みおりんカフェのスタディーエッセイ¦東大卒勉強法デザイナー

自宅浪人からの東大進学後、《すべての人にごきげんな勉強法を》をコンセプトに、YouTu…

みおりんカフェのスタディーエッセイ¦東大卒勉強法デザイナー

自宅浪人からの東大進学後、《すべての人にごきげんな勉強法を》をコンセプトに、YouTube「みおりんカフェ」(登録者数14万人)やブログ「東大みおりんのわーいわーい喫茶」、書籍等を通じて発信中。このnoteでは、勉強についての考え方やエピソードを気軽に読める読み物の形で綴ります。

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勉強中の心に栄養を。「スタディーエッセイ」をはじめます

はじめましての方もおなじみの方もこんにちは😊 YouTube「みおりんカフェ」やブログ「東大みおりんのわーいわーい喫茶」、その他SNSや書籍などを通じて楽しい勉強法を発信している、勉強法デザイナーのみおりんです。 わたしはじつは以前からnoteのアカウントを持っていて、そこではずっとフリーランスの仕事やYouTube運営の裏側など、お仕事の気づきや記録を書き綴ってきました。 そしてこのたび、新しくこちらのアカウントを作りました。これまでのお仕事noteとこちらのnote

    • 「ありきたりじゃない勉強法」は、一度疑ったほうがいいという話

      わたしのブログやYouTube、その他のSNSなどでは本当にありがたいことに、滅多にアンチコメントがつくことがありません。(ちなみにですが、いやなコメントを見つけてこちらで削除した、というようなことも一度もありません💭) ですが、稀に少しネガティブなご意見をいただくこともあります。悪意のあるものはさておき、建設的な提案のあるものや、非難ではなく批判になっているものについては、コメントを読んで真摯に受け止めています。特に「反論してやる!」とか思ったこともありません。笑 ただ

      • 好きなことと得意なことは違うかもしれない

        以前、お仕事などで「わたしの本当に好きなことってほとんどないのかもしれない」と感じて少し落ち込む時期がありました。 わたしは2年前に会社を退職するとき、「自分はまだまだだけど、そんななかでも自分がいちばん世の中に対して価値を発揮できることを仕事にしたい」と考えて独立しました。その気持ちはいまも変わらないし、その意味でこの選択以外はありえなかったと思っています。 いまやらせていただいているお仕事は、ほとんどが自分の得意なことです。まわりの人たちに比べて自分は比較的上手にでき

        • 幸せのおかえし

          少し前、わたしは周りの人にこんなにしてもらうことばかりで、生活や環境は恵まれていて、なのに誰にもなんにも返せていない、と少し落ち込んでいました。 最近ふと、実家にいた頃の友だちを思い出して。猫だけど。 名前はたろう。母が勝手につけた。 詳しいお話は以前の記事に書いたのだけど、簡単にお話しすると、たろうはわたしの自宅浪人中に突然現れた野良猫で、わたしの実家をはじめ近所のいくつかの家に遊びに行ってはみんなにかわいがられていた。 初めてたろうがうちに来たとき、わたしは宅浪×

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        勉強中の心に栄養を。「スタディーエッセイ」をはじめます

          宅浪みおりんVS予備校各社|河合・駿台・東進(・代ゼミ)との思い出。笑

          わたしは高3の東大受験で惨敗したのち、予備校に通わない「自宅浪人」という方法を選びました。ですが、予備校との関わりがこれまでにまったくなかったわけではありません。 今回は、わたしと予備校各社との思い出を語ってみる、スタディーエッセイというより単なるゆる〜い記事です😥笑 あっ予備校への批判記事ではなく、単なる笑えるエピソード集なのであしからず!なんの役にも立たない情報ですが、勉強の箸休めなどにどうぞ。笑 ▼宅浪と予備校どちらがいいかについてはこちらでまとめました! みお

          宅浪みおりんVS予備校各社|河合・駿台・東進(・代ゼミ)との思い出。笑

          つらい浪人生活の乗り越え方|浪人は挫折じゃないから。

          わたしはよく、浪人生の子たちからこんな質問をいただきました。 「突然不安が襲ってきたり、心がつらくなったりしたとき、みおりんさんはどうしていましたか?」 こうした浪人生の多くに共通しているのが、かなり悲観的にかまえているということです。「いま自分はすごくつらい」という認識を持っている人が多い。わたしもそうでした。 これは一つには、世間が植え付けた妙な定説がいけないと思っています。浪人生ですと言えば、「大変ね、つらいね」という目で見られる。でも、ほんとにそうなの?ってわた

          つらい浪人生活の乗り越え方|浪人は挫折じゃないから。

          「苦手なことはやらない」はべつにかっこよくない

          今日は以前から扱おうと思っていたテーマ、「苦手なことはやらない」という考え方について書いてみたいと思います。 最近よく、「得意を伸ばそう」「好きを仕事にしよう」みたいな言葉を聞く気がします。最近というか、結構前からかもしれないけど🤔 わたしはこれにはすごく賛成で、まんべんなく人並みにできるよりも、なにか突出して好きなものや得意なものがあるほうがいいと考えています。 ただ、得意を伸ばすということを正しく捉えている人はどれくらいいるのだろう、ということもときどき思います。

          「苦手なことはやらない」はべつにかっこよくない

          みおりんが非中高一貫の中学校を受験した理由

          いろいろな記事や動画でもお話ししているとおり、わたしは高校受験や大学受験だけでなく、中学受験も経験しています。 「中学受験をした」と言うと、私立の中高一貫校に行っていたのだと勘違いされてしまうことがよくあります。ですが、わたしが通っていたのは中学の3年間しかない国立の学校で、中高一貫のような「高校受験をスキップできる」というメリットもありませんでした。 そこで今回は、3年後にまた受験をしなければいけないという意味では公立中学と変わらないにもかかわらず、なぜわたしは中学受験

