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日焼けをした後は72時間以内のアフターケアが重要!

※この記事はスマクリ美容皮膚科在籍の吉川医師監修の記事となります。

今週の記事は日焼け後のアフターケア
についてご紹介させていただきます。

・日焼け後の肌のケア方法がわからない方
・日焼けによってすでにシミができてしまった方

このような方々に役立つ記事となっていますのでぜひ最後まで読んでみてください。

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日焼けとは?

日焼けとは、紫外線により肌に起こる炎症色素沈着が起こることです。

また、日焼けは紫外線による肌の「やけど」であるとも言えます。

肌トラブルのリスクを抑えるために、日焼けをした後は必ず適切なケアをしましょう。


日焼けをした時の症状

日焼け後の皮膚の症状の段階には「サンバーン」「サンタン」があります。

サンバーンは紫外線のダメージにより肌が炎症を起こす状態で、赤くなり、ほてりやヒリヒリとした痛みを伴います。

一方、サンタンは紫外線を多く浴びた日から数日後に現れる褐色の日焼けで、数週間から数ヶ月続きます。


日焼けのケアを怠るとシミ・シワ・たるみの原因に

日焼けは、単なる一時的な肌の炎症だと思われがちですが、長期的な症状としてシミ・シワ・たるみの原因となります。

実は、肌の老化の80%は紫外線の影響であり、これを「光老化」と言います。

この光老化を防ぐためにも、紫外線からのダメージを防ぐことが大切です。


日焼け後の72時間以内にケアが必要な理由

肌が紫外線を受けると、メラノサイトという肌内部の細胞が活発になり、メラニンが過剰に生成され、肌が黒くなります。

そして、このメラニンの生成は、紫外線を受けた約72時間後から起き始めます。

可能な限り早く修復をしてあげることでメラニンの生成量を減らすことできます。

そのため、紫外線を浴びたら早急にケアが必要です。

日焼けで後悔しないためのアフターケア方法

次に、日焼けをしてしまった後のアフターケアについてご説明します。

早めのケアで紫外線による肌へのダメージを抑えましょう。

炎症を抑えるために冷却する

日焼けをした後は、肌が軽いやけどを負った状態であり、その熱と炎症を抑えるために肌を冷やす必要があります。

肌を冷やす方法としては、流水で冷やす、濡れタオルを当てる、保冷剤や氷を用いることが効果的です。

保冷剤や氷を用いる際は、長時間同じ場所を冷やし続けると、凍傷のリスクがあるので長時間の冷却は避けましょう。


保湿して乾燥を防ぐ

日焼けをした後の肌は、紫外線の影響で乾燥しやすく、水分が失われている状態です。

乾燥は肌のバリア機能を低下させ、刺激に対して敏感になるため、保湿が非常に重要です。

化粧水を使用する際は、パッティングせずに優しく肌に浸透させ、その後乳液やクリームで水分を閉じ込めることがポイントです。

日焼け後の肌はデリケートなので、低刺激性の化粧水や乳液を選びましょう。

パーツ別のアフターケア方法

日焼け後のアフターケアは各部位によって方法が異なります。

部位ごとのケアのポイントを押さえて、しっかりとアフターケアをしましょう。

顔のケア方法

日焼け後の顔は紫外線のダメージによりいつもよりも敏感肌になっていると考えましょう。

摩擦を避け、刺激を与えないケアが大切です。

洗顔の際は、刺激を避けるために、手ではなくたっぷりの泡で洗い、タオルで押さえるようにして水気を取りましょう。

スキンケアについては、肌が落ち着くまで普段の化粧品より低刺激性のものを使用することをおすすめします。


身体のケア方法

広範囲に日焼けした場合、シャワーの勢いは弱めに調節し、ぬるめのシャワーで体を冷やします。

温度は25℃~30℃を目安に、肌の炎症を抑える効果が期待できます。

冷却後はボディローションやボディミルクなどでしっかり保湿することが大切です。

塗る際は、肌をこすらず、やさしく塗り広げましょう。


髪のケア方法

紫外線を浴びると、髪はキューティクルが剥がれて乾燥し、頭皮もダメージを受けます。

