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「お会いできて嬉しいです」ーMZMライブ&ミーグリ レポート

こんにちは、サブロクです。昨日5/18に行われた『MonsterZ MATE 1st Anniversary Live 〜俺らがやらねば誰がやる〜』に行ってきましたので、今回はそのレポート記事です。

このnoteを書くにあたってミート&グリート(以下ミーグリ)の話に触れるかどうかはかなり迷いました。ですが、今後ミーグリに参加する予定の方や気になっている方のお役に立てればいいなと思い、筆を取っています。

【14:00〜20:00】 オフ会

この日は、人生初の大人数オフ会をしました。HUMAXの会場近くのレンタルスペースをお借りして、私をいれて8人のMZMファンが集まりました。1人、また1人と合流するにつれて「○○さんって実在していたのか……AIじゃなかった……」とついつい思ってしまったのがなんだかおかしかったです。Twitterなどで密に連絡を取っていたとしても、実際にお会いするまでは存在に確証が持てないことを改めて実感しました。

オフ会は「誰が持ってるか王選手権」に始まり、Nintendo Switch で遊んだりTVにMVを流して上映会をしたり、最後までとても有意義で楽しい時間を過ごしました。あんなに大人数でワイワイと遊んだのは、おそらく初めてのことです。(もともと友達が少ないので)

そして結局終演後も都合が合う人間で夜通し飲み続け、朝の5時に解散した。

【20:00〜】 ライブ

最高。

失礼しました。取り乱しました。とはいえ、あまり書くこともないというか、書けないというか。「大変よいものを見せてもらいました。」というのが今のところの全体の感想です。Youtubeで配信もあったので、細かいレポートはさておき現場の空気感がお伝えできればいいかなぁと思います。

まず男女比ですが、男性が6割女性が4割というVtuberリアルイベントにしては異例の男女比率でした。私が過去参加した『TUBEOUT!! SESSIONS』と同じ会場とは思えないくらいの男女比率。裏を返せば、私が今まで行ったことのあるライブの男女比率とそんなに変わらなくてとても居心地が良かったです。また、年齢層もさまざまなように見えました。MZMは色んな人に愛されているんだなぁ……。

ライブの内容を少しくらいはちゃんと書こうと思ったんですけど、ごめんなさい。まとまらないので2つだけ。

「hero_」や「Up-to-date」でみんなで声を合わせて歌ったり、「トロピカ☆ナツオーレ」や「MonsterZ PARADE」での掛け合いをしたり、客席も声を上げて盛り上がることが出来た、とっても楽しいライブでした。前日喉が灼けるまでお酒を飲んでしまったのでいよいよ声が枯れて、ミーグリではあまりいい声が出なかったことだけが残念です。

最後の「Live your life!!」ではサビを客席と大合唱したのですが、このイベントを通してむくむくと大きくなった「MonsterZ MATEが大好き」という気持ちが「Crazy for you, Be crazy for you All Love」の歌詞にぴったりハマって泣きそうでした。泣くと視界が歪んで2人が見えなくなるのでグッと堪えましたが、危なかった。「daydream」とおなじくらい危なかった。(今になってやっと泣いています。)

【終演後22:30〜】ミート&グリート

システムのトラブルで32枚プレミアムチケットが発券されたようでした。ミーグリ参加者は会場前の席で待機します。つまり一番最後でない限りは他のファンに何を話したか聞かれますので、あらかじめ話す内容を決めていこうという人は念頭に置いた方がいいと思います。ただ、ミーグリを待っているみなさんもすごくいい人たちで、終始あたたかい空気に包まれていました。

私は絶対に話したいことだけはリストアップしておきましたが、ミーグリって本当にとんでもねえ経験なのでいくつか吹っ飛びました。だってタイムラグほぼなしで推しと喋れるんだよ????????? だから途中でしどろもどろになってしまったのは、仕方がなかったんです。

まずは壇上に設置された台の上でチェキを撮ります。(ポーズは「バーイセンキュー」をリクエストしました。) 台にのぼると意外と高くて怖い。履き慣れた靴と動きやすい服装がベターです。遠足?

