初めての茶会が初釜

2022年1月、新しいことを始めたくて、茶道の
お教室を探してたどり着いたのがたまたま新年だったので体験教室が初釜でした。

懐石、濃茶、薄茶とよくわからないまま、
本を読んで客の手順だけを一夜漬けで頭に入れて
伺いました。
社中のみなさんの見よう見まねで新しい世界を体感。茶室の空気やお菓子、そしてお茶の味わいもすべてが一つの芸術品として表現されているという感動でした。
亭主と客、関わる人々との心の交流。

1年半たって、ようやく意味を少し理解できるようになりました。
季節ごとに変わる道具や茶室の工夫。
おもてなしの心が詰め込まれた空間。
先生の綺麗な日本語の言葉遣い。
現代に忘れがちなゆったりと自然を味わう時間。

お稽古の時間は異空間でもあります。
少しでも,日々の生活に取り入れられたらと考えたら、ちょっとしたことでも季節や、行事を楽しめるようになりました。

これからも、日本伝統文化に触れる機会を増やし、自分なりの感性で楽しんでいきたいと思います。