東京行く時無理な計画立てがち

趣味を聞かれた時、私はいつも「旅行が好きなんです」と答える。
当たり障りがなくて、でも本当に私が好きな事だから嘘じゃない。
同じ目的で同じ所にばかり行っていたりするので、「今まで行った所でどこが面白かった?」とか突っ込んで聞かれるとちょっと詰まってしまうけど。

私が行く「旅行」は、ライブのための旅行が多い。
私の住む県は地図上では日本のほぼ中心にあるけれど、それだけでライブはほとんど開催されない。されたとしてもキャパが2000を切る小さな会場(でも自宅からは徒歩15分くらい)か、10000人入るアリーナ(でも最寄り駅から結構な上り坂を上る)(1回台風で帰れなくなった)か、小さなライブハウスが県内に点在しているくらい。まあでもキャパ的にそのライブハウスではやらないだろうな、主要都市にはZeppがいくらでもあるし。

そんなわけで、私は学生時代からちょくちょく県外に旅行(??)に行くことがあった。
まあせっかく神戸(と言っても夜行バスだったから三宮だけど)に行ったのに食べた記憶があるのは会場になった神戸ワールド記念ホールの敷地内にあった某緑のコンビニのチキンくらいだし、ライブで2日間(1日目はグッズ購入のみ、2日目はライブ)大阪に行ってもご当地グルメなんて1日目の夕飯で食べた串カツくらいで2日目の朝ご飯は会場で売られていた推し考案のクリームシチュー(当時の価格で700円)だったので、「ご当地グルメを食べるのが好きなんです!」とも言えない感じはあるのだけれど。
それでも愛知に行った時だけは、何があってもみそかつ(矢場とんでお弁当を買って新幹線で食べながら帰るのが結構好き)を食べてお土産に坂角総本舗のゆかりorカフェ ジャンシアーヌのぴよりんを買って帰るのが自分の中でのルールだった。ちなみに持ち帰り難易度の高いぴよりんは今のところ百発百中、可愛い顔のまま自宅に持ち帰ることに成功している。コツは可能な限り箱を水平に保つこと、だ。プリンをババロアで包んでいる製法上揺れにも弱いので、新幹線でも揺れないように対策が必要だったりする。

そんな私は、つい先日(自分の中では)結構な大冒険をした。
今回は、3日間に渡る大冒険の話をしようと思う。

4/28。死ぬ気で月末処理を終えた私は、朝持ち込んだ大荷物を持って定時に会社を退社した。
派遣会社の正社員になって、損害保険会社の事故対応部門に配属されてもうすぐ1年。有休も取りやすいし、基本定時だし、人間関係も良好。オタクとして生きていくには都合の良い会社だと思っている。残業が少ない分お給料はちょこっと不安だけど、そこは勤続年数に応じてお手当てが増えるのでそれに期待したい。

予約したバスは19時、今は17時。うん、大丈夫そう。
定時で会社を後にして、まず近隣の商業施設へ。ネイルチップの接着用シールやらリングライトの電池やらお土産やら、買えていないものがちょこちょこあったので最後の買い出し。駅まわりにファッションビルがいくつかあって全部そこで揃うので、18時前には最後の買い物「お土産選び」に着手できた。
お土産は、一番センスが問われる。会う予定のお友達には、事前に好きな味をリサーチしていたので、それを参考にお土産を選ぶ。駅の中で一番大きなキヨスクには、入れ替わりが激しいのか地元民の私ですら知らないお土産の数々と、これから帰るらしいサラリーマンやキャリーケースを引いた家族連れがあふれていて、あぁそうか、早い人はGWかぁとぼんやり考えた。私のお仕事はカレンダー通りなので、GWはもう少し先だ。
今回会うお友達は3人。気合を入れて選ぼうと、大荷物とカゴを手に店内に入った。

難航すると思われたお土産選びは、30分ほどで完了してしまった。
それぞれの好きな味、オタク特有の大荷物に加えられてもさほど苦痛にならないサイズ感、田舎感の出すぎない絶妙なご当地感(これが一番難しい)、そして価格帯。3つのお土産を選び抜いて、私はキヨスクを出た。

