こんにちは那須のSUDA COFFEEです。
今日の那須は昨夜から雨が続いて、一日中雨のようですね。

さて、前回は新型クラウン発表前に、初代から15代目までの振り返りをしましたが、今回はいよいよ新型クラウンについて紹介します。

２〜3年前から、次のクラウンはどうなるか自動車業界、関係者の中でも話題になっていました。今まで通りのセダンか？世界的人気のSUVか？それともクラウンは無くなってしまうのか？

その結論が2022年7月15日（金）13時30分よりオンラインで新型クラウンのワールドプレミア（プレゼンテーション）で明らかになりました。

プレゼンテーションでは、豊田社長が自らからトヨタのフラッグシップとして15代目までのクラウンについて、その歴史と開発趣旨などを説明し、江戸時代の徳川幕府に例えれば15代で終わり、この16代目は明治維新にあたるクルマとして紹介したのが、今回発表された新型クラウンでした。

新型クラウン驚きポイント１→４つのボディを持って、４タイプとも全てがクラウン

まず今年秋からクロスオーバー（背の高い４ドアクーペ）から発売開始。
その他、スポーツ（SUV）セダン、エステート（ワゴン）は来年以降発売予定。

当初、開発陣は現行のマイナーチェンジで検討していたようですが、社長からの「クラウンが進化するために、もっと本気で考えてみないか」との喝が入り、クルマの形や駆動方式など固定観念にとらわれない開発を進めて出来たのが、このクロスオーバーだったようです。開発にGOが掛かった時点で、豊田社長から「セダンも考えてみないか」という宿題があり、多様性の時代にあった４つのモデルを提案したそうです。

セダンがあってホッとしている方も多いのでは、そう言えば、昔のクラウンは２ドアハードトップやワゴンなど、多くのバリエーションがありましたね。

クロスオーバー

スポーツ

セダン

エステート

新型クラウン驚きポイント２→FFベースの4WD、全車ハイブリッドシステム

クラウン、いや高級車と言えば、 FR（フロントエンジン・リアドライブ）で6気筒以上のエンジンを搭載しているイメージでしたが、そこから脱却してRAV4やハリヤーなどが採用しているTNGAプラットフォームを用いて、居住性を向上「全席特等席」を目指しています。

パワートレインは、2.4リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンに2基のモーターを組み合わせた新開発のデュアルブーストハイブリッドと、2.5リットル直列4気筒自然吸気エンジンと３基のモーターを組み合わせたシリーズパラレルハイブリッドシステムの２種類が用意されています。

新型クラウン驚きポイント３→世界約40の国や地域に販売！

今までクラウンは国内専用車でしたが、新型はトヨタブランドのフラッグシップとして、世界中に発売される予定です（約40の国と地域）。そのため、ボディサイズとかデザインは世界基準になっていて、これだけの投資が出来たと思われます。

世界的なセダン離れが進み、他のメーカーでは、軒並み高級セダンが廃止される中、ボディタイプや駆動方式など過去に伝統にとらわれない逆転の発想で「クラウン」というブランドを守っていくトヨタは凄いと思いました。

新型クラウンのワールドプレミアは以下のYoutubeトヨタチャンネルで見ることが出来ます。

新型クラウンに関しての情報は、以下の公式ホームページをご覧下さい。

最近クラウンのステーションワゴンが気になる旅の途中のカフェ。那須SUDA COFFEE