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『東京卍リベンジャーズ 描き下ろし新体験展』の写真・感想(前期)

久しぶりに六本木へ。

何を隠そう、『東京卍リベンジャーズ 描き下ろし新体験展 最後の世界線』へ行くために。


こちらの展覧会は、開催が発表されてから既に1年以上が経過。

「その頃までファンでいられるかな?」
とも思ったけど……

正直に言えば多少情熱は薄れたけれど、未だに東リベは好きなまま。体調を崩さず、予定通り行ってこられたことに満足!

メインビジュアルも素晴らしい

備忘として記録を残しておく。

※ 一部ネタバレあり
撮影可能な展示のみ、写真などでネタバレしている。撮影禁止の部分は当然ネタバレ無し


展示内容を写真でお届け!

私は音声ガイド付きチケットを購入。音声ガイドなんて初めて借りたけど、アニメキャラによる展示の説明が面白くてオススメ。

※ 音声ガイドは会場入口でも販売されていた(数に限りがあるらしい)


最初に目に入る展示はこちら。

キャラクターがお出迎え!
朝日に照らされて神々しい

夜はライトアップされるとか。
晴れていると日差しが暑いし、あえて夜に来るのも良いと思う。

最後の世界線の東卍について

不良辞典・山崎が描いたという設定の黒板の絵。

何と言っても一虎が東卍にいるのが感慨深い……!


先に進むと、関東事変でのマイキー登場シーンが3次元に現れる。

2人の間に入って記念撮影も可能

白黒の像(等身大フィギュア)の質感も凝っていて、風になびく髪・トップク・襷(たすき)がカッコいい。


この後は原画展示のゾーン。前期と後期合計で約100点以上、初公開の原画らしい。

個人的に「原画」というものにあまり興味が無いのでサラッと流してしまったけれど、三ツ谷のデザインした服のコマはとても綺麗だった。

和久井先生はファッション的センスがすごい


また、会場のところどころにキャラ1人1人のパネルが。一緒に写真を撮ることもできる。

堂々たる風格の雰囲気のマイキー


マイキーの使い古したタオルドラケンの腹筋を模した展示もあったけど、15年ほど使っているタオルは絶対もっとボロボロのはずだと思う……
(まぁ、多分ギャグ的なものかと)


撮影・録音禁止ゾーンについて

いよいよ「最後の世界線」のストーリー展示へ。

まずは、大きな3画面の「卍天黒シアター」から。

映像なのに布っぽい質感が表現されている
天竺のマークもいいよね!

この「描き下ろし新体験展ゾーン」の撮影・録音は禁止
当然ながら、私も何も記録していない。

ここに関しては公式ツイートを参考に。

こんな形式で物語を聞いたり見たりするのは初めてで、とても面白い試みだと思った。

ぜひ自分の目と耳で体験してみてほしい!

それにしても……最後の世界線で、皆が幸せになる完結をしてくれて本当に良かった。



さて、展示も終わりに近づいた。
ここだけは撮影可能らしい。

3組織による抗争の場面
奥行きの感じられる大展示!
ネタバレだけど、ラフ画だからいいのかな?
連載時のカラー扉絵など。左上が1番好き
皆の名前が!ファンならニンマリするはず


最後にもらえる「来場者特典」のシールは、オリジナルポチ袋に入ってランダムでの配布。

13種類あるらしく、私はイヌピーをもらった。

「ごらいじょうありがたく」の文字が

来場者特典があるとは知らなかったから、なんだかおトクな気分。

(こういうのをチェックしないところに適当さが表れている……)


遊びゴコロ満載の仕掛けたち

会場には、和久井先生ならではのユニークな仕掛けがたくさん。

まず、注意書きにいちいち漫画のコマを使って笑わせてくれる。

服の展示には三ツ谷のコマを配置
必死の千冬がカワイイ
一虎もイジられているw


会場の終わりには大きなマイキーの門があり、来場者が食べられてしまう……

口、でかっ!
意外としっかりとした造り


来場者限定で入れる公式ショップの名前は、ファミリーマートならぬ「マイキーマート」
シンプルなマークも可愛い!

オシャレでレトロな雰囲気
オンライン限定の商品も多数
1つ1つ凝って作られていて、美しい
「カワイイ」に振り切った商品も


チラシにある文字もいちいち面白い。

元ネタは「どうやって死にてぇ?」
ファン待望のペヤング……


レジを終えて店を出るところにあった、ココのATM

最後まで最高かよ……!

大手コンビニATMによく似ている


クスっと笑えるモチーフばかりで、ユーモアと愛情が伝わってくる。

本当に、原作者が作品そのものや読者を愛していると感じた。

「こういう漫画家さんがいるんだなぁ……」
と、漫画好きとしては嬉しい。

だが、これは全漫画家に真似できることではないと思う。

漫画家本人の世界観・考え方・世界の捉え方・生き様が表れる部分だから、余計に。

単にサービス精神が旺盛というだけでなく、「批評を丸ごと受け入れる度量」と「周りの全てを楽しめる余裕」がある。

好きな作品を描く漫画家全員が自分と近いスタンス・考え方を持っているわけではないので、今回の東リベとの出会いは"奇跡"に近いとすら感じる。

和久井健さん、関連スタッフの皆さん、本当にありがとう!


久しぶりの六本木ヒルズ

六本木は何年ぶりだろう?

クリスマスが近いのでツリーが綺麗だった。

しかもハイブランド「カルティエ」のツリーだなんて……六本木はやっぱりラグジュアリーな雰囲気がある。

六本木ヒルズは完成した頃にも行ったのだが、18年後に好きな漫画の展示会のためだけに訪れるとは……

なんだか、時代の変化・時間の経過を感じた。


後期は子どもと訪問予定

「前期と後期で一部展示内容が入れ替わります」という告知が出ているから、後期も行こうと思っている。


今回は1人だったが、次回は子どもと。

訪問は1月上旬の予定。

子どもがどんな反応をするかも含めて楽しみ!

執筆した東リベ記事へのリンク

ちなみに、ライターとして去年一昨年、東リベ記事を大量に書いていた。

こちらのECサイトのコラムページで。


原作漫画のキャラクター紹介を中心に、舞台や実写映画についても。

下記のnoteにリンクを貼ってあるので、よかったら覗いてみてほしい。

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