薦める話。

「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。初恋本屋。」

前作である「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」が大好きで、去年だか一昨年だかに続編が出ていることを知ったのだけれど、なんだなんだ買わないまま時間が過ぎていた。「最終兵器彼女」でも知られる高橋しん先生の作品です。

本屋を営むご主人の元へ田舎から嫁いできた奥さんだけれど、そのすぐ後にご主人が他界。残された小さな本屋を守ろうとする彼女の話。

商店街にある、地域密着も地域密着な本屋が舞台で、そこの本棚はジャンルじゃなくて常連さんの名前ごとに分かれている。その人ひとりひとりが好きそうな、必要そうな本を奥さんが選んでその棚に差していく。
そこを起点として交差していく商店街の人々の群像劇と、奥さんの日常、再生が描かれるんですけど、本当にオススメです。

紛いなりにも、本を、漫画を売っている身としては刺激も多くてモチベーションにも繋がるわけです。
が、今読むともっと広げてやっぱりエンタメを薦めるような仕事がしたいなぁと思います。地域密着性もやっぱり良いなぁと思うし。もうさすがに自分から始めるしかないなぁなんて考えながら動き出せずにいます。

なんてことを考えながら現職をしているせいかわかりませんが、ミスを連発しています。やばいやばい。

日曜から夜に仕事も無く、その割に家にひとりでいて、動画を見たり漫画を読んだりしていたせいか、誰かとゆっくり話がしたい気持ち。

人に薦めたい気持ちもありながら、自分自身薦められると触れなくなるものもあって、ちょうど良い距離感でそういったやり取りが出来たらいいと思う。自分はこれがこんな風に好きなんです。で留まるようなことがそんな距離感なのかな。後はご自由に、っていうような。

あ、明後日14日(木)はGROWLYでライブなので、よろしければ是非。

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