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大好きなウエディングの仕事を「おっきな愛で包み込むように」【Racisa+3期生 喜多梓さん】インタビュー記事

ウエディング業界に関わる人たちのリアルでホットな想いをお届けする、SUEHIRO公式インスタライブ。今回は「ウエディングと人生と私」と題して、Racisa+の卒業生にお話を伺いました。

・Racisa+を受講して感じている変化
・フリープランナーに転身した「今」のリアルな声
・変わりたくても立ち止まってしまったときに前に進むコツ

など、参考になるトークが盛り沢山です。

インスタライブを見逃した!でもアーカイブは忙しくて見られない!という人はもちろん、「今の環境に変化がほしいのに、なかなか一歩が踏み出せない」と悩むあなたにも届く言葉があるかもしれません。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

                     

※2023年1月のインタビューを記事にしています


Racisa+の受講を終えて、どんなときも「客観視できるようになった自分」に気付いた

-Racisa+の講座を受けて、どんなことを感じていますか。
喜多)まさに「今」感じているのは、自分のことを客観視できるようになったということですね。それは自分の中ですごく大きな変化です。講座の中ではとにかく沢山の問いかけがあるのですが、自分と向き合うこと、そしてなぜ自分はそうなのかと考え続けることが習慣づいた結果、落ち込んだりイライラしたりしている自分を客観的に見られるようになりました。

-それが、ここ一か月くらいの変化ですか。
喜多)はい。ちょうど今、辛くなり出したからかなーと思っているのですが、フリープランナーに転身して4ヶ月ほど経って、少しずつ大変さも出てきて。でも(講座の中で自問自答する癖がついたことで)なぜ自分が辛いか分かっているから、そういう感情をコントロールできているなと思います。

-大変な状況になってきたからこそ、ご自身の変化に気付いたんですね。
喜多)そうですね。

-新しい環境で変化を実感している喜多さんも、最初は悩むことが多かったと思います。
 どうやって今の方向性にたどり着きましたか。
喜多)私がフリープランナーとして走り出せたのは、周りの方にお声がけいただいたり、タイミングがあってのことです。ゼロから自分の力だけではフリーにはなれませんでした。本当にありがたいことだと思っています。そして現在は業務委託としてフリープランナーをしています。今まで一社しか経験したことがなかったので、色々な式場や結婚式の形を知ることで、プランナーとしてもっと成長したいと思ったんです。

-今はどんな段階ですか。
喜多)今は本当に気付きの毎日です。これまで当たり前だと思っていたことも、場所や仕組みが変われば結婚式の形もこうも違うのかと驚きますね。とにかく引き出しを増やしている段階ですが、色々な気付きがあるので、スタートとしてはいい形だったのかなと思っています。

フリーになって初めて見えた世界と、自分の気持ちに気付いたからこそ進めた道

-フリープランナーになって、現時点で何が印象に残っていますか。
喜多)「自分で仕事を選ぶ」ことですね。フリープランナーになって初めて経験することで、正直それが一番難しくて。気付いたらキャパオーバーしていることもあります。また、どうしても会社に所属していたときに比べると一人でやっている感覚で、例えば連休が終わって、事務所のみんなで「お疲れさまー!頑張ったね!」とワイワイ話すみたいな、そういう場面がないので少し寂しさはありました。でもそういうときに自分の感情に気付いて「私は今、こういう状況だから」と冷静に捉えて、一人でも立ち回れるようにしています。

ーまさに、客観的にご自身を見ていらっしゃいますね。
喜多)そうですね。「あ。私って今、悲しいんだな」「なんで悲しいんだろう」「そうか、こうだからか」という思考を巡らせています。分けも分からずモヤモヤすることはなくなりました。

-そもそも喜多さんが一歩踏み出せたのには、どんなきっかけがありましたか。
喜多)正直、なんとかなるさという気持ちで飛び出した感はありました。が、Racisa+の受講前にキャリアコンサルティングを受けたり、色々な方たちと話をしたことで、当時の仕事をずっと続ける選択肢が自分の中にないことが明確になりました。何かを変えたい、でも何をするべきなのか分からないときって、自分の考えを放つことで気付きを得て、そこではじめて踏み出せるという順番なのかなと私は思います。

「おっきな愛で包み込むように」ーウエディングの仕事で”変わらない価値観”と”叶えたい夢”

-今後、ウエディング人生を通して実現したいことはありますか。
喜多)まずはウエディングプランナーとしてちゃんとプロフェッショナルになることです。8年やってもまだ未知なことが沢山あるので、プランナーとして今まで以上に経験を積んでいきたいと思っています。また、今は肩書がウエディングプランナーだけですが、今後は司会・ナレーションの学びも深めて、いつかプランニングから司会まで自分で担う存在になりたいです。キャリアコンサルタントの資格も持っているのでウエディング業界のキャリア支援にも携わりたいですし、経験や学びを生かしてちゃんとお金をいただけるような仕事をするために『声×プランナー×コンサルタント』のポジションを確立したいですね。

