ぺっちゃん@

文章を書く練習をするぞ!

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最近の記事

料理は断捨離である。

私は結婚するまで、家に「包丁」というものがなかった。 貧乏だったのではない。料理を全くしなかったのだ。 どういう食生活かというと、朝は菓子パンを職場で食べ、お昼は先輩とランチに行き、夜はコンビニのお弁当かお酒を飲んで帰る。包丁はおろか、炊飯器の登場回数も少なく、調味料に至っては、コンビニに売っている、人差し指ほどの醤油のボトルが1年で使い切ることがないくらいの、自炊レベルだ。 そんな私が結婚し、ようやく重い腰を上げようか、と思ったが、そんなに人は簡単には変わるわけがない。

    • 人に歴史あり。アーモンドミルクが私の歴史に刻まれたとき。

      おはようございます。人に歴史あり。という言葉が好きだなぁ。と愛犬の散歩の途中、冷たい空気と朝の空を眺めながらふと思った。 同じ人生を歩いている人なんていない。 ふと、話し込んだりして、その人の人生を少し覗いて「ほほう」と思った時には「人に歴史あり。だねぇ」とニヤニヤしてしまう。 それがポジティブでもネガティブでも。それが歴史だから。 私も私の歴史を残そう。大した事件や影響なんて全くもってないのだが、これを読んだ人がフフッと笑顔になってくれれば面白い。 今日の私はアー

      • 色眼鏡で見ていたあの人の印象が変わった1冊。

        「ママの大好きなホリエモン、テレビにでてるよ。」 それは心外だ。 「だって、いつもホリエモンの本読んでるじゃん。」 そもそも、堀江さんの顔がタイプではない。そんなこといったら、堀江さんに百倍にして言い返されそうだが。 いつも私が読んでいる本。夫が見た本は、1回目は図書館から借りた本。2回目は購入した本。夫が見ているのは図書館の本と、買った本、同じ題名の本だ。 図書館に行って、借りたかった本は、当時流行っていた、堀江貴文さんの「多動力。」だった。 流行りもあったからだろう

        • 子育ては鏡のよう。

          私は子供が苦手だった。 話は通じないし、わがまま言うし、とにかくキャーキャーうるさい。 独身時代は、騒ぐ子供をみると怪訝な顔をする、いやな感じの大人だった。 そんな私が結婚し、子供を産んだ。 子供を産んで産院から自宅に戻ると、夫と子、私と3人暮らしが始まった。 夫が仕事でいない間、すでに赤子とどうしていいかわからず、朝と夕方のEテレを首も座らない娘に、見せるのが精一杯だった。 そんな娘も歩き始め、拙いながらも会話ができる様になってきた。もちろん、自我も出てきて、扱いにく

        料理は断捨離である。

          人生の正しい選択とは。

          あなたは、リストラの対象になったことはあるだろうか? 忘れもしない、7月1日。明日は本社に出張の日だ。 いつものスケジュールだと、朝7時ピッタリに娘を保育園に預け、その足で新幹線へと急ぎ、東京品川の本社へ向かい、夕方また新幹線に飛び乗って保育園の最終のお迎え19時に娘をピックアップする。いつもの金曜日を過ごす予定だった。 その日の夕方の保育園からの帰り道、上司から連絡があった。 「ガマちゃん。(私はこう呼ばれていた)明日ね、とりあえず来なくて大丈夫。んで、しばらく自宅待機

          人生の正しい選択とは。

          命は風前の灯火の如し

          「お母さん、これでよかったのかねぇ。」 「ねぇ。」 ちょうど、5年前の9月14日。夜中3時ごろ。霊安室での妹との会話だ。 母は、65を過ぎてスポーツクラブに通いだした。父と毎日、車に乗って、スポーツクラブに行き、スタジオプログラムのバーベルエクササイズを好んで楽しんでいた。 これは、孫と遊ぶためだ。毎日のトレーニングの甲斐あって、10キロ強ある赤ちゃんを軽々と持ち上げ、喜んでずっとずっと孫を抱っこしていた。 孫娘の保育園の運動会は、遠く沖縄から飛行機に乗ってやってきた。孫

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          起業することに負けた私

          「私はカラーセラピストをしています」 「私は、ハンドメイド作家をしています」 次は私の番だ。 「私は、専業主婦です」 控えめに、小さな声で自己紹介した。 第一子を妊娠し、育児休職中のことだった。 今まで、朝から晩まで働いていたのに、急に時間がぽっかり空いた。幸い、娘は手のかからない子で昼間はほとんど寝ていた。だから余計に、社会と関わっていない私がたまらなく嫌で、娘が寝ている間は、パソコンで育児休暇中でも何かできないか、探しまくっていた。 そんなときに見つけたのが、先のママ

          起業することに負けた私

          いつもと違うことをやってみる

          いつもと違うことをやってみる。 いつもと同じことをするほうが、慣れているし、しっくりくるだろう。 サーティワンにいけば、クッキー&クリームしか頼まないけど、いつもと違うフレーバーを食べてみると、新しいお気に入りができるかもしれない。ということだ。 あるママ向けのセミナーに参加したときのことだった。 そこで、言われたのが、「行動や言動のパターン(基準)を知ろう」ということ。そして、たまには違うパターンをやってみると、違う世界に出会えるよ、ということだった。 自分のパターンは

