職場の歳下の子が不妊治療している。
去年「排卵しづらい体質かも」と検査でわかってそれなりにショック受けてから色々調べたりしていたが、私は自分の状況的に「治療」はできなかった。ぼんやりと妊娠出産育児を望んでいたこともあるし、何というか、それができる機能が身体女の標準装備だとぼんやり思っていたので、ショックはショックだったわけだ。勝手な話だよな〜。
で、ちらっと知識がある&「なかなかできないね…」という気持ちを共有できる人として、その後輩の子は私に治療の話をしてくれていたのであった。が、私が妊娠したことで、その子がどう感じたんだろうと思うと、ソワソワしてしまうわけだ。わかってからも話してくれていたし、変わらず雑談もしてくれていたけど、思うところはたくさんあったろうと思う。
治療のために休んだりする彼女を、快く送り出せないお局もいた。その事で彼女が悩んでいた事、泣いていたことも知っている。私は外野が「子どもは母を選んで生まれてきます✨」と本人に言うのがすごくなんかこう、嫌なんだけど、でも「選ばれたい」と感じている望んでいる人たちに対しては「あなたが選ばれて欲しい」とは思う。（難しい）
お金も労力も体力も精神力も時間も注ぎ込んで、子どもを迎えたいと思っている人たちの願いが叶いますようにと思うと同時に、他人の人生に口を出す輩が滅びることを祈っています。（物騒）

遠距離なので、毎周期でタイミング取れるわけでもないにせよ、それでも3年なんの音沙汰もなかったのに、どーしてこのタイミングで妊娠したんだろう。なんならタイミングとったのは生理の直前だったし、排卵日とは全く違う時期だったんだけど…本当にそういうのってアテにならんのな…としみじみしている。まあちょいちょい生理ずらすために内服したりはしていたから、一定のバランスにはなってなかっただろうし、予測もアテにならない感じだったのかもしれないが……。なんにせよ、よかった、とは思ってるけど、未だに人の親になる自覚が皆無ではある。流石に妊娠している自覚はあるけど、親になる自覚ってなんじゃらほい。周りは「胎動わかるようになったら可愛く思えるよ」と言ってくれてたけど、現在イマイチないですね…どちらかというと夜中に胎動あると「怖ーーー！！！」と感じる。エイリアンと同じなんよ……。モナリザが隣にいて「あ、動いたね」を共有できればまた違う気もするけど…。エコー見るのは単純に楽しいが、可愛いと感じるかどうかはまた別問題だったりするし、自分のことながら面倒というか、難しいわ。
ていうか自分が母になるよりも、モナリザが人の父になるという方がおもろくて草。