めんどくさい話をしよう
前書きのようなもの。
2014年か2013年の作品です。
これを書かないといけない状況になってしまい、大変辛かったのですが、高校生ぶりに筆をとるかー、というきっかけになった作品です。
だからなんだというわけではありませんが。
で、掲載されるだろうなと思って送ったら、当然のように現代詩手帖に掲載され、同じタイミングで山崎修平さんの「ロックンロールは死んだらしいよ」も掲載されていました。ターニングポイントになった作品です。
だから、わたしにとってはなんだという作品ですが、
なんだというわけではない話です。
minami拝
めんどくさい話をしよう
まずはあなたのせいじゃないこと
ほかの誰かのことについて
遠い土地の歌について
あなたでさえも知らないことについて
つらいことには関わりたくない、
自分の無知には口とざしたい、
それでも。
......
暗くなっても、しょうがない!
あの人のことが好きでしょう
低い歌声が耳に残っているのでしょう
イイトコドリに慣れ切って
ガマンを忘れた
ぼくらはボンヤリ
いつの間にか終電もない
死にたくなったら電話して
たまには休んだっていいでしょう
めんどくさい話をしよう
空を飛ぶのはもうちょっと後でもいい
あなたのことについて
わたしが持ち込んだやっかいについて
明日の話をもう少ししようよ
読んでくれてありがとうございます!