まだバスの時間まで30分くらいある。駅のマックで時間を潰そうかな、とも思ったものの、ここのマックはこの時間帯いつも混んでるんだった、と思い直した。案の定混んでいた。
軽く荷物を整理して、お手洗いを済ませて、やっとあと15分。ここでやっと、
「私晩ご飯どうしよう」と思った。気づくのがちょっとどころかだいぶ遅い気がする。
目的地に着くのは22時半頃。ホテル付近の治安を事前に調べたところ夜に一人で出歩くのはちょっと怖そうな場所だった(尚更もっと早く晩ご飯の事を考えなければならなかった気がする)ので、バスの中でご飯を食べようと決めた。コンビニに行こうと思ったその時、キヨスクの前から美味しそうな匂いが漂ってきた。
地元の繁華街にある、朝8時から深夜3時くらいまでやっている焼いたお肉を甘辛ダレにくぐらせてご飯に乗せる、というシンプルなのに本当に美味しいお弁当が売りのお弁当屋さん。ちなみにカツサンドもおいしいらしい。私は食べたことないけど。
毎週金曜日の夕方、駅のキヨスクに出店している、という情報だけは知っていた。でも家からはお店の方が近いし、そもそも実家暮らしだと仕事帰りにお弁当を買って帰るという習慣がない。金曜日に駅からどこかに行くタイミングなんて、今日を逃したらいつになるか。食べるなら今日しかない。
お弁当の入った袋を持って、私はバス乗り場に向かった。同じバスに乗るのか、バス乗り場にはちらほら人がいた。
予定時刻から遅れること十数分、バスは出発した。
22時半過ぎに新宿駅に到着する高速バス。私の大冒険が、始まった。

今回の目的は、4/29にさいたまスーパーアリーナで行われた推しグループの10周年記念ライブ。本当にチケットが取れなくて、一般発売になる前の最後の抽選でやっと取れた時にはもう半泣きだった。でも一般発売のチケットは公演1週間前くらいまで残ってた気がする。

ライブに行く時は、基本的に親に日程と場所を伝えて行く。しかし今回は、その過程を飛ばした。
反対されることが確定していたからだ。
1月に地元で行われたライブに行って帰ってきた翌日に発表された、今回の10周年ライブ。スパンが短すぎる上にこの情勢下に(まあもう下火になりかけている時期ではあったけれど)県外ということで、親からはNGを出されていた。それでも行きたくて、私は今回親にライブに行くことを伝えずに家を出た。
「彼氏の車で東京観光に行く」。それが、今回の私の外出理由だった。
というか、成人して数年経つのに親に行く場所伝えないと出かけられないっていうのももしかしたらちょっとおかしいのかもしれない。知らんけど。

新宿に向かうバスの中で、スマホを開く。この日は、「それSnow Manにやらせて下さい」のゴールデン進出初回2時間スペシャルの放送日だった。テレビでの視聴は叶わないものの、TVerならリアルタイム配信があるため外出先でもゴールデン初回放送を見ることができる。便利な世の中だなぁと思わずにはいられない。
阿部ちゃんのアクロバットや普段と印象の違うヘアスタイルなど、見どころが盛りだくさんだった。次の週は放送をお休みして、次の放送はまた2時間スペシャルらしい。どんな番組だよと思った。(ちなみに2時間スペシャルの次の週も放送はお休みだった。ずいぶん癖の強いゴールデン進出である。)

ご飯を食べて、改めて行程を確認する。
28日、29日はカプセルホテルに連泊して、30日は1日東京を観光する予定にしていた。
29日のライブが終わったらすぐ帰れば良いのにと思われそうだが、これにもそうはいかない理由があった。
私は、今回のライブのためにずっと行きたかったヘアサロンでへアセットの予約を取っていた。服装もそれに合わせて、白のブラウスの胸元に黒いリボン、ピンクのスカート、黒の靴…いわゆる「量産型女子」の服装だった。とはいえ出発時はグリーンのロングスカートにスニーカーだったので、私がライブの時にしか着ない量産型女子の服装にばっちりヘアメイクを施した状態で帰宅したら一発でライブに行ったと家族にバレてしまう。
それを防ぐために、今回は2泊3日の旅程を立てた。
本当は4/30に千穐楽を迎えた「滝沢歌舞伎ZERO FINAL」を地元でライブビューイングしようと妹に誘われていたものの、今回はそちらを蹴って別の形でスノ活をする事にした。ごめんね妹。私も最後にもう一回仇討ち見たかった。(どこでピークを迎えているんだという話)

