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[知らなかった!?]内装設計ってどんな仕事?studioSの仕事の流れを紹介します!

この記事は【約7分】で読めます。
記事作成|Naoto Takai

内装の仕事ってどんな仕事なの?

みなさんは「内装設計」「空間デザイン」と聞いて、どんな仕事かご存知でしょうか。私が子供の頃に、当時朝日放送で『大改造!!劇的ビフォーアフター』という番組がありました。この業界に入った時の、私のイメージはまさにそんな世界です。ただ、あの番組は戸建てのリフォームなどを中心に特集されていたので、内装設計以外にも建築などの要素も含まれてきます。詳しくは私たちの内装設計業界とは別の業種になります。

空間デザイン

建築は、敷地内に建物を作る設計分野。内装は、オフィスビルやテナントなどの『ハコ』が決まっていて。そのハコの中で床や壁、天井を作っていく設計分野になります。

「空間デザイン」というのは、もう少し大きな概念になりますね。"空間"って言葉自体、みなさんも説明するのが難しいですよね・・・"空間をデザインする"って解釈にするなら、その『ハコ』は公園や森林でも良いわけですし、『要素』で言えば匂い、音、空気、光といった目に見えない"意匠"ではないものも含まれますよね。

私たちの会社では、パートナーの力も借りてこういった「目に見えない要素」も用いて空間全体をデザインする仕事になるので、丁寧に説明させていただくなら【内装を設計する上で、空間をデザインする仕事】になります。

そんな、私たちの仕事を少しだけ皆さんにも知って頂けたらと思い本日の記事を作成しました。

内装設計の仕事の流れ1|ご内定いただくまで

さて、私たち内装設計(空間デザイン)会社の業界では、多くはコンペティションをとることが多いです。お客様も、いくつかのデザインや提案を見て選定したいので常々、提案に向けていろんな準備に取り掛かります。

1. ヒアリング

まずはヒアリングから始まります。ある書籍で、アートとデザインの違いを「自己のイメージを形にする」か「相手のイメージを形にするのか」の違いと表現したように、私たちにとって最も重要なのが、このお客様とのヒアリングです。ここでいかに、お客様の抱くイメージやニーズを汲み取れるかがデザイナー(会社)の力の見せ所です。

2. 現地調査

私たちにとって「現地」は重要な情報収集の場所になります。内装設計は、「実際の場に、実物を作るデザイン」なので現地に行って採寸したり、法律に関わる問題などをチェックしていきます。

3. 提案

会社によっても提案内容が異なりますが、主に以下の6つをご提案することが多いです。

・コンセプト
・プラン(平面図)
・デザインイメージ|パース(3Dイメージ)
・家具やグリーンなどの詳細
・プロジェクトマネジメント(スケジュールや体制)
・お見積もり

コンペティションの場合は、プレゼンテーションの形でお客様の前でご提案することが多いです。お客様やプロジェクトの要望の優先順位に合わせて、プランを見せるのが先か・・デザインをまずは見せるのか・・見積もりの話を先にしておくべきか・・

そんな綿密な準備が提案には大切になってきます(ここはどの業界も同じですね)

内装設計の仕事の流れ2|着工

光栄なことに無事、提案からご内定を頂きパートナーになれたら次は、実際に工事に向けた準備が始まります。

1. 詳細打ち合わせ

内装設計は、とにかく決めることが多いです。床や壁の素材から、棚の奥行き、高さ。家具の色味や、形状。通信や電気、引越しなど多岐にわたります。このフェーズでは、弊社のようなワンストップで管理できる会社を入れて、一括でタスクを整理していくことをお勧めします。店舗などの場合は、オフィスと違い短納期なプロジェクトが多いので、ここはお客様と二人三脚で進めていくことが重要になります。

2. 実施設計

設計会社としては、お客様との打ち合わせで決まってきた内容を実際に職人さんに施工してもらうために「現場の共通言語」になる。実施図を作成していきます。

3. 現場 / 着工

詳細打ち合わせを、実施図面を見ながらすり合わせが済めばいよいよ現場が動き出します。現場では、実際に骨組みから壁を作っていくので普段なかなか見れない貴重なものです。お客様の中には、気になって現場に足を運んでくれる方も多いですが、工事現場は危険が多いので要注意です。

基本的には、現場には「現場監督」という責任者が常駐することが多いので、そうした方の指示をもとに現場を確認することがお勧めです。

4. お引き渡し

そんなこんなで、最後はお客様に引き渡し。工事期間は規模によって全く異なりますが、オフィスだと3〜7週間、店舗は一回り早い2〜5週間が多いです。私たちにとって、お引き渡し時がお客様の反応を見れる最高の時間です。お客様に喜んでもらえることが、何よりのもやりがいになるので、プロジェクト期間中は、この引き渡し時のことを頭に浮かべながら進めていきます。

studioSが大切にしている"アフターフォロー"の考え方

内装設計の業界は、普段個人のお客様と仕事をする機会が少ないです。それこそ住宅ならリフォームなどありますが、それもそんなに頻繁に依頼するものじゃないですよね..。そういった意味で、この業界にいない一般の人がイメージしにくい世界だと思います。少しでも私たちの会社の仕事を知っていただければ嬉しいです。

最後に、私たちの考えに触れさせて頂きます。弊社studioSでは、デザイン力・提案力を強みにさせて頂いており、お客様が感動するような空間を作ることを日頃から意識しています。一方で、「デザインしてお渡しすること」が問題解決になっているとも考えていないです。

私たちは、ビジョンの「360°笑顔|Happiness at WORK」を実現するために、このようなサイクルを常日頃から意識しています。デザインによって問題解決したのちに、アフターフォローで「実際にその空間が、意図した使われ方をしているのか?」検証するようにしています。

また、そこからお客様とともにブランディングの観点で新しい課題を見つけ解決するような動きもしていこうと考えています。

まだまだ走り始めた考え方ではあるのですが。こういった考え方で、お客様に寄り添った形でより良い空間デザインを提供できる会社にしていきます。

■運営会社情報
株式会社 studio S
106-0032
東京都港区六本木7-14-23 ラウンドクロス六本木4F
t : 03-6459-2722
m:info@stu-s.co.jp



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