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その一言…

こんにちは「犬にだけは好かれるタロティスト」チャイです。

先日、久しぶりにバイトをした時のこと。

4日間百貨店でコスチュームアクセサリーのイベントのお手伝いをさせていただいた。

わたしを使ってくださったのは、動物を愛するアラフィフ独身女性のOさん。

動物を愛する友人の紹介で、今回2回目のお手伝いをさせて頂きました。

✴︎わたしの人脈は自然と「動物を愛する」という共通点があるのだ。

以前からOさんの事は知っていたけれど、話す機会がなかった事とわたしの苦手な複数の人がOさんのスタッフだったことを聞いていたので、関わりたくないという気持ちもあり、挨拶程度に留めていた。

✴︎Oさんの会社は海外。日本での仕事はOさんがネット販売や関東中心にたまに地方でのプロモーションでアクセサリーをイベントスペースにて紹介している。
搬入やセッティングもひとりで行っていて大変な仕事だなと思っていた。

今回は、搬入搬出と販売のお手伝いをさせて頂いた。

ある時、わたしが苦手な人のひとりの話をOさんとするキッカケがあり、Oさんが困っていた事を知り少し距離が縮んだのだ。

わたしの家の近くでイベントをやる時は、お願いしたいと言われた。
わたしは、いつもそういうお話は挨拶のひとつだと思う事にしているので、「その時は是非!」と軽く言って別れた。

紹介者の友人も優しい人なので、Oさんも優しい人なのだろうとは思うけれど、苦手な人たちは逆のタイプなので、その人たちと仕事をしているOさんだから、まだ少し警戒はしていた。

そんな時、わたしが仕事を辞めてからの4月。

友人から連絡があってOさんの会社で、わたしの家の近所の二ヶ所の百貨店をお手伝いしてほしいと連絡がきた。

本当だったんだ…と、思った。

有難く仕事をさせていただいた。

余談ですが、今まで出会ったオーナーやデザイナーさんは、比較的売れないとイライラしてわたしたちにストレスをぶつける人も多くて、胃が痛い思いすることもあったのでOさんもきっとそうなんだろうなと覚悟をして仕事を受けた。

しかし、Oさんと一緒に仕事をしていて気がついたのだが、わたしが思っていたより繊細な人だということ。

些細なことに、気遣いがあるということ。

HSP気質のあるわたしには、それがわかるのだ。

何かを要求したり、注意する時などわたしが傷つかないような言葉を選んでいるように感じた。

わたしが、イメージしていた人と違っていた。

人を憶測で決めつけていた自分を反省した。

それから、2度目の仕事を5月にさせて頂くことができたのだが、その時のこと。

このイベントの終了間近、Oさんは60代くらいの女性を接客していた。
明るく楽しそうに話を弾ませているように見えた。

最初は、熱心にネックレスを試着していた。
お客さまも気に入ってお買い上げ頂きそうな雰囲気。
接客は長くなっていた。

後半はブレス、次はリング…と、色んなアイテムを見始めた。

欲しいのはなんなんだろうとわたしもチラチラ観察をしていた。

試着をしては買う気満々のような感想を言ってるように聞こえる。

きっと、何か買ってくださるんだろうなと。

その後、長時間の接客にも関わらず「ごめんなさいね〜」とバツの悪そうな顔で帰ったので呆気にとられた。

お客さまがいなくなってから、ポツリとOさんがこぼした。

「さっきのお客さまに言われたの…」と。

「あなたも大変なんでしょう。買ってあげたいんだけどね…」みたいに言われた言葉がショックだったと…。

「あ〜 さっきのお客さまの言葉ショックだわ〜」とブツブツ言ってた。

えっ?そんなことを言ったんだ…。
わたしも、青ざめた。

あのお客さまは、優しい人なのかもしれない。

このことを…何?なんで?
何がおかしいのか疑問を持つ人もいるはず。
なんとも思わない人もいることでしょうね。

いやいや、

わたしもその言葉はショックだと思った。

ずいぶん、余計なことを言う人だなと思ってしまった。

このご時世大変な人は沢山いるけれど、
見ず知らずの人には言われたくない。

しかも、わたしたちはお客さまに夢を与えるというスタンスでも仕事をしている。

それなのに、お客さまから「あなたも大変なんでしょう。買ってあげたいけれど…」と心配されるのはかなりのショックだと思った。

いつも思う。

言葉って、一言多くても少なくても相手を傷つけるんだなって。

いくら、親切のつもりでも優しいつもりでも…。

わたしは、Oさんと一緒に仕事をしてリスペクトする部分もあり、好きになりました。

✴︎友人とわたしは、Oさんのお家にご招待され、Oさんのお料理をご馳走になった。
その時の動画です。

動画を観るとわかりますが、後から聞いてビックリ!
ガパオライスで使用していたのは、大豆ミートだったそうな。挽肉だと疑わなかったわたしたち。
Oさんは、ヴィーガンだったとのこと。

Oさんのアクセサリーも、自然素材の椰子を使用する地球に優しい素材。発展途上国の雇用にも貢献していて素晴らしい考えなのだ。
わたしが、仕事を受けた理由のひとつでした。

(タロットカード 小アルカナ カップのエース)

他者との関わりから、人との繋がりを大切にすること。

優しさや思いやりをもって、相手に接することができること。

そうすると、自然に自分の周りにも共感する仲間との出会いがあるかもしれないね。

✴︎✴︎✴︎
カップのエースを選んでみましたが、今風の言葉でいうとこのカードは、一番「エモい」カードですね♪

人に対してなら、感情を…情のある人としていたいし、他の面なら感性豊かな人になるために、できるだけ感情をかきたてるようなことに触れていきたいです。

チャイ

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