やりたくないことは、やっちゃいけないよ

こんにちは、末吉です。


女の子がいました。

幼稚園に通っている年長さんです。

とても優しい子で
いつも周りに気を配って、
お友だちを助けてあげたりしていました。

ある日のこと。

ふとしたことがきっかけで、
無理して頑張っていたことが
お友だちにバレてしまいました。

その保育園は、

自分の気持ちを大事にすること

に、重きを置いて運営されています。

「どうしてそうしているのか?」

その答えを、女の子は
勇気を出して口にしました。

彼女のお母さんは、
2人目の赤ちゃんを産んだばかり。

家でもお母さんを助けるため、

弟のおむつを替えたり、
洗濯物を畳んだり、
ご飯の準備や片付けをしたり、、

もちろん、ワガママも言いません。

そんな話を聞いた友だちは、
女の子にこう言ったそうです。

「やりたくないならやらないほうがいいよ」

女の子は立ち上がって、
大きな声で言い返しました。

「じゃあ、だれがお母さんを手伝うの?!」

泣きそうな顔でこう続けます。

「お母さん、たいへんなんだよ。
 かわいそうでしょう!」

シーンと静まり返る部屋。

「それでも……」

友だちは優しく、
でも毅然と言いました。


「やりたくないならやらないほうがいいよ。ちがう道に行っちゃうよ」



これは、、、

女の子のお母さんが、
ずっとずっと泣きながら、
話してくれたお話です。


あなたは、

やりたくないことを
やっていないでしょうか?


そしてもし、、、

やりたくないことを
やめられないのだとしたら……

お母さんを
(大切な人を)

守りたい

助けたい


という、
優しい気持ちから
なのかもしれません。


ですから別に、、、

やりたくないことをやめられないのは、

あなたが優柔不断だからでも

やめる勇気がないからでも、

ましてやダメな人間だからでもありません。

それで自分を責めるなんて論外中の論外!!

むしろ、、、


それを愛からやっていたかもしれない

優しい自分を受け入れてあげてください。


お母さんのためにと、
必死に自分の気持ちを押し殺していた
女の子のことを思い出してください。


彼女を責める気持ちになるでしょうか?


自分の中にもいるかもしれない
無理して頑張っている
小さな子どものあなたを
柔らかく抱きしめてあげてください。

そして、よかったら、
こう声をかけてみてください。


「君の声も聞かせて」


末吉より

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