マイボイスコム株式会社は3月2日、サブスクの利用状況に関する調査結果を発表した。

それによれば、直近1年間で定額制サービスを利用した人は3割弱となり、若年層の比率が高いことが分かったようだ。

出典：https://myel.myvoice.jp/products/detail.php?product_id=28308

サブスクの利用状況

直近1年の利用状況は上記の通り。

「直近1年間でのサブスク利用者」は全体の28.5％。
うち、利用しているサービスの形式として「定額料金・条件内でサービスを使い放題」が最も高い23.4％となっている。

「使い放題サービス」が人気

その「使い放題サービス」のなかで人気なのが「定額制映像配信サービス」。
使い放題形式のサービスユーザーの67.8%が「映像配信系」を使用している。
次いで利用率が高かったのが「定額制音楽配信サービス」で20.6%、「定額制使い放題：電子書籍・雑誌、電子コミック」が12.6%となった。

サブスクに対する不満点

同調査では「定額制サービス」に対する不満点もヒアリングされている。
上位回答は次の通り。
・「価格が高い」16.1％。
・「定額料金に見合う分を使いきれない」15.7％。
・「使う月と使わない月があり、無駄になることがある」14.3％。

不満点は年代や性別によっても異なる傾向が表れている。
・10～20代：「定額料金に見合う分を使い切れない」「価格が高い」
・30第女性：「商品・サービスが期待していたものと違う」

サブスクの利用意向

利用意向の調査では、約2割が「利用したい」との意向を示した。
うち、年代別の「利用したい」比率は次の通り。
・10～20代：5割弱
・30～50代：3割前後
・60～70代：各10％台

「利用したい」と思う理由(一部抜粋)
・重い物を運ばないで届けて貰えるので今後も利用したい。（男性76歳）

・都度費用を考えずに利用できるところが良いと思う。（女性50歳）

・映画などは元が取りやすく普段見ないジャンルにも気軽に挑戦できるのが良い(女性22歳)

「利用したいと思わない」理由(一部抜粋)
・支払ってるから使わねば!」と脅迫観念めいた気分になるので精神衛生上よろしくないと思い止めました。（女性48歳）

・入会したては元を取ろうと沢山利用するが、数か月たつとそこまで利用しなくなる。（女性31歳）

サービス利用時の重視点

利用時の重視点は「月額料金」「料金に見合う内容である」が上位に並ぶ結果となった。