バスの中でご飯を食べて、CMの度に軽く目を閉じて、を繰り返しているうちにサービスエリアに着いた。混雑回避のため、普段止まる場所とは別のサービスエリアに止まったらしい。そんな事もあるんだ、まあGWだしな、と思った。お手洗いを済ませて、飲み物を買っていなかった事に気づいたので、自販機で飲み物を買う。バスが出発してから、新宿に着くまでは一瞬だった。
22時半過ぎに、新宿に到着した。うっすら雨が降っていた。傘をさす程でもなかったので、荷物を持ってスマホで道を調べながら新宿駅から徒歩10分のホテルに向かう。途中ショートカットなのか細い道を勧められたので、可能な限り街灯があって交通量のある広い通りを選ぶことを意識しながら歩いた。(でも一瞬新宿の観光案内所付近で飲み屋帰りの人がいっぱいいて「あっ怖い!無理!」となった←田舎者)

到着したホテルは「ナインアワーズウーマン新宿」。
都内に数店と各都市に1店舗くらいずつあるカプセルホテルの女性専用店舗(新宿と神田が女性専用店舗)で、洗練されたスタイリッシュな感じのカプセルホテル。
スタッフの方も入り口入ってすぐの所にあるフロントにいらっしゃるみたいなんだけど、基本フロントの扉は閉まってて何かあったらホテル内の色んな所にある電話で教えてねって感じのスタンス。
この「程よくほっとかれる」感じ、私にはすごく刺さった…

チェックインは機械で。事前にネット予約するとメールでチェックイン用のQRコードが送られてくるので、そのコードでチェックイン手続きをする。新宿の場合は支払い時に現金が使えないので要注意。バーコード決済やクレカが使用可能。
内容確認して署名をする場所があるんだけど、書く位置が身長よりもちょっと上めだったので若干晒し者の心地。
チェックイン手続きが終わると、ロッカーの鍵を開けるためのQRコードが印字されたカードキーが出てくる。チェックイン端末のあるスペースからホテル内に入る自動ドアもカードキーのQRコードで開けるので、なくさないように。
あとロッカー内にカードキー置いたまま閉めるとフロントに言ってカードキー発行してもらわないと開かないのでインキーしないようにマジで気をつけてくれよな(経験者は語る)
私は隣のロッカーのおばあちゃんに頼まれてロッカーの上のシューズトレイを取ってあげようとして自分のロッカーをインキーしました マジで担タレ(阿部亮平の話をしています)

ロッカーを開けるとメッシュバッグが入っていて、中にバスタオル、フェイスタオル、バスマット、館内着、歯ブラシが入っている。
館内着は首元がちょっと詰まっているので、髪の毛を洗ってタオルを巻いた状態だと絶対頭入らないよなと思った(実際入らなかったのでねじ込んだ)

お風呂はロッカーと同じ場所に3つか4つくらいシャワーブースがあって、そこでシャワーを浴びる感じ。
シャワーブースはシャワー室の前に1つ鍵のかかる個室スペースがあって、そこに着替えとかタオルとか置いておけるスペースがある。
シャンプー、リンス、ボディーソープはシャワー室の中に。
クレンジングとか洗顔系はないのでメイク落とす人は持っていかないと死を見る
一応最上階のラウンジに自動販売機があって簡単な飲み物と一緒にスキンケアセットは売っているという事になっているものの、私が行った時には売り切れになっていたのでお気に入りがある人は持っていくのが確実。
シャワーブースの近くに洗面スペースも。ドライヤーはSALONIAのホワイト。マットな質感でかわいい。風量あって髪の毛乾かすのも結構早かった気がするなぁ。
コンセントもついてたから持ち込みのヘアアイロンとかも利用可能。女性限定のホテルということもあって朝の時間は混むので、時間に余裕を持って準備をすると良いかも。
欲を言うと洗面スペースに椅子が欲しかった。でも多分椅子置くと回転悪くなるんだろうなとも。

