら現代アートだったのです。
英語で言う「コンテンポラリー・アート」から訳されているんでね。

もう一説では第二次世界大戦以降説やデュシャンが泉を発表した1917年以降説もあります。

アインシュタインが時間は不変ではなくおのおののいる場所によって変わり、物事は絶対不変ではないという相対性理論を発表した1905年以降という解説書もありますね。
ピカソに代表されるキュビズムは平面作品に複数の視点と時間性を意図的に平面作品に持ち込んでいますからね。

いやいやそういうことではなくて、というハナシになりますのでさらに具体的に端的にお話しします。

現代アートとは
①ポップアートと
②モダンアートに分かれています。
我々のゾーニングでは
ポップアート=足し算の手法
モダンアート=引き算の手法、個人的な体感ではポップアートよりもモダンアートの方がコンセプチュアルアートにならざるを得ない構造があると感じます。

前者の有名な作家はアンディ・ウォホール
ですね。
彼がアメリカ人という理由からでしょうか。ポップアートの始まりがイギリスだということはあまり知られていません。
ポップアートの走りはリチャード・ハミルトン
一体何が今日の家庭をこれほどに変え、魅力あるものにしているのか
だと言われています。私も高校時代から未だにコラージュ大好きでたまに作ってます。
構図がうまくいかないで悩んでいる人はコラージュ作ると覿面に絵画が上達しますよ。
もとい。「ポップ」というのは弾けた感じと「ポピュラー」の略語の両義語です。



後者は前述のマルセル・デュシャンを挙げましょうか。

日付絵画シリーズで有名な河原温もコンセプチユアルアートのコンテンツに納まりがちだが、ポップアートかモダンアートかの二択で言うと引き算の美を感じずにはいられないのでここに記述、と。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E5%8E%9F%E6%B8%A9

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