-それは業界でも唯一無二の存在です!ぜひ叶えてほしい!
 ではフリープランナーになって、仕事をするうえでの価値観に変化はありましたか。
喜多)大事にしていることは変わらないですね。もうずっと『愛情をもって仕事をする』、これに尽きます。それは新郎新婦にも、一緒に働く人にもです。入社4年目くらいまでは「なんでこんなにやっているのに褒めてもらえない、評価してもらえないんだろう」と思っていた時期もありましたが、いつからか「でも褒めてもらうために仕事しているわけではないし、見返りを求めていた時点でおかしいな」ということに気付いて。そこから、とにかく『おっきな愛で包み込むように仕事をする』というのは変わらずもっています。

-喜多さんらしい、素晴らしい価値観ですね。
喜多)イライラしたりモヤモヤしたりすることも山ほどあるけど、結局みんな頑張ってるよねっていう。そうとなれば、もう愛で包むしかないです!

-ちなみに喜多さんは、マイナスの感情をどのようにコントロールしていますか。
喜多)これはつい最近、SUEHIROのセミナーで聞いて私も実践していることなんですが、人って怒りや悲しみの感情にこそアイデアが生まれるそうなんです。確かにイライラやモヤモヤしているときのほうが自分がなぜそれが許せないのか、その理由の中にヒントがあるなって。こだわりや好きなこと、大事にしていることがあるからこそ踏みにじられたときに自分の価値観が分かるという捉え方がすごく腑に落ちて、最近はそれにシフトしています。

-気付きや学びを日々、スポンジのように吸収していますね。
喜多)本当に自分ひとりでは気付けないことばかりなので感謝です。

立ち止まりつつ、誰かに話す。その一歩が、いつかきっと変化のきっかけになる

-これから一歩を踏み出そうとしている方、変化したいけど立ち止まっている方にアドバイスを。
喜多)アドバイスだなんて恐縮ですが、私は、立ち止まったなら立ち止まったままでいいと思います。今じゃないってこともたくさんあると思うので。ただ、それでも自分の中に踏み出したい、何かを変えたいという気持ちがあるのなら、踏み出せないのには何が足りないんだろうというのを考えてみるのは良いかもしれません。そしてそのときに、できれば誰かに話したり、相手の話を聞くのもおすすめです。

自分と向き合う=自分ひとりいればできますが、プラスで「私はこう思う」という意見がもらえる場所にいくと気付きはもっと明確なものになります。仮にそのときは受け入れられなくても、数か月後に自分の状況が変わると「あの人があのとき言っていたこと、今なら分かるかも」と引き出しが増えて踏み出すきっかけになったりもするので。『立ち止まりつつ、誰かに話す』というのは大事かもしれません。

-とても深いお話ですし、まさに喜多さんのこれまでがそうでしたよね。
喜多)本当にそうですね。

-これはRacisa+の卒業生みなさんに聞いていますが、
 講座を終えて改めて、喜多さんはどんなときに幸せを感じますか。
喜多)自分の好きなことに携わっている時間はもちろん幸せですし、それが自分だけではなくて、誰かにもプラスをもたらしてくれたらそれはもう本当に幸せですよね。それを体言化したのが、ウエディングプランナーなのかなと思います。

-では喜多さんにとって、ウエディングプランナーとはどんな存在ですか。
喜多)本当にもう一言で「大好きなもの」ですね。結婚式が好き、新郎新婦が好き、はい、とにかく好きです!

-最後に、今回のテーマ「ウエディングと人生と私」にちなんで
 ご自身だけでなく、ウエディング業界にも思い描く未来があれば教えてください。
喜多)働いている人が幸せでいてほしいと思っています。どんな仕事にも言えることですが、誰かの幸せに携わるウエディングは特にそうだなと思っていて。ただ現状は、結婚や出産で続けにくい環境があるなど、業務改善やキャリア支援の必要性をすごく感じています。一人ひとりが日々、色々なことを思って仕事をしている、でも時間がない。そういうジレンマはどうにかしたいと思っているし、せっかくキャリアコンサルタントの資格をもっているので、ゆくゆくは業界のサポートもしていきたいです。


自分の夢に真っ直ぐで、未来に向かって着実に経験と努力を積み重ねている喜多さん。癒しの笑顔の中にも強い芯を感じる卒業生インタビューでした。

皆さんも「自分でもまだ気付いていない心の声」を誰かに話し、気付いてみることから始めてみませんか。その先には、大好きなウエディングの仕事を通して成し遂げたい人生の夢や目標が見つかるかもしれません。

記事執筆・編集 / いけだあかり



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