9階にあるラウンジは、大きいテーブルの他に1人用の半個室スペースもあってご飯を食べたりするのにも便利。私は推しへのお手紙を書いたり、ライブから帰ってきて晩ご飯を食べたりランダムグッズの開封をしたりとフル活用した。電話やWEB会議が出来るのも館内では9階のラウンジのみなので注意が必要。
ちなみに自動販売機は現金使用不可。交通系ICとかクレカは使えたはず。

宿泊するカプセルは当然ながら個室で、法令上施錠ができないのでロールカーテンがつけられている。これ上手にやらないと暗闇にロールカーテンをぶつけるガンッとかいう音が響き渡って死にたくなるので気をつけようね。
カプセル内には、枕と掛け布団。枕元にカプセル内の電気の明るさを調整するつまみとコンセント、USBの差込口がついている。本当に枕元な上に充電してるスマホを置く場所も特にないので、延長コードの持ち込みがおすすめ。延長コードを使うと枕の横までスマホを持ってこられるのでゲームしながら寝落ちも可能。

水道橋、赤坂、新宿の店舗には「9h sleep fitscan(ナインアワーズ スリープフィットスキャン)」というサービスがあって、事前に了承をしておくとカプセルの中に搭載されたセンサーがいびきや寝返りを測定して、睡眠レポートを作成して宿泊翌週の木曜日までにメールで送ってくれる(年末年始や夏季・冬季・春季休暇中、GW中はプラス10日くらいかかるらしい)。
これが結構面白くて、心拍数や呼吸のリズムが一定でない時間、10秒以上呼吸が止まっていた回数、異常な心拍の回数、のようなデータも取ってくれる。
1点注意としては、カプセルの頭上についているデータ測定用のセンサーのモーター音がなかなかうるさ…音が大きいので敏感な方は眠りにくいかもしれない。
(割とどこでも寝られる上に眠りが鬼深い私が1時間に1回くらいのペースでモーター音に起こされていたので相当だと思う)耳栓が貰えるみたいなので、気になる人はフロントに聞いてみると良いかも。私はイヤホンで乗り切った。

翌日は10時頃にたまアリでグッズの受け取りを予約していて、9時に新宿駅を出発する予定だったので7時半か8時に起きれば良いかなーくらいの気持ちでいたものの、センサーのモーター音がうるさ大きすぎて6時半には目が覚めていた。(入眠時間と起床時間も睡眠レポートに記載あり)
まあ早い分には困ることないので、サクッと起きて朝の支度を開始。この日のために生きてきたといっても過言ではないので尋常じゃないくらいルンルンで支度をした。前日は目黒蓮くんがCMをやっているジュレーム リラックスのトライアルセットを使ってシャンプー。朝の髪は普段よりさらさらな気がした。アロマティックジャスミンってどんな匂いだよと思ったけどかなり良い匂いだった。ラストノートにムスクが入ってるのも天才。
どうでも良いんだけど目黒蓮マジでいつ見てもビジュ良くてびっくりするよね
個人的に今のトリリオンゲーム期間中のビジュ死ぬほど好きなので一生それでいてくれ と思っている
シャワーブース内の脱衣スペースで着替えをして、メイク等含めて8時くらいにはすべて完了していた(早すぎる)
連泊の場合カプセル内は消毒清掃の為私物の残置はNGだが、ロッカーは滞在中同じロッカーを使うのでその日の日中使う物だけ持って歩けるのはとっても便利。
入口付近にあるカードキーを入れるポストにカードキーを入れるとチェックアウトになるので、連泊の場合は間違えて入れないように注意。連泊の場合は日中もカードキー持ち歩いてね。
私もそれを知らなかったので、フロントに確認取ってから自分のパスケースにカードキーを入れてホテルを出発。新宿2丁目の飲み屋街にあるホテルなので夜通った時は結構人がいっぱいいて怖いな…という感じがあったのだけど、朝だと全然人いなくてそこまで怖くはなかった。
お気に入りのジルバイのビジューロイヤルトートと、ペンライトとリングライトが詰まったサブバッグが今日の相棒。ジルバイのバッグは、社会人になって初めて買った大きなお買い物だったので、もう3年~4年くらいの付き合いになる。当時の価格で12000円くらいだったと思うんだけど、なんだかすごく大人のお姉さんになったみたいで嬉しかったのを覚えている。
そのバッグを持って新宿の街を歩くのは、なんだか心が踊った。
土曜の朝8時前、旧甲州街道を歩く人はまばらだった。通りの看板を見ながら、フィーリングで新宿駅まで向かってみる。新宿の伊勢丹には行ったことがあったから、何となく駅まで迷わずに行けるような気がした。
乗り換えに迷うことも考えて早めにホテルを出ていたので、駅までは余裕を持って到着できた。券売機の上の路線図を見て、目が点になった。

