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コロコロ魂フェスティバル・速報レポート

2023年6月に開催された『東京おもちゃショー2023』と併催された『コロコロ魂フェス』。

このイベントをぐるっと見学してきたので、主観ではあるが(重要)簡単なレポートを書き残しておきたい。

先に総括だけしておくと、おもちゃショー含め期待以上に楽しいイベントであった

あまり楽しめないかもな~、ざっと見てすぐ帰ろうかな~、と思っていたら、何やかんや蛍の光が流れる時間まで会場に居座ってしまった。

特に、大人も試遊できる玩具が思ったより多く、実際に触れて遊べたのは嬉しいところだ。

さて、それではタイトルごとのレポートを記していこう。

コロコロ魂フェスティバル

久々の大型リアルイベントとなったコロコロ魂フェスティバル

かつての次世代ワールドホビーフェアに近い「コロコロホビー大集合」のイベントだが、あちらよりデジタルゲーム系の出展が少なめ。

その結果、より「現物に触れてみよう」的な毛色の強いイベントとなっていた。

デュエル・マスターズ

主に福引き(年齢制限なし)と1戦バトル(小学生限定)を実施。

1戦バトルはフィーチャー卓に通された場合、チアリに実況してもらえるという嬉しい仕様!

これ、実況してもらえること自体も有難いのだけれど、「さあココで○○で攻撃、まずは○○の効果!」と、誘発を忘れそうなテキストをチアリがさらっとガイドしてくれていた

デュエマをよく知っていて、かつプロのトークスキルを持つチアリだからこその名MC。ブース付近に立ち寄った際には必聴である。

また、そもそも小学生限定イベントということで、いわゆるTier1デッキのコピーはほぼ見られない。構築済ちょい足しデッキを使っている参加者が多い印象だ。

「ちょい足し」部分にそれぞれの拘りが感じられ、予想外のカードが飛び出す様は実に面白い。

ともすれば公式がコアユーザーの方を向きがちなデュエマ。改めて、子供たちのことを見た施策を打ち出してほしいものだ。

カブトボーグ

体験イベントは大人も参加させてもらえた。レンタル機・持ち込みどちらもアリで、スタッフに勝つと紙相撲が貰える謎仕様。

紙相撲はコロコロイチバン付録の流用。

梱包状態だとカブトボーグの姿が見えずにコロコロイチバンのキャラたちが並んでいてシュールだった。

ボトルマン

狭いブースながらも大盛況。優勝を決めるタイプの大会と、ミッションにチャレンジする形式のイベントの2つが実施。

チャレンジイベントは大人も(混雑状況によるんだろうけど)参加させてもらえた

いわゆるボウリング競技で、成績次第で金・銀・銅いずれかのボトルキャップが貰える。貸出機の性能が良いので、何やかんや銅~銀は狙える一方で、金の獲得はハード。実に良いゲームバランスとなっている。
(持ち込み勢は多段発射機体でクリアしている様子が見受けられた)

また、デカビタとのコラボ機発売に合わせて、参加賞としてデカビタが1本貰える。オトク。

もう1つの参加賞として、店頭キャンペーン品と同じカタログ・マト・カスタムシールの3点セットも配布されていた。

あとついでにボトルマン、ブースの狭さもあってスタッフさんとの距離が良い意味で近い
「応援してます!」と直接お伝えできたのはお互いに良かったな~と。

ベイブレードX

「ベイブレードはまぁいっかな~」と悠長に構えていたら、先行販売どころかパンフレットすら枯れていた。ので、あんまり多くは語れない。

まぁ何というか、ベイブレード自体がバチクソにおもろいのは分かり切っているわけで、その上でこの打ち出し方で良いんかなあ、とは思った。

個人的には、スポーツ推しとかレアベイゲットバトルとかもうーん?って感じだし、前作(バースト)民がまだまだ元気な中で先行体験だの先行販売だのやってもなあ……とは思ってしまう。まぁ、そのへんについては機会があれば追い追い。

開運コロシアム

コロコロでの初報だとメーカー分からなかったんだけど、バンダイ製だった模様。

運の値『運値(うんち)』で戦うという、バカバカしさに全振りしたゲーム……と思いきや、非常にシンプルかつテンポの良いゲームで好印象であった。

「手札は2枚」「せーのでカードを出し合う」「(デュエマで言う)シールドが2枚」……などなど、カードゲームの持つややこしさを取り払おうというゲームデザインが感じられる。

おそらくガチでやり込むゲームにはなり得ないため、パーティーゲームに近い形でゆっくりと商品展開をしてもらえればと思う。

……あと、この手のイベントに来る客層はコロコロホビー適性が高いのでw、開発チームの方にはイベントでの反応を真に受けすぎず作っていただきたいところ。

イベントでのウケは良かったのに、って話だとぶっさしーずの爆死なんかがあったからね……

おわりに

取り急ぎ速報ということで、大まかな話をレポートした。

書き損ねてしまったことや、イベント本体(?)にあたるおもちゃショーについても折を見て別記事を立てられればと思う。

繰り返しになるが、一参加者として非常に楽しいイベントであった。
と同時に、おもちゃメーカーにとってもユーザーの反応が見られる久々の機会だったのではないか。

どうしてもインターネット越しの声が強くなりがちだった昨今。
このイベントが、その風潮に一石を投じる一つのきっかけになってくれれば、と願ってやまない。

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