これは髪の主成分のタンパク質が影響を受けるためです。髪のパサつきや枝毛、切れ毛の原因になります。

また、日焼けをすると、頭皮がダメージを受け、抜け毛の原因にもなります。

そのため、髪を洗う際は低刺激性のシャンプーで優しく頭皮を洗います。

髪を洗った後は、保湿効果の高いトリートメントを髪の毛になじませ、傷ついた髪に潤いを与えましょう。

日焼け後にやってはいけないNG行動

ここでは、日焼け後にやってはいけないNG行動についてご紹介します。

剥がれた皮をむく

時間が経つと皮がむけてきますが、これを無理に剥がしてはいけません。

むけかけの皮の下には未熟で外部の刺激に弱い新しい皮膚が存在します。

この未熟な皮膚を無理に露出させると、肌に痛みやその他のトラブルだけではなくシミやくすみの原因になる恐れもあります。

むけた皮が気になっても、触らずに十分な保湿をして肌を守りましょう。


熱めのお湯での入浴やシャワー

日焼け後の皮膚は非常にデリケートで、熱いお湯での入浴やシャワーはNGです。

熱いお湯を浴びると、体の熱を発散しようとして皮膚の水分や皮脂が失われ、乾燥が進行し、赤みや炎症を増幅させる恐れがあります。

そのため、湯船に浸かることは避け、シャワーを浴びる際もやや冷たいと感じるほどのお湯を浴びることをおすすめします。

入浴時間は10分程度を目安にし、体を洗う際もゴシゴシこすらず、優しく洗いましょう。

日焼けがシミになってしまった時の治し方

日焼け後にできてしまったシミの治療法は、主に処方薬とレーザー治療の2つです。

医師と相談し、自分に合った治療方法を選択しましょう。

処方薬の服用

日焼けによってできてしまったシミを治療するためには、メラニン色素を還元すると同時に、メラニンの生成を抑制する必要があります。

処方薬は、内服薬と外用薬どちらもあり、特にシミに効果的とされている処方薬は以下の5種類です。

・ビタミンC主成分配合錠
・ハイチオール
・ユベラ
・トラネキサム酸
・ハイドロキノン(外用薬)

ですが、シミの程度や肌の状態によって服用する薬も異なりますのでまずは現在の肌の状態を医師に相談してみましょう。


レーザー治療

美容皮膚科で行っているレーザー治療を受けるのも一つの選択肢です。

レーザーによってたまってしまったメラニン色素を破壊することでシミを薄くします。

レーザー治療は、短期的な効果を実感することができるので、いますぐシミを消したい方は、一度、医師に相談しましょう。

スマクリ美容皮膚科で
オンライン診察

スマクリ美容皮膚科では、

・自宅からオンラインで診察が受けられる
・LINEからいつでも予約が可能
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といった、美容皮膚のオンライン診療サービスを提供しています。

まずは、どの内服薬がご自身の肌の状態に合うのかを医師に相談しましょう。

さらに現在、初回でのご予約の方限定で1ヶ月分のビタミンC主成分配合錠とハイチオールを無料で試せるスマクリお試しプランをご用意しております。

ぜひこの機会に、美容内服薬の効果を試してみてはいかがでしょうか?

診察のご予約は下記ボタンから受け付けておりますので、ご気軽にご相談ください。

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まとめ

今週は、日焼け後のアフターケアについて、ご紹介しました。

日焼け後に肌のケアをすることで、肌の炎症を抑え、メラニンの生成量も減らすことできることがわかりました。

軽度の日焼けの症状の場合は、記事で紹介したアフターケアをぜひ実践してみてください。

ただし、日焼けによる炎症がひどい方は、直ちに医師の診察を受けましょう。

また、紫外線によりすでにシミができてしまった方は、まずは医師に相談して、自分に合った治療方法を選択しましょう。

ですが、薬を使用方法やケア方法によっては、体質や状態に合わないこともあります。

もし、副作用や体調の異変を感じた場合は、無理をせず、速やかに医師に相談しましょう。

そのほかにも心配事項がある方はぜひ診察の際にご気軽にご相談ください。

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