「は?????????」

東京の路線図は、JRと新幹線と私鉄が1つ(しかもJRとまったく別の場所に駅があるので迷いようがない)の私の地元とはわけが違う。
いろんな色の線が入り組んでいて、マジで何がなんだか分からない。
東京メトロと都営新宿線って何が違うの??????東京メトロはJRとは別の管轄??????全然分からんのだが???????たまアリってどうやって行くの??????
乗り換えが必要な事すらも券売機付近で行き方調べて初めて知った。事前にもっとちゃんと調べなよと思った。(自分に)
それでも早すぎるくらいの時間にホテルを出ていたのが功を奏して、ちゃんと調べて改札を通ってもまだ全然時間があるくらいだった。ドキドキしながら券売機で切符を買って、まずは埼京線で赤羽へ。ホームに行ったら既に痛バを持ったオタクさんたちがいて、一気に現場の実感が沸いてきた。会場付近行ってもそこまで実感は沸かないんだけど、道中でオタクさんを見かけると急に実感が沸いて胸が苦しくなる。
赤羽で電車を降りて、今度は上野東京ラインに乗り換えてさいたま新都心駅へ。
さいたま新都心に近づくにつれて車内がオタクだらけになるの最高だった。やっぱ現場ってこうじゃないと行った気しないよね(まだ行ってない)
さいたま新都心で電車を降りて、たまアリまでの近さに驚いた。会場最寄りとはいえ、そんなに近いんだ????と思った。私の地元のアリーナにも見習ってほしい。
駅の周りもコンビニとかカフェとかショッピングモールとか(駅前にショッピングモール!?!?!?という感覚だった)あってちゃんと栄えててはぇ~すげえな~と思いながらとりあえずグッズの受け取り。今回は割とグッズ抑えめだったと思うよ。いつも爆買いしてた缶バッジが品切れしてたからね。歴代衣装のキーホルダーというやつがあったので買いました。かわいかった。
今回はメインビジュアルとかがなかった関係でショッパーがもらえなかったので、そんな気がして持ち歩いていたグッズのエコバッグに全部突っ込んだ。普段だったら告知の段階で「○○円以上でショッピングバッグプレゼント!」って書いてあるのが書いてなかったので、今回はもらえないんだろうなと思った。

グッズを受け取って、さいたま新都心駅の券売機でSuicaを購入。シティーガールみたいだね!(という発想が田舎者)
3000円くらいチャージして、また赤羽まで上野東京ラインで戻る。このくらいのタイミングで一緒にライブに行く子から新宿駅着いたよーって連絡が来たので、秒で戻るので待っててくれと返信して埼京線で新宿へ。バスタ新宿の待合スペース内のパウダールームで合流。丸4ヶ月ぶりに会えて嬉しかった!お喋りしながら私のアイメイクをしてもらった。私の目周りの工事をしたいから下地だけして目周りは無加工で来て欲しいと言われたのでファンデしてフェイスパウダーしたところで私の今日のメイクは終わっていた。皮脂崩れ防止のイニスフリーのノーセバムパウダーもちゃんとTゾーンに仕込んだ。
「すぐ白目剥かないのー」とか言われながらアイラインとかシャドウとかしてもらった。私自分だとそんなにアイラインとか上手に引けないのでシンプルに尊敬。というか量産型女子の服装好きな割に量産型メイク出来ないので要練習だなとずっと思っている。
メイクが終わったらバスタ新宿のファミマでご飯を購入(結局コンビニ)。ホットスナックを食べながらヘアセットを予約していたお店に向かう。
今回ヘアセットをお願いしたサロンはこちら!

