くぼ

ベースを弾いています。

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マガジン

  • ただそこにあるよる

    憂鬱、安らぎ、酔狂、無 そのすべてが夜

最近の記事

俺は真脇遺跡には行けない。

君は放課後インソムニア。 素晴らしいアニメ化だった。 選曲も演出も作画にもすごく愛を感じた。 それは技術で成されていることなのかもしれないし、そうだとしても、持つ手の内からそれらを選び取った結果なのだと思えばそれは愛だと思う。小手先だなんてもっての外だ。 キャラクターを魅力的に描くのはなんだか恋みたいだと、この作品を見ながら思った。産み出すことが愛だとしたら、演出は恋だ。どちらも経験の無いやつが何を言っておろうという話だが、思ってしまったものはしょうがない。供養させてもら

    • 鉄は熱いうちに打て。

      2023.1.15 生きる、の4人で文学フリマへと赴く。 とても楽しみにしていたのだけれど、いざ足を踏み入れるとそれ以上に興奮するところで、視界の端々がちかちかと光っているようだった。 買えた本は2冊。 買えた、ということは 買えなかったものがあるということで いつかその時が来てくれるなら また出会いたいと思うけれど どうだろうな。 すがるようにSNSのアカウントを フォローした。 明日、ゆっくり読むことを楽しみに 今日は眠ろうかと思う。 つくるひとのことを思った。

      • who it 血

        マンガのラジオ。板垣巴留回を聞きながら思ったことがあったので書いておく。(板垣巴留先生(BEASTERS他)は何も関係はない) 「プロットはクソくらえ」という言葉が飛び出たこの回。少し先の展開も終わりもあらかじめ決めずに描きながら決めていくという話。一方で魚豊先生(チ。他)は最後までがっちり決めて描くという話を挟んだりしつつ、とても面白い話だった。 それはそれとして自分はというと、同じように(と言えばおこがましい)、逆説的に言えば先々決めてやるということが苦手ということでもあ

        • がんばれ。

          8/26、nanoでライブだった。 blondyのレコ発京都編。 彼らはバンドやライブハウスに対しての愛情が深くて、そこが素敵に思うと同時に羨ましくも思う。それが楽曲にも演奏にも表れていて本当に良いバンド。 8月立て続けにライブを3本やって、どれもそれぞれに素晴らしい夜であったし、どれもそこにいられて嬉しかった。 人に会って、話をすること。楽しいは勿論、自分の頭の中が整理されていく感じがあって、それはなかなかひとりでは出来ないことだ。もっとがんばって機会を自分から増やし

        俺は真脇遺跡には行けない。

        マガジン

        • ただそこにあるよる
          9本

        記事

          最近の話。

          8月になり、生活が少し変わった。 仕事を辞めて職業訓練に通い始めたからだ。 web系のコースで、まだ数えるほどしか行ってはいないけれど、今のところ楽しくやれている。 楽しく、というのは訓練の目的上正しいのかはわからないけれど、新しいことを人から学ぶのってこんなに楽しかったかしら、という気持ち。 このまま学生時代に戻ったら、などと考えるもきっとそうなると変わらないのだろう。 そのままでは交わらないような人と出会い、話すのも面白く思う。そんなすぐ仲良い人などもちろん出来てはいない

          最近の話。

          月に負け犬

          "好きな人や物が多過ぎて 見放されてしまいそうだ" そういう人間だと思っていた時期もあった。 でもその実、すべて中途半端で見放されてしまいそうだったのだと今は思う。 すべて好き、はすべて同列、と同じ意味なのではないかと思った時に、信じていたものが崩れるような感覚があった。 それでも今は、その中でも、好きだと思える人や物が有難いことに有って、それを抱きしめていられるように生きたいと思っている。 けれども、前提として疑ってかかる作業が食い込んでくるというのは、その都度気が付か

          月に負け犬

          良い日。

          今日は時間があったから エンタメ吸収日にしようと思って 前クールアニメと今クールアニメを観て 浅草キッド、劇場版コナン から紅の恋歌、劇場版ヴァイオレットエヴァーガーデンを観た。Netflix入り直していて良かったぁ。 創作は、0から1が出来上がっていることが素晴らしいし心震えるなと思っていて。 アニメで言うなれば、口角の角度、肩の震える感覚、葉の揺れ方、そういうことひとつひとつが、意図して、そうあるように、思考して研究して思いを馳せて出来ていて、その尊さを思う度に胸がきゅ

          良い日。

          薦める話。

          「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。初恋本屋。」 前作である「あの商店街の、本屋の、小さな奥さんのお話。」が大好きで、去年だか一昨年だかに続編が出ていることを知ったのだけれど、なんだなんだ買わないまま時間が過ぎていた。「最終兵器彼女」でも知られる高橋しん先生の作品です。 本屋を営むご主人の元へ田舎から嫁いできた奥さんだけれど、そのすぐ後にご主人が他界。残された小さな本屋を守ろうとする彼女の話。 商店街にある、地域密着も地域密着な本屋が舞台で、そこの本棚はジャンル

