あたたかくて柔らかい日の光に包まれるように。

小さな記念日となった。

その活動をサポートしているヒロカズマさんのメールマガジンのvol.001が今朝配信された。彼の活動をひと言で説明するのはむつかしい。肩書きは「自由人」となっているのだけれど、まさしくその通り。

オーストラリアのウィンドサーフィンの大会で優勝していたかと思うと、島田洋七さんやコシノヒロコを招いて1,000名規模の講演会を主催して、そうかと思うとアマゾンの奥地ジャングルを訪れアチュアル族という現地の人たちと交流を図りに行ったりしている。最近では不思議な整体法をみっちりと学んでマスターしつつある。ちっとも動きが読めません( 笑 )。

ちなみに、アマゾンの旅、、いや冒険記を電子書籍にまとめられています。( きっと、きっとだけどぼくは、死ぬまでアマゾンの奥地には行かないであろうはずなので、読みながら貴重な追体験ができました )

( 『アマゾンの旅が教えてくれた人生が豊かになる25の教え』 )

純粋な好奇心に従って生きている。

そんなことばがぴったりと当てはまる人だ。ぼくを含めて多くの人たちは、売上や結果を求めて生きている。しかしヒロカズマさんは、純粋にやりたいことを( 結果を求めずに )やっている。ただただ大らかに、たのしそうに。

だから、ミーティングをしていると頭が混乱してくることがある。たとえば、「メルマガを読んでくれるみなさんに、『自由に生きよう!』ということを伝えたいんですよね?」と何気なく言ったことがある。ぼくは、そうだね、と軽く返事があって話が進んでいくものと思っていた。が、そうはならなかったのだ。

・・・・・・・・・。

沈黙がつづく。ぼくは何がなんだかわからない。「えっ、どうしたんですか?」しばらくして質問してみた。「ちょっと待ってね」さらなる沈黙。そしてヒロカズマさんは、ゆっくりと口をひらく。

「ぼくは誰かにこう生きてほしいという思いはなんだよね。それより、お疲れさま、って言いたい。それぞれなりに一生懸命に生きているんだから。だからぼくには、こうしてほしい、こうあってほしい、という思いはないみたい」

そのことばを聞いたぼくは、しばらく放心状態になった。そのなかでぼくは、、、

何かを成し遂げなければならない。
何者かならなければならない。

そういった観念に縛られ、追い立てられているじぶんを見つけた。そんな彼の顔はずいぶんと疲れ切ってくたびれているように見えた。

ヒロカズマさんのことばは、ギュッとなっていた心なのか体の緊張みたいなものがほどいてくれた。あたたかくて柔らかい日の光に包まれて、固い氷が溶けて水になるようにしてじんわりと。もうしばらく味わっていたかったけれど、仕事中だったため気を取り直して進行をつづけた。しかし、その前と後とではちょっとだけ違うじぶんになっていたように感じる。

そんなヒロカズマさんの伴走ができることをうれしく思います。彼なりの独特の感性を、いい形で必要な人におすそ分けできるようサポートしていきたいものです。

◉ ヒロカズマさんのメールマガジンの登録はこちらより
→ https://twelfth-ex.com/rg/112053/1/

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