現像を待つ時間がお二人とお話できる時間です。だいたい下記の内容でお話をしました。予想以上に喋る時間があって逆に焦りました。発券トラブルでミーグリの時間減っているのかと思っていたので……。

【言えたこと】
・1周年記念サイトはいかがでしたか?(下記リンク参照)
・2周年のお祝いはもっと驚かせます。
・これからも推し続けます。信じてます。
・MZMのおかげでいろんな人に会えました。ありがとう。
・もしMZMがきっかけで結婚することになったら、式で「Live your life!!」を掛けます。(※ただし結婚の見込みいまのところゼロ)

【言えなかったこと】
・バルス箱推しです。(経営陣・スタッフさん含む)
・友達以外にも自分の新しい側面に出会えました。
・おかげさまで毎日楽しいです。ありがとうございます。

ということで、お伝えできなかったことも結構あります。というのは、最初に名乗って「はじめまして、お会いできて嬉しいです。」とご挨拶したら「あなたははじめましてじゃないでしょ(記憶が危ういため意訳)」と返されたからです。この一言で、嬉しいと恥ずかしいと生きててよかったと盆と正月がいっぺんにやってきて舞い上がってしまいました。

推しに認知されなくていいし、むしろされたくないと思っていましたがそんなものは詭弁!!! 認知されれば嬉しい!!! そういう生き物!!!!! でも、認知されなくていいという考え方は変わっていません。認知されることはあくまで副産物であって目的ではないからです。私自身がやりたくてやっている推し活動だということはこれからも忘れずにいたいですね。

【後日譚】

プレミアムチケットには他にもマスコットキャラのンミィのぬいぐるみと直筆のサイン色紙が含まれていました。ンミィ、めちゃくちゃお金がかかっていてぬいぐるみとして素晴らしい出来だと思います。足の裏には板が入っていて、ちゃんと自立するというこだわりっぷり。感触はもちもちでよく弾みます。

さて、問題のサイン色紙です。アンジョーさんとコーサカさんのサイン、そしてシリアルナンバーと謎のひらがな「も」。

ファンの皆さんのお陰で、藤原道長が詠んだ「この世をば/我が世とぞ思ふ/望月の/欠けたることも/なしと思へば」が完成するのではないかと予測が立っています。

もしミーグリを参加された方で、空欄になっているシリアルナンバーの色紙をお持ちの方はふぁせさんまで教えて差し上げてください。何卒よろしくお願いします。

「この世をば/我が世とぞ思ふ/望月の/欠けたることも/なしと思へば」(出展:『小右記』) は噛み砕くと「満月に欠けているところがないように、いまの状況に全くの不足がない。俺の時代が来た!」という意味の歌です。道長が盤石の地位を手に入れた夜の酒宴で詠まれました。

最初は「あのくそイキリ散らかしてる歌をこのタイミングで!?」と思ったのですが、何度も繰り返し味わっているうちに受け取り方が変わってきました。

道長がこの歌で言いたかったのは、その地位に対する不満がないということです。その状況というのは今のMZMには当てはまりません。では、ここで言う「欠けがない」とは何でしょうか? それはアンジョーさんの言葉にヒントがあると思います。

「誰か一人欠けていたら、絶対ここには来られていない。」

MZMの2人が、バルスのスタッフさんが、作曲家さんが、ユニバーサルミュージックの皆さんが、MZMの友達のVtuberさんたちが、そして我々ファンが誰一人として欠けず一緒に走ってきたということ。この事実がMZMの時代の嚆矢になった。そんな風にこの和歌を解釈することができるんじゃないかな、なんて思いました。

さいごに

私はリア充コミュニティの「出会いに感謝!」みたいなものをずっと馬鹿にして鼻で笑ってきました。でも、このライブを経て意見が変わりました。というのも、今まさに「お会いできて嬉しいです」という気持ちでいるからです。

一緒にオフ会をした(そして朝まで語らってくれた)お友達やTwitterのフォロワーさん、バックスタッフの皆さん、ゲストのめぐちゃん・ちゃんまり・お銀、VTR出演の夜子さん、そしてMZMのお2人との出会いは全て偶然の産物ですが、この全てが揃わなければこんなに胸に残る1日にはならなかったと思います。本当にお会いできて嬉しかったです、ありがとう。全ての出会いに感謝をこめて。

2019年5月19日
サブロク

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