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KEYTALK 「Rainbow」初聴きレポート

M1. 「ワルシャワの夜に」
イントロから様子がおかしい。パリピだった前作前々作とはまるで違う

クールでちょっとワイルド。夏ソングより断然男気感じる。

ダンスチューンは揺れる感覚だし、KEYTALKに疾走感って実は新鮮かもしれない。

M2.「暁のザナドゥ」

これがリード曲になる今のKEYTALKはやはり様子がおかしい。

でも武正ギターの目立ち具合でもう他でもないKEYTALKの曲。

ムーディだけど歌詞は結構遊んでる
義勝的大人パリピな部分はあるかも

比較対象はオーラルのShala La

M3. 「ロトカ・ヴォルテラ」

KEYTALKのライブ巧者っぷりに拍車をかける新しいキラーチューン。

単曲でもだいぶインパクト強かったけど、
前2曲のクールビューティーを完全に引き継いでさらにパワーアップしている。

サビの掛け合いもバッキバキの演奏もどっちも全面に出まくってるのがおかしい。

無理に踊らせなくても、4人のマジの演奏で魅せれば勝手に踊るんだわ。

M4. 「セツナユメミシ」

一転して「和」

前半3曲とのギャップがすんごい

このサビの義勝の高音は心地良いですね。

CメロからめちゃくちゃKEYTALK節を感じる。

M5. 「nayuta」

イントロのがクセがスゴい。さすが武正曲

このイントロでサビから始まるってめっちゃアガる。

そして中盤で1回爆走します。

この曲も輪廻感ある。義勝作詞武正作曲の化学反応。

総じてキッズ歓喜俺歓喜なライブチューン。

ドラムは大変そう。

M6. 「雨宿り」

トレーラーで聴いた時から名曲感出まくってた。

義勝ソロボーカル。キーの低さに惚れる。男でも惚れる。

切ないヒーリングミュージック。

M7. 「黄昏シンフォニー」

シングルで出た時は「ん?」ってなったけど、

アルバムで良いポジションにハマる。
王道のポップスもたまにはええかってなる。

義勝曲の少し影と湿度のある感じとの対比も良き◎

雨上がってここでいっぺん虹かかった。

M8. 「テキーラキラー」

バカっぽいなーと思った通りバカっぽかった。

雨上がって虹上がって良い感じにエモくなったムードを良い意味でぶち壊す。

そしてまたクールな夜の世界へ。

M9. 「ミッドナイトハイウェイ」

曲名が圧倒的に優勝。

そして絶対言ってはいけないことを言います。


「夜の高速で聴きたい!!」まんまな感想。


シンプルなAメロから1段階ずつギアを上げていく感じ。

これでも十分駆け抜けてるのに次の曲の布石になってしまうあたり、このアルバムかなりの傑作。

M10. 「Rainbow road」

アルバムのタイトルも含まれており、そして1番期待していた曲。

お見事。期待通り期待以上。


弾き語りからのシンガロングからの2ビート、

今のKEYTALKがガツガツのメロコアをやっている…!!

間に巨匠の聴かせる英語詞を挟んでブチ上がるビートの応酬。急旋回しまくるジェットコースター。

ライブハウスでめちゃくちゃに盛り上がって欲しい。

でも、この曲のKEYTALKらしい部分は、ライブハウスより絶対デカい会場の方が似合いそうだということ。

アルバムの沸点かつクライマックスの幕開け。ツアーではこれがラスト飾るんじゃないかな。

M11. 「旅立ちのメロディ」

毎作歌モノにこだわる巨匠のソロボーカル。

「ミッドナイトハイウェイ」から3曲続けて巨匠曲。

そしてロック→パンク→歌モノという流れ。

前作は4人作詞作曲でいろんな振れ幅を表現していたけど、
今作はツインボーカルがそれぞれ1人で振れ幅めっちゃデカい曲を作っている。

M12. 「FLOWER」

スケールの大きい曲ではないけど、ラストに相応しい。
ほっこりハッピーエンドなナンバー。

メロディーがとにかく安らぐ。

序盤の義勝ボーカルがめちゃくちゃ良いです。

ロックも散々楽しませてもらったし、
ポップスとしてもどんどん飛躍していくと認めざるを得ない。

KEYTALKは国民的ロックバンドになるべき存在。

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