今、どハマりしている本がある。
『天久鷹央の推理カルテ』というシリーズものの小説なんだけど、今まであまり読んだことのないジャンルでとても楽しんでいる。

主人公がかなりクセの強い感じなので、苦手な人もいるかもしれないけれど、クセの強さと引き換えに悩みも多かったりするので、私は受け入れられている。
いろいろな謎の現象を解決していくお医者さんの話なんだけど、著者が現役の内科医というだけあって、疾患についてすごく詳しく書いてある。
私はど素人だから全然分からないけれど、医療の知識のある方は読んでいてもっと楽しめるのかな？

この本の著者を知ったきっかけは、実はネガティブな話題だったのだけど、結果的に面白い本に出会えたので、なにがどう影響するか分からないものだな、と思う。
きっかけというのは、著者がSNSでマスコミに対して大変な怒りを表明していたこと。
新型コロナのワクチンについての報道があまりにあんまりだということで、非常に厳しく批判していらっしゃった。
そういうものを見て、「現役のお医者さんが書いている小説があるんだー」と知って興味を持った。
きっととても有名な方だったのだと思うけれど、医療系のミステリーのようなものに私が触れてこなかったんだろうな。

それで、試しに１冊読んでみて、まあまあ面白かったのだけど、他にも読んでみたくて「天久鷹央」シリーズを読んでみた。
そしたら、最初に選んだ１冊よりも、「こっちのほうが好き！」ってなって、一気に読み進めている。

私が面白いと思っている点は、「きっとこんな展開になっていくんだろうな」と想像はするのだけど、謎解きの部分までいって医学的な見解を読まないとすっきりしないところ。
どうしても先を読みたくなってしまうんだよね。
今のところ、シリーズは10冊出ているみたいだから、当分楽しめそう！