マレーシア、サバ州のお茶が採れる「サバティーガーデン」
サバで採れるお茶を「サバティー」と言います。
クセがなく、飲みやすい紅茶で、サバのお土産品としてはもちろん、地元の人たちも飲むお茶です。
このサバティを作っている茶畑があるのが、サバティーガーデンです。
サバティーガーデンの場所
キナバル山の麓、クンダサンを抜け、ラナウという町を超えるとポーリン温泉に向かう道とサンダカンに向かう道に分かれます。
この分かれ道をサンダカン方面に右折し、30分弱走ったところが、サバティーガーデンの入り口です。
看板を曲がってから、茶畑を横目にひたすら山道を登っていきます。
サバティーが楽しめるレストラン
一面の茶畑を眺めながらいただくサバティーは美味しいですよ。
ポットで頼んで、のんびりくつろぎながらティータームが楽しめます。
ちなみに、食事も美味しいです。
ハイティータイムなら、ぜひ頼みたいのがサバティースコーン。
イギリス領地だったことを再認識します。
こちらはサバティーワッフル。
サバ州はハチミツの産地としても有名です。
サバティーパンケーキ。
薄くクレープのように焼いた、もっちりした生地がなんとも言えません。
標高高い地なので、風も涼しく、景色も最高。
オープンテラスの先は、ガーデンがあるので、気分転換に散歩も楽しめます。
天気が良いとキナバル山も見えるのですよ。
宿泊も可能
サバティーガーデンには3種類の宿泊施設があります。
●コテージ
バスルームと小さい庭がついた部屋。
●バンガロー
大人数で泊まれる宿泊施設。山の奥に1軒だけあり、広い庭と、バスケットコートもありました。
●ロングハウス
先住民の住む、竹で出来た家。その名の通り、横に長く部屋が連なっています。
バストイレは共同ですが、部屋に洗面台がありました。
宿泊施設は、レストランよりも更に山の上にあります。
歩けない距離ではありませんが、ところどころに従業員の家がポツンとある以外の街灯がありません。
真っ暗なので、懐中電灯を持参するか、自分の車で行くのがおすすめです。
サバティーガーデンのツアーであれば、ミニバンがレストランと宿泊施設の往復をしてくれます。
虫が嫌いな人は、コテージをお勧めします。
昆虫の宝庫
さて、物好きなわが家はロングハウスに宿泊することにしました。
バスルームに続く廊下を歩いていると、こんなものを発見!!!
モーレンカンプ・オオカブトです。
しかも1匹2匹じゃありません。
他にも見たことのない昆虫がウジャウジャいて、シャワーそっちのけで戦いを見物。
ツアーガイドを頼もう
こちらがレストラン内にある受付。
奥はお土産屋さんもあります。
このサバティー・ガーデン、奥にはさらにキャンプ場やアスレチックなどの施設があり、ツアーもあります。
夜の昆虫ツアー、サバティー工場ツアーなどなど。
ただし、午後3時すぎにはツアーガイドが帰ってしまうので、早めの予約を忘れずに。
泊まりでも日帰りでも楽しめるサバティーガーデン。
ポーリン温泉から30分ほどの距離なので、クンダサン、サバティーガーデン、ポーリン温泉とセットで楽しむのもおすすめです。
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