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No.4/テイストを揃える必要性 

さていきなりですが、サムネイルやその他SNS画像を作る際は様々なアイテムを盛り込み、組立て、一枚に仕上げます。

このブログ画像のように

・伝えたい言葉
・写真
・イラスト

最近、様々な方がお作りした画像を拝見する中で
そのテイストが合っておらず、とても残念に感じる事があります。

あなたの作った画像、このようになってないですか?

※イメージです※

恐らくメインの花瓶と花をメインにインテリア風景を表現したかったのでしょう。

水彩で優しく見せたい中に、水彩とは違う植物が差し込まれていたり、カジュアルなフォトフレームがあったり、かと思うと、かわいいフォルムのマグカップが添えられていたり。

構図的には三角構成で纏まりがあるように見えますが、テイストがバラバラでどうしたいの?と思ってしまいます。

最近は色々な方がご自身の画像を「スキル」として販売しておられ、もちろん私もその中の一人ではあるのですが、そういった「販売している側」の人にこの現象が多くあるように感じます。

おそらく画像を作成するにあたり、隙間が空いてしまったので「何か入れたかった」のでしょう。
または「よかれ」と思ってイメージに合う素材を入れたのでしょう。

それ事体には何も問題はなく、その行動・思考はとても良い事だと思います。

ですがそれならば、もっと手をかけて一つ一つの部品を選んでほしいです。

複数のイラストを載せる時は
イラストの「テイスト」を揃えるように選ぶ

「色」「雰囲気」「線」、描き方の「手法」などそのレベルで選ぶことをお勧め致します。

このような感じです。


いかがですか?冒頭の画像と比べると一気に纏まり、統一感が生まれたかと思います。

時には思い通りのテイストが探せなかったりもすることも多々ありますが、その時は様々な検索ワードを何度も何度も試してみてください。
それでもイメージに合うものが見つけられなかった場合は、どこかに妥協点を上手に見つけるのも手の一つです。

今回のこの画像の中での私の妥協点は、「ベタ塗り」の花瓶です。

花瓶のフチに、フォトフレームのような黒い線や影が欲しかったのですが、どうしても見つけられず、描くことが困難であったため、考えた末、黒い線模様が入った花瓶を選びました。

妥協点を見つけるまで、時間をかけてしまいました。
テイストで揃えるですとか、手法で揃えるなど細部にまでこだわって作っていると、今回の私の様に時間がかかることは普通にあります。

テイストを揃えるなんて、とても些細な事のように思いますがその些細なチョイスミスの積み重ねが最後に「大きな違和感」となります。

そしてその違和感は画像を受け取ったお客様にとっては
時として言葉にすることは難しいのです。

ざっと作り終えてからの修正の方が遥かに大変なので、出来るだけ、「くくり」を頭に入れてパーツ選びをすることをお勧めいたします。


本日は「テイストを揃える」ことについて書いてみました。
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すだち🍊

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