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『庭、垢抜けました?』ーーなかなか手を焼く、崖の上ガーデン。

「そろそろ手をつけなきゃな〜……」

と思いつつも、なかなか始動出来なかった『崖の上ガーデン』の手入れ。

『崖の上ガーデン』とは、漫画家・つのだふむさんご一家が最近まで住んでいた“ヤバヤウス”の庭?にあたる部分です。


ヤババウスのヤバさが赤裸々に描かれています。
地方、しかも田舎への移住の苦労がありのままに綴られており、私もXで更新を追っていました。毎回ハラハラドキドキ。。

この漫画のおかげで、『糸島に移住したいかも!』という夢はだいぶクールダウンしました(笑)

田舎への移住を考える人は必読です!そして何より面白い!!
漫画を読んでたから、勝手につのださんご一家に親近感が湧き、ファンに。

とまぁ、そんな“ヤバヤウス”として伝説の家の庭?森?崖⁇の部分で、縁あってガーデニングをやらせてもらえることに。

↓前回はとにかく草を刈ることだけで、その後放置してました。


というのも、最近まで結構暑かったから登り降りの多い『崖の上ガーデン』での作業は、涼しくなってからじゃないと厳しいなと思い。

11月も中旬になり、ようやく気温がしっかり下がってきたので、重い腰を上げて始動!!


と、本題に入る前に…

元々植えてあった『山茶花』が満開!
見応えあって綺麗でした。
ピンクの可憐な子
白も上品で良き


山茶花の花見をしつつ、まずはヤバヤウスの換気のため網戸を開けて

『糸島STORY』にもたくさん描かれていましたが、一階のニオイが本当にキツい(笑)
どうやらカビルンルンがるんるん大爆発してるようです。
風を通してカビルンルンの発生を抑えるしか出来ない。


よし!下準備オッケー!

おさらいの為、『崖の上ガーデン』の遷移を。

元々草ボーボーでした。
夏にとりあえず草を刈りました。
通路右側が傾斜がキツい崖。
で、前回まででこんな状態。


本日はここからの作業です。

『崖の上ガーデン』の崖は結構危ないかんじなので、全体に手を入れることは諦め、

ピンクで囲った部分だけをとりあえず整備することに。

しかし、またもや問題が。
ここの土は赤土で粘土質。
つまり、植物を植えても育たない。

なので、有機質の土を上から足して、少しでも土質改善してから植物を植える作戦に。

土を足すとなると、『崖』なので土砂崩れみたく土が流出しない工夫をしなければと思い、杭を打って、土留めをつくることにしました。

まあまあ太めの枝を杭として使います。
これらの木も、元々ヤバヤウス土地内にあったものを切り出してつくりました。
範囲が広いから、節約大事!
90㎝位の枝を60㎝程打ち込みます。
ハンマーがなかったから太い木で叩き込むことに(笑)(Tの字になってる上の太い木で叩きました)
どこまでも原始的。


ふん!ふん!と打ち込んで…

全体としてはこんな感じ。

ここに木の枝や葉を詰め込んで、一応土留めを!

こんな枝をガサガサ運んで…
杭の間に組み込む!
これを1人でやってると、
「チンパンジーが今日の寝床つくってるみたい」と思えて、笑えました。
崖下からの図


自己流で、懸念点はたくさんあるけど、
まぁいけるでしょう!
と次の作業のゴーサインを自分に出し、土留め作業終了。

次は、有機質の土を足す作業。

通路左側は広葉樹がたくさん生えているから、それらの落ち葉のおかげで土が肥えているはずと予想。
距離も短いので、この場所の土を足すことに。
掘ってみるとビンゴ!
なかなか有機質な雰囲気。
糸状菌もたっぷり\(^o^)/
菌好きの私はこれを見ると嬉しくなる。
いいねぇ〜


この有機質の土を少しずつ掘って、先ほどの場所に移動しますが…

土重い…


疲れた。。

今日はもう疲れた。

とりあえず、植えたいなと思って家から持ってきた『水仙』が植えられる程度に土を足して、次回続きをすることに。

我が家から持ってきた水仙。
糸島の地で逞しく育ってください。
こんな感じで植えました。

今回の作業はこれで終了です。

ところで、
土に混ぜ込もうと思って1カ月前くらいに持ってきていた『米糠』『籾殻』が荒らされていました!

どうやらイノシシが荒らしているみたい。
米糠は全部食べられていました。
イノシシにとっては『きな粉』感覚で美味しかったのかな⁇


こんな調子で頻繁にイノシシが現れて、ミミズなどを食べるために土を掘り返すらしい。。

『水仙』は毒が強いので、イノシシに食べられることはないと思いますが、掘り返されてダメになるかもな…。

植える植物の種類も考えないと、果樹などを植えたらイノシシを呼び込むことになりそう。

ダメで元々の『崖の上ガーデン』なので、色々様子を見ながら進めたいと思います。


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『ヤバヤウス』の換気をするため、ヤバヤウス内に入って、改めてじっくりお家を見てたんです。

ヤバヤウスファンの皆さまはご存知でしょうが、ヤバヤウスには“謎の滑り台”があるんですよね。

何のために使うのかわからない、そして傾斜角度がヤバい滑り台in室内。
3階?のお部屋と繋がっています。
傾斜のヤバさが伝わるかと。


ちょっと前に知人の子供たちがこの滑り台で遊んでいて、その様子を見て「楽しそうだなぁ」って思ったんです。

その時は大人も数名いたし、私としてもね、こんな傾斜のキツい滑り台は危ないだろうと思ってね、見てるだけだったんですよね。

…でもね、今日は1人。。

行こうと思えば誰の目も気にせず行けるじゃない!

ということで、やってみました滑り台。

いや、めっちゃ怖い。
スタンバイしてもなかなか踏み出せない。
お尻が摩擦で熱々になったらとか色々考えて、20秒くらい経過。
やーーー!!!
「っくはぁ〜、、ヤバ!!」
って言いました。


大人の(というか私の)決してお世辞にも軽いとは言えないヘビーさと、この急傾斜が織りなす加速度たるや!!

ヤバヤウスが細部までヤバいことを身をもって確認。

想像以上に怖かったけど、滑り降りた先にボーリングのピン的なのをセッティングすれば、
『人間ボーリング』ができるな、なんて危ない発想をしてしまいました。

好奇心が抑えきれずにやってしまったけど、良い子は決してマネしないように!
責任はとれませんので!!!

おしまい

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