          いつもと違うことをやってみる

          言葉は循環する。

          言葉は良薬にも毒薬にもなりうる。 対面のコミュニケーションなら、相手の表情や、声の音程、声色、その場の雰囲気から読み取ったりと、いろんな感覚がフル稼働する。思い違いや勘違いならその場で話し合えるし、嬉しいことはその場で、笑顔でお礼も言える。文字だけのコミュニケーションは、同じようにはいかない。なかなか難しい。 先日、PTA関連で役員の方に、ある確認をしてほしい旨の一本のメール送った。特段、失礼な書き方はしていないと思う。今までのお付き合いもあり、初見の相手ではない。いつも

          言葉は循環する。

          怒りの霧が晴れた瞬間

          生きていると、大なり小なり、許せること、許せないことに遭遇する。若いときは許せないことばかりで、時にはその怒りからくるモヤモヤで朝まで寝られないこともあったが、時を経て、今は許せることの割合が大きくなってきた。のはずなのに、心の隅に、何かがずっとくすぶっていたことがあった。 「刺せるものなら刺してみろ!」 セミの鳴き声が鳴り響いていた、朝の出来事だった。家の中で物騒な怒号が飛び交っている。 父とおじいが、また喧嘩している。頭に血が上ったおじいが小さなナイフを我が息子、父に向

          怒りの霧が晴れた瞬間

          時間と余白と余裕の関係

          「もういい加減、起きたら?」 朝、主人が私に言った。この言葉、30年前にも何度も聞いたことがある。 妹だ。妹は、学校に出る時間の2時間前には起きていた。私は、というと1時間前、45分前、そして最終的には30分前に起きていた。一回では起きない、私は筋金入りの二度寝常習犯なのだ。それは、お母さんとなった今もなお、続いていた。 夜寝る前にまず、スマホのアラーム機能を起きる時間にセット。起きる時間の15分前にセット。そして30分前にセット。ピピピとなったスマホを手に取り時間を確認し

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          手帳に書いたら引き寄せれられるという謎

          「私、手帳に書いたら、このセミナーが名古屋に来たんです!嬉しいです!」 意気揚々と、セミナーでの発表の場で私は言った。 手帳に書いたら夢がかなう!ノートに書いたら月商100万円!系の本を読み漁り、その類のセミナーに足しげく通い、しまいにはその「手帳術」なるものの養成講座に通い、手帳術を教える講師にもなった。 「〇〇さんのセミナーに参加する!」 手帳にこう書いたから、私は引き寄せて、〇〇さんが名古屋でセミナーを開催したのだろうか?いやいや、ただの偶然。でも、その頃の私は「書

          手帳に書いたら引き寄せれられるという謎

          助けてくれたのはひよこクラブ禁止令

          本屋に並ぶ、マタニティ向けの雑誌や育児雑誌。 いつか手に取る日が来るのを楽しみに待っていた。 そして結婚して、子供を授かった。 妊娠期間も今まで通り仕事を楽しみ、子供を産んでも保育園に預けてすぐ復帰する、などと、ワーキングマザーになる夢を描いていた。子を産み仕事に復帰するまで、何の問題もなく過ごす、つもりで。 無事に子供が生まれたが、初めての育児、戸惑う事ばかり。マニュアル通りになるわけがないのに、あの頃はすがる思いで、育児雑誌を手に取って、なめるように読んでいた。 私は、

          助けてくれたのはひよこクラブ禁止令

          娘の記憶に残したい、おじいとリカちゃん。

          私はスティックパンさつまいも味が大好きだ。ニヤニヤしながらスティックパンをほおばるときが一番幸せ。あー。もし私が死んだらスティックパン持っていきたいなぁ。そんなことを想いながらふと、おじいの事を思い出した。 私のおじいは明治31年生まれの享年97歳。戦前戦中戦後の沖縄を生き抜き、文字通り大往生で人生の幕を閉じた。 思い出したのは、そのおじいが亡くなった、夏の暑い日のことだった。 私が物心ついたころにはすでにおじいは80オーバーで、煙草をスパスパすい、サンシンを鳴らし、畑仕

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          「長女だから」に違和感。

          最初に言っておきます。 私は長女です。 巷で言う「長女あるある」にも、当てはまること多し。 でも 「長女大変」「次女以降自由でいいじゃん」的な物言いは 残念ながら共感できない。 最初に産まれたからそりゃ親の期待や初めての子育てで神経質に育てられることは多いだろう。 私も親になり、最初の子はもうそりゃー神経質の塊で。 2008年から2009年にかけてのヤフー知恵袋の私の質問事項ったら、もう。 元気な赤ちゃんの育て方について。2か月の娘がいます。いまのところ、元気に育ってい

          「長女だから」に違和感。

          マウントからのマウント

          苦手な人がいる。 あんまり苦手、と思う人はいないんだけど。 いじわるされたとかそういうのではなくて。 いい言葉が出てこないんだけど 「鼻につく」 でね。考えたの。なんで苦手なのか。 前に、マウントとってんなーと思ったことがありまして。そう思ってしまうと、することなすこと気になる&気に入らないでしょ。だから嫌なんだなー、と思う。 どうしても私も子供だからその人に対して、態度に出てしまう。自分でもわかるからすごくモヤモヤする。 あ。 この、私の、嫌な感じの態度。 マウ

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