オタク女子には結構有名な歌舞伎町のヘアサロン「groove groove」さん(通称「ぐるぐる」さん)。ホットペッパーだと1か月前から予約可能で、1か月前の時点で結構予約いっぱいになってた。今回は奇跡的に予約が取れたので、こちらのサロンでヘアセットを依頼。前髪カットとヘアセットのクーポンがあってとても助かった!
前髪カットには個人的なトラウマがあって、私は自分で前髪を切れない(現場とか大事な予定の前は特に)。ヘアセットにプラスして頼むとなるとお金もかかるので、ヘアセットと前髪カットがセットになっているのはありがたかった。
オタクの美容師さんたちとお話しながら、へアセットを受ける。今回は10周年という事で、今までずっと「やってみたいけど20代でやってたら痛いかな…」という理由で泣く泣く諦めていたツインテールに挑戦してみることにした。とはいえ高い位置のツインテールはさすがに抵抗があるので、耳ちょっと上くらいの位置でツインテール。リボンも持ち込んで、オプションのパールピンも使ってもらって可愛く仕上げてもらった。
そしてこちらのサロンの私的最大の特徴は、フォトスペースがあること。
かわいいドレッサーやピンクの壁で、出来たばかりのかわいいヘアメイクの写真を撮影する事が出来る。私の担当の美容師さんがとても優しい人で、私が持っていたぬいぐるみやアクリルスタンドの位置を微調整して可愛く見えるように撮影してくれた。

顔めちゃくちゃ半笑いなので隠しますね

手めちゃくちゃクリームパンで笑う。もちもちだね。

ヘアセットの台とは別で撮影ルームの中に椅子が用意されていて、入るだけでちょっと心が躍ってしまう。
ちなみに不定期で撮影スペースもリニューアルしていて、日々かわいいがアップデートされている。(私が行った直後にまたリニューアルしたらしい。インスタで一部見られました。新しいスペースもかわいかった…)
価格帯も都内としては全然高くないので、東京の現場の時はリピート確定だなと思った。またホットペッパーのポイント貯めます

へアセットが終わったら、プリクラを撮りに近くのゲームセンターへ。この格好で歌舞伎町近辺歩くの結構ドキドキでした…
一番街の入口ゲートの近く通りました あの赤いやつ テレビでしか見たことなかった…
ゲームセンターのメイク用スペースでネイルチップをつけて撮影…と思ったんだけどめちゃくちゃ喋りながらネイルチップつけてたら結構時間ギリだったので新宿駅に向かうことに。プリクラ撮れなかったのが今回唯一の心残りです…

新宿から埼京線と上野東京ラインを乗り継いで、私は朝ぶり2回目のさいたまスーパーアリーナへ。人がマジで多かった
正面のサイネージに10周年のロゴが表示されてて、みんな写真撮ってました。
私たちの席はスタンド500レベルとかいう意味分からん天井席だったので、貼り紙に誘導されるまま外階段を上がって上に行きました。なんかゲートの関係なのかバックステージとか非常階段とかの類じゃないのこれ???行って良いの?みたいな所も通りました。開演5分前くらいに席に着いたよ。この2人連番するといつもギリギリだね。

ライブはマジで最高でした。今回は4人楽曲、ソロ楽曲、ユニット楽曲(2人ユニット×2組)と4人衣装、個人衣装の投票を募って人気の高かった曲と衣装でセットリストが組まれてたんだけど、オープニングで私が見られなかった2017年夏のツアーの海賊衣装着てて頭おかしくなるかと思いました 初参戦が2017年のハロウィンパーティーだったので夏のツアーはギリギリ行けなくて海賊見られなかったのです そこからは毎年夏のツアー行ってるんだけどね
推しが海賊船の船長なんですー!!!!グループ内で一番ちいさくて一番年上なのかわいい
衣装チェンジしたら2017年のハロウィンパーティーで着てた化け猫のコスプレしててひっくり返りそうでした 両方私が投票したやつじゃん!!!おかしくなりそうだった!!
初めて聴けた曲も多くて楽しかったです やっぱり声出せると生きてる心地がして最高だね!
普段だと大体2時間半、長くても3時間くらいで終演になるんだけど、この日は4時間近くになってびっくりでした 15時開演でアンコールの時点で18時半とかでした

