キメラアント編、神

金夜に漫画喫茶で徹夜する楽しみを知ってしまった私。快活クラブにはカラオケ専用個室があり、今週はそこに行った。
ヘッドホンをつけて、コンデンサーマイクで歌うと自分の声がしっかり聞こえて面白い。スピーカーで音が増幅されないので周りに聞かれているドキドキ感も軽減できた。

今は満喫でもっぱらハンターハンターを読んでいる。

今週は始めてキメラアント編をちゃんと読んだ。
今更言う事ではないけど、王とコムギのやり取り、神。
キメラアント編は登場人物や勢力がかなり多いが、それぞれが自分の主義や戦略を持って動いていて、それがずっと展開しているので息をつく暇がない。キャラそれぞれの行動が物語となっているのでわざとらしくなく展開が進んでいくのがすごい。

ネットの情報だとモラウとかナックル、シュートに全然触れたことなかったのですが、こいつらも主役並に出てますよね。
ビジュアルでかませと思ってすみませんでした。でもナックルの念能力は絶対に出落ちって思うじゃん!

序盤は凄まじいグロ展開だったけど、ラストは残ったアントたちが新たな人生を歩み始めたり、そもそも死亡者が少なかったりと明るいエンディングなのもびっくりしました。どことなくハンターハンターって斜に構えた漫画というイメージだけど、ゴンやキルア周りのエピソードは性善説で進んでいくし、友情や恩義をみんな尊重している。
ワンピースよりも人情派の漫画なのかもしれない。ワンピースちゃんと読んでないけど。

あとは呪術廻戦から先に読んだ身としては、元ネタというか先行研究をたくさん見つける面白さもある。
4次元マンションの動きとかもろ十種ですもんね。

面白かった漫画の良さを伝える文章ってめっちゃむずい。
とにかくハンターハンターは人生で一度は読んどくべき漫画だなって思いました。


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