          薦める話。

          見つけちゃったエンタメ発表会

          今夜も夜更けに布団の中から。 昨夜は4時前に帰宅して 10時に歯医者。 その後夜まで休みだったから ゆっくりやることやろうと思っていたら 18時まで寝てしまった。 3度くらい起きながら。 そして19時半に出勤。 休みは2日必要だ。だから週休2日制なのか。 高校卒業以来、週休2日制とは接点無く生きてきたからな。今更仲良くできないかもしれない。 最近泣いたエンタメは アイドルマスターシャイニーカラーズの 新しいイベントシナリオ。 シナリオ、演出、構成全てが素晴らしかった。 ア

          見つけちゃったエンタメ発表会

          ヘルプミーヘルプミーヘルプミー

          明日はライブな(起きる時間が遅い)ので 夜勤終わり少し酒を飲んで それでもこうして更新できたのは まだ再開3日目だからなのか 書きたいことがあったからなのか わからないけれど良かったなとは思う。 一昨日アルバムリリースの発表をして 昨夜レコ発の詳細を発表して お世辞にも多くは無くても反応をいただいて 嬉しかったり思い出したりして。 バンドって、バンドだけじゃないけど、 他人をちゃんと大切に思える人が多いような気がしていて。 だからこの場所が好きなのもあるけれど、 それは共感

          ヘルプミーヘルプミーヘルプミー

          あの夜を覚えてる

          今宵も帰宅。布団の中で。 昼間はtip toe.とRYUTistとアイドルソングを聴いていました。これは申し訳ないのだけど、メンバーとか活動はほとんど知らなくて、曲がただ好きでたまに聴くという付き合い方をさせていただいています。キラキラとセンチメンタルが混じり合うポップスが好き。 ニッポン放送55周年記念公演 「あの夜を覚えてる」 チケットを購入してアーカイブ視聴しました。 もう2回目公演の視聴期間も日曜で終わってしまうので、悩んでいたけれど思い切って。 ニッポン放送社屋

          あの夜を覚えてる

          はじめます。

          どんな時も夜はただそこにあった。 憂鬱や後悔ばかり浮かぶ時も 明日への期待に満ちる時も アルコールに全て溶かして忘れる時も。 夜はただそこにあって 移り変わるのはいつも自分だった。 と、いうところからマガジンをつくった。 日々の吐き出しと、綴るリハビリと。 深夜3時までの仕事の間は ラジオを聴きながらも色々なことを思う。 その後の布団の中から。 本当は早く寝てしまえばいいいものを。 毎週水曜日はTVerであちこちオードリーの配信を見る。誰かの内面を見ることは好きらしい。が

          はじめます。

          好きを纏う。

          この間のパラダイスでのライブ終わりにふっきーさんと飲みながら話をした。 好きな格好をしている人は尊くて、見ると嬉しくなって「いいよ!かわいいよ!」と言いたくなるという話。 この手の話が出来る人というのは自分にとって割と数少ない存在だったりする。俺はふっきーさんに対してもそのように尊く思っているから、同じ目線でそれを話してくれたことが嬉しかった。 着飾って外に出掛ける、という行為はそこにこだわればこだわるほど、勇気だか気合いだかがいるものだと思っていて(勿論そうでなく自然に出

          好きを纏う。

          こんなはずじゃなかった。

          7/11(土) 奈良NEVERLAND 約4ヶ月ぶりにお客さんを入れたライブ。 その間配信で6本くらいライブをしてきた。 それはそれで変な緊張がずっとあったけれど、根本的には何も変わらないものだと思っていた。特にお客さんを煽るライブでも無い、ステージでつくったものを届ける、みたいな気持ちでやっているから、むしろやることは同じだからと思っていた。 それがいざ「フロアに観客がいる」という状況を久々に体感した時、いない状況を知った上でそれを体感した時、視線に、拍手に、揺れる身体

          こんなはずじゃなかった。

          つまりは単純に眼福感謝って話。

          セーラームーンが白人に見える問題、みたいなのを見かけて、くだらねぇー!キャラはキャラだろうがー!分けて考えなさいよ!と思いながら一応どういう内容のものなのか軽くググッてみたら クアラルンプールの絵師が東洋人らしいセーラームーンを描く→主に海外の方から「白人ぽく描く人多いよね」「日本人キャラなのに白人ぽいのそもそもおかしいよね」「原作より人種に忠実」みたいなコメントがつく っていうものらしくて、そういうことなら単に文化的価値観の違いだし別に言うことねぇなって思いました。

          つまりは単純に眼福感謝って話。

          こんなの特になんでも無さ過ぎる。

          この所謂自粛期間で 色々やりたかったことを少しずつやってみて 新たに出来ることに気付くと同時に 出来ないことにも気付いたりして よく言われることだと思うけど 好きと得意は 必ずしも両立はしないよなって思った。 改めて。 そもそも行動力が無い方なので やりたいこととか 良いように思えることでも 頭の中で潰してしまうことが多い。 なんとかそこは徐々に変えていこうと ずっと思っているんだけど。 出来ること、上手く出来ないことを トライアンドエラーで 分別していく作業は必要なので

          こんなの特になんでも無さ過ぎる。