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不登校 お互い振り返れるようになった話

今日は陽ちゃんと2人で歯医者へ。
陽ちゃんは、なかなか抜けない歯の抜歯。私は虫歯治療。
隣同士でほぼ同じ時刻から治療開始。

怖いー!ああーーーー!

とすごい叫んでいたが、まるで出産のようで、孫の出産をドア越しに待つ親の気持ちになりかけた午前中だった。


さて、私の気持ちも落ち着いて、noteに書くことがあまりなかったが、大事な話が寝る前にできたのでここに残しておきたいと思う。

陽ちゃんが登校しぶりを始めたのが、小学2年生。休みたいという陽ちゃんをあの手この手で学校に連れて行っていた。それはそれは怖い顔をしていたと思うし、言葉もきつかったと思う。

5年生になった陽ちゃんが、寝る前のふとんに入って川の字で寝ていたとき、

陽ちゃんが学校に行きたくないって言ってたとき、ママは怖い顔してたよね。陽ちゃんが学校に行かなくなって嫌いになっちゃったんだよね。

という。

違うよ。
陽ちゃんの将来を思うと、ここで学校行かなくなったら大変なことになる。なんとかして行かせなくっちゃってママ必死だったんだよ。


そうだったの?嫌いになったんじゃなかったの??陽ちゃん嫌われたと思ってた。でも学校に行けないし。辛かった。
愛してくれてたのーーーー(大泣き)


お互いあの時は辛かった。
私も怖い顔をしていたし、いつも目を腫らしていた。
心配という気持ちはあまり伝わらず、ずっと親に嫌われたと思っていた陽ちゃんは本当に辛かっただろう。陽ちゃんも自分の気持ちが言語化できるようになってお互い話せた気持ち。たまたま訪れた寝る前の数分。この気持ちを話せないまま一生が終わっていたかもしれないと思うと、なんともありがたく尊い時間だった。


中学には行かないよ。
今は勉強もしたくないの。

という陽ちゃん。さて、最高の暇つぶしどうしようかな。

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