          みおりんが非中高一貫の中学校を受験した理由

          わたしはすごく運が悪いし、すごく運がいい|勉強や受験の「運」の考え方

          勉強では、「運」というものを意識する機会がよくあると思います。受験に合格する・しないはもちろん、定期テストでまぐれで正解したり、たまたま山掛けしていたところが出題されたり。もちろんその逆も。 日常でも、「自分は運がいい/悪い」と考える場面がありますよね。くじ引きや席替えなどなど。 今日は、この「運」というものについて、わたしがぼんやりと考えていることを書いてみたいと思います。ちなみに占いやスピリチュアル的な話ではありません🤔笑 みなさんは、運がいいほうですか?それとも悪

          わたしはすごく運が悪いし、すごく運がいい|勉強や受験の「運」の考え方

          受験期に失恋しても、志望校に受かれるんだっていう話。

          わたしは自宅浪人中の7月、高校時代からの彼氏と別れるという経験をしました。 記憶にある限り、これは人生のなかでかなり上位に入るキツい体験だったのですが、それでも、わたしは東大に入ることができました。 受験生のフォロワーさんからときどき、「最近恋人と別れてしまい勉強が手につかなくて…」というご相談をいただくことがあります。 思っていた以上にわたしみたいな人は多いんだなぁと実感するとともに、わたしはここに、「失恋したって受験は成功させられる」ということを宣言したいのです。

          受験期に失恋しても、志望校に受かれるんだっていう話。

          わたしが東大合格前夜に書いていた日記

          さっき、浪人時代から大学1年生のはじめにかけて書いていた日記のノートを開いてみました。 そこにあったのは、東大合格という目標を追い、純粋に努力していた自分の、恥ずかしいほどにまっすぐな言葉の数々でした。 正直、いまの自分にはここまでのきれいな志はないような気がします。 もう一度、初心にかえろうと思いました。青臭くて、かっこ悪くて、自己満足感たっぷりの内容ですが、まあ日記の引用なのでお許しください。 少し、お付き合いいただけたら幸いです。 東大の合格発表が3月10日の

          「間に合いますか?」じゃない、間に合わせるんだ

          わたしは大学時代も合わせると、延べ1万人以上の方の学習相談に乗ってきました。 中学・高校・大学の受験に加え、留学や会社員生活も経験しているので、お答えできる相談の範囲はかなり広いつもりでいます。実際いままで「それはわたしにはまったく答えられません」という質問はほとんどありませんでした。 そんなわたしが、唯一「これはどうやってもお答えできない」と思っている質問があります。 それは、「この学校(もしくはテストの点数や順位)を目指しているんですけど、いまから間に合いますかね?

          「間に合いますか?」じゃない、間に合わせるんだ

          人と比べられてもわたしが何も気にしない理由

          以前、匿名の質問箱(マシュマロ)で、こんなメッセージをいただきました。 早くお答えしたかったのですが、限られた文字数のツイートで返せる内容ではなかったため、少しお時間をいただいてからお返事させていただきました。 Twitterで返せない長さになってしまうだろうなと思った理由は、じつは「わたしは人生で一度も、人と比べられたことがない」からです。でも、ここだけを切り取ってしまうとずいぶん語弊のある回答になってしまいます。そこで、ある程度の言葉を割いてしっかり書いてみようと思い

          人と比べられてもわたしが何も気にしない理由

          がんばっていればきっとごほうびはあるだろうって話

          ときどき、「努力は必ず報われる」というメッセージを見かけたり、逆に「努力は報われるとは限らない」みたいな言葉に出会ったりしますよね。 わたしの考えは、「努力がそのまま直接報われるかはわからないけど、がんばっていれば絶対にごほうびはあるだろう」です。 たとえば受験勉強をがんばって、必ずしも志望校合格という報われ方をするかはわからない。だけど、がんばったぶん得られるものや受け取れるものは絶対にあります。 わたしは高3のとき、東大を受験しました。自分なりには「がんばった」つも

          がんばっていればきっとごほうびはあるだろうって話

          みおりんが宅浪で東大に行くことを選んだ理由

          世間では少数派の自宅浪人、通称・宅浪。わたしはすでに受験から何年も経っているのですが、それでも「現役で30点差で東大落ちちゃって、宅浪して次の年入ったんだよね」と言うと、「えっなんで宅浪?」と例外なく訊かれます。 今回は私みおりんが宅浪を選んだ理由についてお話ししたいと思います。 そもそもなぜ浪人したの?まずはなぜ現役で他の大学に行かずに、浪人してでも東大を目指す道を選んだかということですが、この理由はシンプルです。 東大に行きたくなっちゃったから です。笑 東大を

          みおりんが宅浪で東大に行くことを選んだ理由

          夢を叶えたら幸せになれる、と思っていた

          最近いろいろなことがあり、このところ直近で向き合っていたプライベートの目標を一つあきらめなければならなくなってしまいました。 ただし、あきらめるといっても永久的なものではなく、いますぐには難しいと判断して、一旦脇に置くことになったというだけです。時機が来たら、再びそれを目指して進んでいくことになるでしょう。 なのにわたしは、「いまこれが達成できないなら、わたしはなんのために生きているんだろう」とまで思うようになってしまいました。それで9月はすごく落ち込んでいました。 で