俺は真脇遺跡には行けない。

君は放課後インソムニア。
素晴らしいアニメ化だった。

選曲も演出も作画にもすごく愛を感じた。
それは技術で成されていることなのかもしれないし、そうだとしても、持つ手の内からそれらを選び取った結果なのだと思えばそれは愛だと思う。小手先だなんてもっての外だ。

キャラクターを魅力的に描くのはなんだか恋みたいだと、この作品を見ながら思った。産み出すことが愛だとしたら、演出は恋だ。どちらも経験の無いやつが何を言っておろうという話だが、思ってしまったものはしょうがない。供養させてもらう。

最近はもう全くと言っていいほどアニメを見る手が進まず、今夜は久々に堪能したわけだけれど、やっぱり一度見るとこうして何か残したくなってしまうほどに心を動かされて、でもやっぱり余裕が無くては手が伸びないあたりがエンタメ然としていると思いながら、その距離感が愛おしくもあるもので、寄り添いたい時にそこにあって欲しいし、そういう風に選び取って生きていたい。

終わり。

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