ストーク・マンデビル競技大会

新聞感想文 (朝日新聞4月20日)

事情知らずに批判 良くない

大学生 萩田 菜緒(21)

帰省に至った事情がわからなくても、インターネット上ではすぐに批判の対象になってしまう。必要に迫られて帰省した方は精神的に大きな負担を感じてしまうのであろう。
一つの考えで判断できる時代ではない。安易に情報の拡散をすることはとても危険である。
スマホで好きな音楽を自宅でも気軽に楽しめることが、一層ありがたいと感じるようになった。

実家にいるとこれまでの習慣もあって、とりあえずつけてしまうテレビ。視聴率を上げるために感情に訴えかける番組を見て、「やばいな」「これはあかんやろ」などそれぞれが批判を口にする。

そうやって、「このタイミングで帰省する人=あかんやろ」が脳に刷り込まれていく。つまり、その人の背景を無視して、反射的にあかんやろと言う仕組みが脳の中で作られていくのかもしれない。


パラの「クラス分け」矛盾と苦悩

実際のタイムに障害に応じた係数をかけ算して順位を決めるため、障害が軽くなると、競技上は不利となる。
重い障害クラスへの変更が契機となってメダルに近づいた選手もいる。クラスが変わったことでパラリンピック出場できるかどうかの選手だったが、世界ランク2位に躍り出すこともある。「周囲は僕がキラキラしているように見えているかもしれないが、実際の生活はそれとは反比例。できないことが増えていくのはつらい」と話す。

東京オリンピック2020に関わる予定だけど、パラリンピックの競技を見たことがない。クラス分けに関してこの記事で初めて知った。

パラリンピックの事全然知らんな。調べてみよう。(以下Wikipedia)

開始年 1960年
障碍者スポーツ大会の中で現在、最も知名度が高くなり商業的にも成功をおさめつつある。(2004年から2018年にかけて広告費が5倍の約28億2000万円となった)
他の障碍者スポーツ大会はデフリンピック(聴覚障碍者)やスペシャルオリンピック(知的障碍者)がある。逆に聴覚障碍者と知的障碍者の一部は参加できない。
起源とされているのは、1948年7月28日ロンドンオリンピック開会式と同日にイギリスのストーク・マンデビル病院で行われた大会とされる。「手術よりスポーツを」の理念で始められた。
当大会をオリンピック開催都市と同一都市で行う方式は東京大会後は定着せず、いったん中止となった。また、東京大会で初めてパラリンピックの名称が考案された。
1988年ソウル大会より、正式名称が「パラリンピック」となった。(これまではストーク・マンデビル競技大会)


国民年金 出産前後の保険料を免除

国民年金に加入する自営業などの女性が出産した場合、産前産後の保険料を免除する制度が昨年4月から始まりました。免除期間中は保険料を納めたものとして扱われ、将来の年金額が減ることはありません。現在すでに保険料が免除されている人は、将来受け取る年金額が増える可能性もあります。ただ、免除されるには申請が必要。
対象となるのは、自営業者など国民年金の「1号被保険者」で昨年2月以降に出産した人。原則として、出産予定日の前月から4ヶ月間の保険料が免除される。今年度分の保険料は月1万6540円なので、計6万6160円が免除される計算。

国からの制度を知る余裕があれば、免除などを受けられることが出来る。お金や制度に関する情報には常にアンテナを張る必要がある。

仕事が忙しくなったら難しそうだな。仕事をしながら新聞を読める力を今の内につけておきたい。


最後まで読んでもらえて嬉しいです