本当はフラワースタンドとかお手紙とか今回から規制解除されたものもちゃんと撮りたかったんだけど、一緒に行った子の夜行バスが21時新宿発で結構時間ギリギリだったのでお手紙はスタッフさんに預けて、19時半か20時くらいにたまアリを離れました。

当然そんなバタバタだったので2人でアフターとかもできなくて、一緒に行った子はお昼ご飯買ったバスタ新宿のファミマで、私は帰りの上野東京ラインの車内で吊り革に掴まりながらホテル近くのココイチでカレーのテイクアウトを注文しました。ライブの日の夕食ココイチなのじわる 美味しいから良いよね!ココイチ大好きだし!
私のお気に入りは、チキンにこみカレーに豚しゃぶトッピング(たまに豚しゃぶカレーにチキンにこみトッピングもやります。金額どっちでも一緒なので)です。チキンなのか豚なのかよく分かんない状態にして食べるのが最高…
舌がガキなので甘口だし福神漬は毎回なしにしてる。

ホテルから近いって書いてたのにちょっとひとけのない裏通りみたいな所通って行くことになったの普通に怖かったな!Google マップ信じて歩いたけど「ねえこれ本当に大丈夫!?!?!?」とはずっと思ってた

カレーを受け取って、徒歩数分のホテルに帰りました。とりあえず諸々後回しにしてそのままラウンジに直行して、さっさと晩ご飯。ココイチのカレーいつ食べても美味しい…ありがとう…
ご飯を食べたら、お片付けしてシャワーを浴びて翌日の支度。翌日は朝チェックアウトして荷物を新宿駅に置いてこないといけなかったので、ある程度荷造りをしてから寝ました。2日間でゴミも結構出たし、翌日使うものなんてメイクポーチとアイロンくらいだからね。先読みできるようになったなんて成長したわね私。

翌朝。ねむすぎて8時半に起床。
でも前日に荷物まとめてたからそんなにバタバタしなくて良かった。
服を着替えて、メイクをして、前日に切ってもらった前髪をアイロンで巻いたら、準備完了。いっぱい歩く予定だったので、量産型女子の装備ではなくロングスカートにスニーカー。バッグだけジルバイ。

入口付近のポストにカードキーを入れて、ホテルをチェックアウトする。
そのまま1日目の夜来た道を辿って、新宿駅に戻った。
バスタ新宿の待合室付近のコインロッカーがまだ空いていたので、荷物を収めて出発。ホテルのプランに朝ご飯がついていなかったので、新宿駅すぐ近くのウェンディーズでポテト食べました。だから東京来てんのにチェーン店行くのやめなって。

実はこの日も別の活動者さんを推してるお友達がたまアリに来ることになっていたので、私も会いにいく約束をしていました。つまり2日ともたまアリスタート。拠点を池袋とかにした方が楽だったかもしれない。田舎者なので許してください。

ちなみにこの日の私の(朝の時点での)行動予定を簡単に。
たまアリでお友達に会う→赤坂ですのすのだるまと写真を撮る→舞浜で妹のお土産を買う→適当に時間を潰して新宿から高速バスで帰る
というコースを予定していました。東京は何度か来ているとはいえ不慣れなので、まあ無理なく…という感じで。

すのすのだるまは前日まで風強い予報だったのでバルーンの立ち上げが遅くなるかもしかしたら中止かも…とかお知らせが出てて朝の時点で立ち上げしないってお知らせ出たら行くのやめよっかなーとか思ってたんだけど、朝見た感じお知らせは出てなかったので行ってみることにしました。

赤坂に向かう電車の中で、アルバムのゆり組の広告が赤坂にあると知った私。
私も妹もゆり厨(しかも妹は結構重度)なので、これはいかなきゃだなと思って詳細な場所を調べたところ、「赤坂見附駅からサカスに向かう途中」って書いてあってそれを信じて赤坂見附で降りて歩いたら通りが1本違いました 闇堕ちしそうだった
このタイミングで天気ちょっと怪しくなるしさー 怒りそうだったわよちょっと

