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サバ州ルングス族のおうちでホームステイ〜Maranjak Long House〜


コタキナバル市街地から東に150km.、ババンガゾ村にあるロングハウスホームステイです。
この辺りはルングス族が多く暮らしています。

ルングス族ってなに?

ルングス族の人々は高度の技術を持つ人が多いことで有名です。

色彩豊かな玉のネックレスや手で紡いだ自家栽培の木綿を使ってみごとな刺繍を施した伝統衣装を織ります。
昔、ルングス族の女性達は腕や足を重い真鍮のコイルで飾ったそうです。

カダザン、ドゥスン族の民族衣装に比べると華やかで、アクセサリーをたくさんつけています。

ババンガゾ村のロングハウス 


カンポンの中にある一軒が、観光客向けになっているロングハウスです。
サバの民族はロングハウスて暮らすことで有名ですが、ルングス族は親のところに娘が残ると聞いたことがあります。
カンポンでも今や普通の家で暮らしている人が多いので、ロングハウスの家はすぐに分かります。
一応看板もでています。

入場料はこちら

  • 外国人 12歳以上 RM5
    外国人 12歳以下 RM3
    マレーシア人 12歳以上 RM3
    マレーシア人 12歳以下 RM1

サバに住んでるのだけど、と言ったらマレーシア料金にしてくれました。
平日に行ったので、窓口に誰もおらず、自宅をノックして出てきてもらったほどだーれもいません。

このロングハウス、宿泊できます。
ゲストルームが3つほどあると聞きました。
お値段は分からないので、直接聞いてみてください。

中の様子は

庭を囲むように廊下があり、奥の廊下に部屋が連なってます。
ルングスを紹介するコーナーもありました。

楽器が並べられた部屋も。
ルングスはゴングと呼ばれる大きなドラも作ってます。
同じ村に工場があるんですよ。


こちらは宿泊できるお部屋への入り口です。

一番奥の部屋でアクセサリーの販売をしていました。
このロングハウスのおばちゃんのお姉さんなのだそうです。
近くに住んでるのだそうですが、自分で作ったアクセサリーや小物入れなどをを売っていました。
ルングスのものはどれも可愛くて、あれもこれも欲しくなってしまいます。

たくさん買ったら、かなりディスカウントしてくれました。

ただ、このおばちゃん、前歯が数本しかないんです。
何が問題かと言うと、何を喋ってるのか全くわからないんですね。 
マレー語しか出来ないのですが、音が抜けちゃうので数字も聞き取れない 笑

仕方なく、オーナーを呼んで通訳してもらいました。
オーナーは英語ができますよ。

蜂を飼うルングス族

ルングス族は蜂を飼うことでも有名です。
人を刺さない(針がない)蜂で、庭先に巣箱を置き、蜂蜜をとるのです。
もれなくこのロングハウスの庭にも蜂がいました。

マレーシア語で針のない蜂のことをクルルッ(Kelulut)と言うそうです。
蜂蜜がはマドゥー(Madu)。
で、このハチミツはマドゥークルルッと言います。
マレーシアのスーパーフードなんですよ。

お値段は高めですが、買う価値アリ!
ちなみに、クダットまで来なくても、コタキナバルなどのお土産でも手に入ります。
値段は更に上がりますが。

ちなみに、この村にはバスなども走っていないので、近くの大きな都市に行ってタクシーを探すか、車を借りて行くかになります。
クダットまで行ったら、ぜひ足を運んでみてください。

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