サカス広場に入るのにも道が分からずもたもたする私(田舎者)
ラヴィットミュージアムは超混んでたので断念しました そしてラヴィットミュージアムの真裏がサカス広場!ハァ!情緒が死ぬが!
撮影待ちの列結構並んでて時間かかるかなーと思ったんだけど写真撮るだけだしスタッフさんがすごくちゃんと整理してくださってて割とスムーズでした

並んでて私たちの撮影のタイミングになるちょっと前に雨降って撮影のタイミング中に止みました 誰だ岩本照連れてきてすぐ連れて帰ったのは

ヨッ!浮かれポンチ!

ぼっち旅だったのでカメラマンがいなくて詰みかけました 前に並んでた康二担のお姉さんにお願いして撮ってもらいました あぷこじ!
せっかくならと思って自担と同じポーズで撮ってもらったんだけど後で写真横に並べてみたら自担の腕すのすのだるまの腕より上にあってこれが身長26cmの差ですか…と思いました
こういうので同じ構図すると阿部ちゃん背めちゃ高くて頭バグるんや

この後ショップでラヴィットのクリアファイルをお土産に買って舞浜に移動しようと思ってたんだけど、なんかクイズラリーやるとそれスノのポストカードもらえるって書いてあって1人で淡々とクイズラリーしてきました。
ポストカードもらってからラヴィットのクリアファイルもちゃんと買った!フリップ風のとクイズのワイプ風のやつ 私はフリップのを会社で使っています
月末に請求書とかの処理する時に請求書ためておくファイルにしてます

赤坂から舞浜までの移動が何気に時間かかった 舞浜って改めて便の悪いところにあるなと思うなどした 普段は車か駅から直行の夜行バスで行くことが多いので…
舞浜では、ウォルト・ディズニーのスーベニアメダルと限定デザインのフリーきっぷを買いました。パーク行きたすぎて泣きそうだった 次いつ行けるんや

舞浜から帰る電車の中で、「アルバムの広告阿部ちゃんだけでも見ときたいなー」となった私。渋谷にあべさく、青山通り外苑前にあべふかがいると分かった私は、ここから暴挙に出ました。

「渋谷であべさく見て外苑前であべふか見て新宿からバスで帰る!」(現在時刻17:15)

バスの時間は19:05。
今考えても、地の利ほとんどない場所で乗り換え間違うリスクもあるのに、そんな暴挙に出てちゃんと間に合って帰ってこられたの強運でしかないなと思います。

まぁあべふか撮った時点でだいぶ時間ヤバくて駅までダッシュだったんですけどね
超元気っ子!(なお翌日全身筋肉痛で仕事がまともにできなかった)

こんな感じで、私の2泊3日首都圏の旅は終わりました。
19時過ぎの高速バスで地元に帰って、最寄りから家まで歩こうと思ったんだけど疲れすぎて無理だったのでタクりました ワンメーターだから許して

ちなみにこの旅行から帰った直後くらいに数億年悩み続けてたLQD FLASH(あべふかだてモデル)を買いました
第4弾のカルメンもしっかり買ったよね!
これ自担のATMなのかABC-MARTのATMなのかどっちなのかしら 考えたら負け?

ちなみに6/11に東京ビッグサイトで開催されるサンリオの完全招待制イベント「サンリオフェス2023」の入場チケットが当たったのでまた東京に行きます!今回は妹子と一緒!
妹子は館様寄りの箱推し(重度のゆり厨)なので、渋谷のジャニーズショップ(2人ともまだ原宿にあった時に大昔行ったきり)と6年4組渋谷分校、赤坂のラヴィットミュージアムにも行きます また無理のある計画立ててない?
ジャニショに向けてまだ写真持ってないのに硬質ケースデコしてます 昨日もケースの周りに貼るためにオーガンジーリボン3mなみ縫いしたよ 後半修行だった
妹子高校家庭科部でめっちゃ器用だからすごいクオリティのケース作っててビビった 赤と黒のかっこいいやつ すごくロイヤルだった(?????)

6/11の東京も多分楽しいはずなので書くことあったら書きます!

#わたしの旅行記

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